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オリックスのドラフト1位、山下舜平大投手（19＝福岡大大濠）が、“1軍デビュー”を果たした。11－1の6回に3番手で登板。先頭の松原は148キロ直球で左邪飛に仕留めたが、続くウィーラーに151キロ速球を右前に落とされ、丸に左中間を破られて1失点。岡本和にも147キロ直球を中前にはじき返され、2点目を失った。さらに2死一、三塁から重盗を決められ、3失点目。山下は144キロ直球で空振り三振に仕留めた。

山下は1イニングで交代。打者7人に32球を投げ、被安打4、1奪三振、3失点の成績だった。山下は「3、4、5番相手の打線ですごいバッターの方たちと対戦できたんですけど。いい点を言うと、ゾーンで勝負できた。四球で逃げずに向かっていけたことだけはよかったんですけど、やっぱりまっすぐを続けると1軍では簡単に打たれたんで、数少ない変化球を組み合わせるのがこれからの大きな課題と思います」と投球を振り返った。

福岡大大濠時代はストレートとカーブの2球種で勝負し、プロ入り後にチェンジアップとフォークを投げ始めた。「まだ投球の組み合わせでは使っていなくて、試しくらいの気持ちでないとまだ投げられないので。カーブは全然、ストライクも入らなかったんですけど、まだ勝負できる球じゃなかったなと。一番練習しないといけないなと思いました」とさまざまな課題を見つけた“1軍デビュー”になった。

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　 ⇒オリックス山下舜平大３失点「変化球組み合わせが課題」ほろ苦１軍デビュー

勝負して打たれたことで、これだけたくさんの感覚を持って帰ってくれれば、きっと次につなげてくれるはず。ボールを磨きに磨いて、近い将来、一軍で山下の「圧倒的な」投球が見られる日を楽しみにしたいと思います。

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