2016/7/10 埼玉西武ライオンズ VS オリックスバファローズ 試合速報

こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

7月10日ライオンズ戦

埼玉西武ライオンズ VS オリックスバファローズ
(2016/7/10 西武プリンスドーム)

勝利投手 ディクソン(7勝6敗0S)
敗戦投手 多和田(1勝4敗0S)

<バッテリー>
(バファローズ)ディクソン 、海田 、比嘉 、吉田一 、塚原 – 若月
(ライオンズ)多和田 、武隈 、大石 、バスケス 、小石 、C.C.リー – 炭谷 、森

<本塁打>
(ライオンズ)メヒア 26号2ラン(2回)

■粘って粘って、ディクソンの貯金が「1」に。

今日は、ディクソンが「数字の割に勝てる秘密」が分かった感じの試合。
前回登板もそうだったけど、やっぱ点を取ってもらってからカンタンに失点しないんですよね。
もちろん、今日の場合は4回のライオンズの挟殺プレーでのありえないミスにも助けられたとはいえ、その後作ったピンチでは秋山を三振に取って無失点で行ってるわけで。
(今日はチェンジアップがうまく決まっていたのが良かった)

ただし、直球がストライクまったく入らなくなって四球…とかは止めてほしい。
ディクソンの場合「悪くなったり良くなったり」の幅が、最近特に大きいなーと思う。
また苦手な「本格的な夏」がこれから続くわけやから、今年はどうなっていくのか…要注目。

■7回の形が、流れを引き寄せた。

そして投手陣関連でもうひとつ。
7回の形が案外よかったんじゃないか、と思う。

海田は栗山に二塁打を許したとはいえ、森を見逃し三振に斬って取って進塁は許さず。
後を継いだ比嘉がおかわり君におとといのリベンジの三振、浅村を逆球ながらインサイドで詰まらせショートライナー。
なんだか、久々に2014年を思い出すような空気の良さを感じた。
もちろん、比嘉は手術した内容が内容だけに、無理は絶対にさせてはいけないけれど、起用に応えられるのであれば大きいのは間違いない。

で、後の継投に関しては今日は不問でいいと個人的には思う。
いくら育成を考えるとはいえ、9カードも勝ち越していなかったことを考えたら、ビシッと勝ち切ることで空気を整える起用ってのはアリだと思うしね。
要は、負けている場面で塚原や吉田はやめてね、ってことですわ。
それだけでだいぶ「登板過多感」は減ってくるはず。

■野手では伏見が目立っていた。

で、攻撃陣に関しては…相手のミスにしっかりつけ込めたことがよかった。
ボギーや小田の走塁はしっかりスキなく出来ていたから、判定でも覆らずに点に繋げられたわけで。
この点は昨日の中途半端な作戦からの反省が活きた場面だと思う。

ほんで、今日野手で目立っていたなと思ったのが、7番「サード」の伏見。
守備では拙いプレーもあったけれど、打つ方ではマルチ。なんとか叩きつけて打点も記録。
ただ、本当に良かったと思うのは、ディクソンが4回のピンチで秋山を迎えた場面。
ツーボールになったときに、ディクソンに声をかけにいったんよね。
広く、大胆に、ってニュアンスだったと思うけど、それから制球を立て直して乗り切ったわけで。
…本格的に、内野手にトライしてみるのもアリなんじゃないか、とも思う。

■若手にこだわるんじゃなくて、「結果」に素直になろうよ。

ただし、采配は今日も同じミス…というか、わかってない、というかね。
確かに、若手を起用するのはわかるんやけど、結果を出している人に代打を出しちゃダメ。今日のボギーは見事に脚で貢献してたやんか。
貢献した人間を使うって当たり前が守られないと、どうやったら使ってもらえるのかとかわからなくなって、選手のプレーがおかしくなることに繋がってしまう。

そんで、6回ワンアウトから駿太にバントさせた場面。
作戦自体は「勝っているときの」バントだからまだいいけど、失敗したときの雰囲気をもう少し考えてほしい。
というか、そういうケースで今までどういう雰囲気になってきたのかとか、そろそろ学習してもらわないと困る。
選手が活躍を見せようとしている中、首脳陣だけが成長してないように見えるで。
やる気はそういうところで見せてもらわないと。選手に気持ちを要求するなら、首脳陣もやらないと。
これは野球のチームに限らずの話やんか。

ほんで、今日の大量得点は、ライオンズの助けありきかなと思う。
正直、あんなにヒドイ野球ってそうそう見ない。それぐらいボロボロの雑な野球だったと思う。
それでも、奥浪はプロ初打点となるタイムリーだったし、大きかったと思う。

■情けないながらも、やっぱり勝つとうれしいのは間違いない。

しかし、さっきも言いましたがこれで9カード振りの勝ち越し…
情けないと思うところは当然あるけれど、それでも勝ったことはやはりうれしい。
若手を使ってても、やっぱり負けているだけでは成長がなかなか…ってところはあるしね。

明日の先発はファイターズ相手にミッシュ。
春先の汚名返上といってほしい。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに!

<オリックスバファローズ・7月末までのニュース>
7月末までのニュースまとめはこちらをクリックしてください。

<オリックスバファローズ・月別ニュースまとめ>
月別のニュースまとめはこちらをクリックしてください。


↓ブログランキングに参加しております。
いつも応援クリック(タップ)、ありがとうございます!
にほんブログ村 野球ブログ オリックスバファローズへ
にほんブログ村

オリックス・バファローズランキング

「2016/7/10 埼玉西武ライオンズ VS オリックスバファローズ 試合速報」への10件のフィードバック

  1. 伏見はコンバートはいいとしても外野をやらして欲しいわ。奥浪や園部や岡田と一塁、三塁は激戦区。
    捕手上がるやし脚も遅ないしライトくらいはできそうやし。岡田、吉田、奥浪、園部、伏見一度に観れたら激アツでしょうし。

    1. あかさたなさん
      コメントありがとうございます!

      外野…うーんどうなんでしょうね。たしかに、逆(奥浪や園部が外野)ってパターンはないでしょうしね。
      脚はどうなんでしょう。少なくとも速い印象はまったくないだけにねー。
      ただ、そのメンバーが一堂に会していたらおもしろい、とは思いますね。

        1. あかさたなさん
          コメントありがとうございます!

          あら、そこまで速かったんですね!
          そんだけいけるなら…フライの追い方やら、磨いていけば…ってのはありますもんねー。
          ただ、今日見せたような内野でこそ発揮できるキャプテンシーも捨てがたい…

  2. 伏見は、もともと打撃は評価されていたので登録は捕手であるがチーム状態など
    総合的に判断したら内野手として中心になるのかな?

    1. ひろしさん
      コメントありがとうございます!

      現状、練習しているポジションを考えるとそうなるでしょうね。
      ただ、あかさたなさんの情報を元にすると、外野手もできるよなーとも思います。

  3. 今日のお立ち台は個人的には伏見かなと思いましたよ。絶妙なタイミングで声をかけに行きましたよね。
    ストライクが入らないディクソンに、いてもたってもいられないような、いたたまれない気持ちになったのでしょうか。まだ伏見自身もいっぱいいっぱいなのに…と感心して見ていました。
    こういうことができるなら、伏見はサードか、ファースト、で起用も考えても良いのかなと思います。

    1. みやじまさん
      コメントありがとうございます!

      そう、私もあのタイミングでの声掛けはスゲーって思いました。
      キャプテンシーだけは、どうしても外野では発揮できないんでねー。
      ただ、ポテンシャルは外野も可能。難しい…

  4. 1点リードで海田は心配しましたが、抑えられて良かった。比嘉が復活すると大きいですね。

    小田の代走も、Tを下げて大丈夫?と思いましたが、ホームタッチで生きましたね。スクイズ失敗の嫌な流れの後だけに大きかった。鈴木はいいとこなしでしたね…。代打起用もおかしいですが。

    1. 奈良人さん
      コメントありがとうございます!

      あの海田起用に関しては、いい采配だったと思います。投げられるメンバーを作らないといけないですしね。
      比嘉も本当にすばらしい!

      小田も、打では寂しかったですが脚はナイスでした。あの貢献はデカい。
      鈴木、打席に立たせてあげたいんでしょうけど…スイングが根本的に弱いのが気になりますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です