【管理人コラムVOL.62】去年より「得点能力」に手応え。(オープン戦振り返りコラム・野手編)

こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。

オープン戦終了、ってことで、コラム記事を書きたいと思います。
今日は野手編をまずお送りします。

■「打線が低調なんだよなぁ」。

オープン戦の放送でよく聞いたのは、実は藤井コーチの「打線が低調なんだよなぁ」という嘆き情報。

おそらくこれは、単純な話「打線が爆発」と言える試合がほとんどなかったことや(確かに二ケタ安打は少なかった)、調整の遅れた岡田、安達の不調、っていう二点がかなり気になっているからかな、と思います。実際、オープン戦の総得点54は9位タイと、それだけを見ると「楽観視」までするのは、コーチという立場を考えるとヘン、ではありますしね。

ただ、正直見ている側としては、今年は野手、イケるんちゃうの?って思っているんですよね。その理由ってのが、タイトルに挙げた「得点能力」の改善。つまりは、少ないヒットで点を取っていけてると思うんです。

■「足」の改革がついに身を結ぶか。

その少ないヒットで点を取れる要因は、やはり「足」の改革がとにかく大きいと思います。オープン戦の盗塁数は堂々12球団1位。既に昨シーズン全体の3/2近くも決めてますもんね。紅白戦の辺りはようけ失敗してましたけど、オープン戦に入るといい側面の方が目立つようになっていったと思います。

で、そういうスピードが目立つようになった要因は、やはりトップを飾ってもらった宗。そしてルーキーの山足だと思いますね。

まず宗はもう、言うに及ばずですよね。4盗塁を決めた俊足に加え打率3割を達成しただけでなく、OPSが.962と、平均的なスラッガーよりも優れた数字を叩きだしましたもんね。それこそ、バファローズの野球を根本からレベルアップさせられる可能性のある存在だと思います。

また、山足も後半ちょっと息切れしてしまいましたけど、ケースバッティングなどで賢くポイントを稼ぎ、さらにパンチ力もそこそこと、使いやすい選手だなという印象を与えてくれました。大城に火をつけて、彼の必死さを引き出すことも出来ましたしね。

■オープン戦を通じて目立ったロメロ、伊藤光。

これに加え、特に目立っていたのがロメロですかね。

ちょっと異様とも言える勝負強さ(.429)もそうですが、通常打率が.367ですからね…。ちょっと、これは手が付けられんぞ、と他球団スコアラーも思っているんじゃないですかね。OPSも1.057とは…。

もしこの成績が「1年目」なら「泳がされてる」と疑うんですけど、ロメロは2年目でコレ、ですからね…。いやはや、ホンマにケガさえなければとんでもない成績を期待しても罰は当たらんと思いますね。

あと目立っていた、という意味でもう一人挙げたいのが伊藤光ですね。

強いて言えば送球だけは去年の方が良かったかな?とか思ったりしますけど、打撃は雲泥の差(なんと.391)。リード面も好調で、まさに「オレは捕手や!」ってのをまざまざと見せつけてくれているんじゃないかと思います。逆に休ませにくいのが心配になるぐらい。

その一方で、若月も打撃はともかく守備面は好調で、さらに伏見もリード面には苦労しながらも課題となっていた経験を積ませることは出来たので、今年の捕手陣は相当いいんちゃうかと思います。

■心配なのは岡田と安達の「管理人同学年コンビ」…。

一方で、心配をあげるとすれば、やはり岡田、ですかね…。

故障による調整遅れに加え、頭部死球も影響しているのか、やっぱりまだ自分のタイミングで振れている感じがしないんですよね。もちろん、一塁はたくさんバックアップがいるとはいうモノの、それでもナカジと小谷野が同時に出ちゃう、ってのは今年こそは避けてほしい(この二人頼みになったら今年も厳しくなりそう)ですし、なんといってもチームリーダーですからね。やはり結果が空気に影響すると思いますし、なんとか上げていってほしいと思います。

それともう一つは、これもさっき挙げましたが安達。

なんだかんだで、やっぱり安達の守備面での説得性は段違いなんですよね(ルーキーの福田が足首のケガ以降、大きく株を落としてしまったのが残念…)。だけど、オープン戦のような打率(.143)だとやはり他の選手も使えないと苦しくなっていきますよね。山足-大城コンビなのか、その逆か、はたまたセカンド西野の逆襲があるのか。この辺りは要注目だと思いますね。

■本番になっても、脚は使ってほしい。

不安も挙げましたけど、去年よりも断然いいと思います。

本番になってもしっかり足を使って、スムーズに点を取れる野球をしていってほしいと思います。

さて、明日は投手編をお送りいたします。

こちらも、楽しみな部分がたくさんあると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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「【管理人コラムVOL.62】去年より「得点能力」に手応え。(オープン戦振り返りコラム・野手編)」への8件のフィードバック

  1. 確実に層が厚くなってますよね!
    山足と大城、伊藤と若月の競争、宗の控えに駿太、小田、武田…去年では考えられません。今年こそはシーズン通して安定した戦いを!

    Tは開幕間に合わなくても、ナカジ、小谷野が元気なうちに調子を取り戻してもらえれば…。

    1. 奈良人さん
      コメントありがとうございます!

      今年は確実に選手層はよくなりましたし、不思議な采配も減ってきた(意味の分かる采配が増えた)と思います。
      ほんま、今年こそはいけるんちゃうかと思いますよ。最低でもAクラスはいけないとアカンと思います。

  2. 2015.2016のような、オープン戦期待させて開幕したら地獄のようなシーズンはもうたくさんですね。
    助っ人も新人も中堅もベテランも、チーム一丸となって優勝してほしいです。

    1. 都内在住オリックスファンさん
      コメントありがとうございます!

      まあ、15はともかく16はオープン戦から破滅してましたからね…汗
      今年は根拠も勢いも感じますし、さすがにイイ感じに行ってくれると思うんですけどねー。

  3. 得点力と言えば、吉田正尚を忘れてもらっては..!
    多分、一番代えがきかない選手ですよね。
    彼が1年間無事出られたら、優勝、かなり近付くと思います。

    1. mak16さん
      コメントありがとうございます!

      敢えて外しました。「彼がケガしなかったら…」ってのも、しつこいかなーと個人的に思いましてね…。
      ただ、マジな話正尚は代えが利かんのも事実ですもんね。ほんっと、規定打席を!

    1. ゆうさん
      コメントありがとうございます!

      ロメロは崩れそうな感じがしないですもんね。
      伊藤が元気やと、雰囲気上がりますしそこがいいなと思いますね。

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