こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。

本日はコラムをお送りいたします。
本日のテーマは、中島裕之内野手です。

■あかんかったら、叩いてください。

このように語っていたのは、昨年入団時の中島裕之。
今思えば、既にこの時点で「フラグ」は立っていたのかもしれない。

…実は、昨日の時点では、少しは擁護できるようなコラムを書こうかな、と思っていた。
ケガの経過がもしかしたらダメなのかな、とか、調子が悪いのにずっと起用する代行が悪いとか、そういう論調を中心で書いてもいいかな、とか思っていた。

しかし、皆様ご存知の昨日の報道で、そのすべてが吹っ飛んでしまった。
本当に本当に、情けない限りですよ。

■まぁ、使う監督が悪いんやんな。と思われる無惨な成績…

思えば、今年のナカジは走攻守、すべての面で無惨だった。
走れば肉離れ、打てば打率.240、得点圏打率はさらに低く.212、守ればファインプレーなんざほぼないと言ってもいい状態で、エラー10個、ディクソンの足を千切れるほどに引っ張ったこの試合を筆頭に、ボーンヘッドは数え切れない。
…正直、本人を叩く気にもなれないような惨状である。
（こんな成績なら、普通は「使う監督が悪い」と言われる。）

夏場から上げていくという宣言をしながら、7月.232、8月.237、9月以降は.174。
まぁ、使う監督が悪いんやんな。打ててないのは誰が見たって分かっていたこと。

■野球に集中するためと本人は言っていたけど、だったら野球に集中して成績残さなアカンよ。

ただ、この不振の原因が「ケガ」や「スランプ的なモノ」ならまだ我慢できた。
治れば、なんとかしてくれる…少しのきっかけで変わってくれる…意地を見せてくれる…
こういう風に考えることもできたからだ。

でも、昨日の報道を見る限り、私的な事情を抱え込んで自分ひとりで勝手に追い詰められて不調に陥ったとしか思えない。
発表遅れは、野球に集中するためと本人は言っていたけど、だったら野球に集中して成績残さなアカンよ。

ひとりで悩んで成績が残らず年間通じて迷惑をかけるのと、子供ができましたっていう話題で一時的にマスコミの目が向くのと、どっちがチームにかかる迷惑が少ないか。
少しも考えなくても、ナカジのトシならわかっていなきゃいけないと思うんですよ。

もっと言うと子供を作る気があったなら、サッサと結婚してなアカンと思うのよ、私はね。
散々引き延ばして「生まれちゃった婚」なんて報道されて、こんなの相沢さんも傷つくやろ。

↓ちなみに、相沢さんはこの方です。

■「オリックスはしょうもないチーム」。

そしてこちらもご存知かとは思いますが、ナカジには専用の応援歌が作られないまま、シーズンが終わった。
他球団から移籍してきた移籍一年目の選手に使われる汎用テーマが使われていたが、これが「バファローズファンがいま、ナカジに対して思っている評価そのもの」ということだと思う。
（ちなみに、同じ移籍組の小谷野には専用応援歌あり。）

正直な話、この件での遺恨問題などあり、チームの一員となることに私は肯定的な気持ちを持ち切れなかった。
当時、そういうお前がしょうもない選手や！と強く憤ったことを覚えている。
※ちなみにこの翌年にも、ビーンボールで乱闘があった。

※当時、ライオンズとは他にもディー・ブラウンの鈴木郁洋への「完全アウトのタイミングでのホームタックル事件」など、事あるごとに問題が起きていた。

成績で見返してくれたら、水に流そう、と思っていたのに、フタを開けてみたらこのザマかい…
本当に、心の底から見損なった。
能力面に対する期待は当然あっただけに、ね。
ファンサービスだけ一生懸命やられても…ね。

■本来のナカジは、「頼りにしかならない」男。

ただし、今のナカジへの私の評価が最底辺であることを考えたら、もう上がるしかないと思うんですよね。
年俸は、3.5億。このまま終わることは、絶対に許されない。

幸い、今回の発表で一つ肩の荷がおりて、また、新たな家族のためにも頑張ろう、というモチベーションができたと捉えることもできると思う。

本来のナカジは、こんなもんちゃう。
東明に宣言して打ったこの一発を初めとして、むしろ頼りにしかならない男のはずだ。
相沢さんも、このように言って、頼りにしとるやんか。
（全盛期は、それこそこういう活躍が「いつも」という状態だった。）

来年こそは、最低.280、20本、80打点は頼むで！
もちろん、年俸額を考えたら、これでも足りないぐらいなんやで。
本来の力を、ぜひとも見せてほしいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！

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