こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
春季キャンプ終了、ってことで、コラム記事を書きたいと思います。
■「目立たなかった」からこそ、良かった。
今年の春季キャンプ、私はとりあえず「良かった」という印象を持っています。
で、その具体的な良かった点というのは…私は「目立たなかったこと」かなと思っています。これは、野手・投手、どちらにも言えることかなと思います。では、どう良かったと思うのかを以下でお話しします。
■岡田の故障が「目立たなかった」。
例えば、前半で起きたアクシデントで最も大きなトピックと言えば、やはり岡田の故障だと思うんですよね。
正直、ケガの一報を聞いたときは…ゲー、ヤバいな…って思ったんですよね。治りが不明瞭になりやすい脇腹だから、相当に時間かかっても不思議ではないな、と思いました。
ですが、結果的にこのことが競争にきちんと繋がったように思うんです。特に、岡田の場合は一塁かレフト…ってことで、正直な話「ずっと観察していないといけない戦力」か、と言われれば、まったくそうではない「計算できる戦力」。だからこそ、むしろ「いない」という状態が首脳陣の「構想する頭」を柔らかくさせた側面もあったと思います。
その結果、アピール出来てきて外野起用をある意味で「勝ち取った」宗、野手転向間もないながら打撃でいいものを見せている根本、途中で惜しくも二軍行きになりましたがホームランで魅せた杉本など、監督は「物足りない」と言いはしましたけどそれなりの収穫に繋がったと思うんですよね。
結局、キャンプ終了まで「岡田を呼ばないと…」みたいに思わなければいけないような焦りはなかったんじゃないですかね。このことはもちろん岡田にも火を点けると思いますし、相乗効果に繋がったように思います。
■田嶋を必要以上に「目立たせなかった」。
続いて投手陣では…やはり記事になった数を見ると最大の注目はドラフト1位ルーキー・田嶋に集まっていたと思います。
が、田嶋が際立ってキャンプ中「目立ったか」と言われると、正直そんなことはない…というか、まだそういうことが起きるほど登板やらしてないと思うんです。言うても紅白戦登板も一回だけ、しかもそのときはむしろ課題が浮き彫りになった格好でしたしね。
で、記事になった数はもちろん多かったんですが、基本的には「練習内容」が中心で、スカウトを恐れさせた、みたいな際立って他球団にマークさせるような内容がほぼ出てこなかったのはある意味で収穫だと思うんです。気持ちの面で、無理に頑張ろうとする動きも抑えられると思いますしね。実際に、オーバーペースにならないように、首脳陣も配慮していましたし。
田嶋はオープン戦では、あまりパの球団には見せないように投げさす感じになりそうですが、それもいいかもなと思います。必要以上に騒がれずにシレっと開幕を迎えて、そこから大騒ぎさせればいいと思いますしね。
■「目立たない」ポジションながら、光った金田。
その一方、もちろんキャンプで印象に残った、目立った選手もいます。私がピックアップしたいのは…この方ですね。
金田、ずーーーっといいですよね。ポジション的に「目立たない」ところを担当している関係もあって新聞記事にはあまりなっていませんが、ボールも強いし、変化球もしっかり切れていて、昨年の今頃と違ってコントロールも良好で、安心してみてられるなーと思います。昨日もあんだけの悪コンディションでも、結果をきちんと出してくれましたしね。
それこそ、今の感じであれば7回の男や8回の男も見えてくるかも。長いイニングも投げてくれるだけに、起用がなかなか難しい面はあると思いますが、活躍に期待したい選手の一人だと思います。
■シーズンの始まりはすぐそこに…。
さて、いよいよ明日からはオープン戦。
いよいよ、本格的なシーズンの始まりはすぐそこ。楽しみに試合を観ていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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目立たないのが逆に良い。確かにありますね。
とりあえず、首脳陣には不測の事態を想定した対策をきっちりして頂きたいです。
防ぎようが無い事態、はいくらでも起きますからね。
ゆうさん
コメントありがとうございます!
思えば、去年や一昨年は悪目立ちがひどかったですしね…。そりゃ厳しいわな、と思います。
今年は主力がわりときちんと頑張ってくれていますし(身体ができてない系のしょーもないのがなかった)、若手もしっかりやってくれていると思います。
今年こそは、と思いますけどねー。ちなみに本文では言及しませんでしたが、捕手陣の元気さも地味ながら大きいと思います。