こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。
オリックスバファローズ VS 北海道日本ハムファイターズ
(2017/7/12 京セラドーム大阪)
勝利投手 金子千尋(7勝6敗0S)
セーブ投手 平野(2勝4敗19S)
敗戦投手 大谷(0勝1敗0S)
<バッテリー>
(ファイターズ)大谷、メンドーサ、谷元、宮西、田中豊 – 清水
(バファローズ)金子千尋、大山、近藤、黒木、平野 – 伊藤、若月
■大谷に情けをかけずに、きっちり引きずりおろせたのが大きい!
まずは、4連勝締め。借金も3まで減って、いい形で前半戦を締めくくれたのは良かったと思います。
しっかし、この3連戦はなんというか…ファイターズのまずさが目に付きましたね。大谷、正直かわいそうでした。さすがに調整不足では?上半身だけでなんとかボールを押さえようとしているから(下半身が後ろに残ったまま…)、あれではコントロールを付けようがないだろう、と思ってしまいました。
もっとも、そんな大谷に情けをかけずきっちり引きずりおろして、初めてバファローズ戦での黒星をつけたことは大きいと思います。立役者はもちろんこの方、伊藤光!
大谷はマウンドから去った後でしたが…押し出しでもらったチャンス、そしてメンドーサがマウンドに上がった直後に捕らえにいって、見事ラインを破る走者一掃打(大谷の自責点)。レアードが集中力を欠いている旨があったとはいえ、強く叩いたゆえのヒットでしたね。ファイターズの流れからして、この3点追加(さらに駿太も犠飛、その前には大城が押し出しを選んで計5点)で正直、これで完全に勝負あったと思ったんですよ。
■5点差があるのに、5回でいっぱいいっぱいなんて…
ところが…金子-伊藤バッテリーのリズムが良くなることがなかったんですよね。これは正直、痛かったです。
初回から、金子のリズムはハッキリ言って大谷よりも悪いぐらいでしたよね。キーとなる場面で回ってきていたレアードが攻守に渡って大ブレーキじゃなかったら、今日は大量失点あったかもなぁ…と感じざるを得ない内容。なんせ、5点のリードをもらいながら、5回で111球。しかも、点を取った次の回でいずれも失点(追加点となった小島のタイムリーも、効果的なタイミングで出たのに…)。作ったピンチで粘れず、つまらない四球も得点に絡む内容は相変わらず…。
たしかに金子の調子は良くないし、エース級の内容を求めるのは酷なのかもしれないです。けど、今日の内容はローテーションで地位が低い投手だったとしても決して「褒められはしない」内容だったと思います。6月以降の金子の内容でハッキリと「良かった」と言えるのはあの0-1で敗れた広島戦ぐらいで、あとはほとんど、今日も含め、つまらない四球でピンチを作って粘れず…っていう代わり映えのしない内容。これではバッテリーとしてやっぱり評価は上がっていかないですよ。ほんで、結果的に6回からは若月にマスクを譲ることになってしまったわけですが…
金子の投球の組み立て方は抜本的に見直す必要があるんじゃないかと思います。制球面が悪いのだから、それを見越した中心から散らす投球であるとか、もっとはっきりとインサイドを使うとか(足を払えていないのがかなり気になりました)、新しいものを出していかないと、今後はさらに厳しい状況に陥る可能性もあると思います。現状は、金子が伊藤と組むことにこだわる理由がイマイチ見えてこないと個人的には感じます(若月の休養にはなるけれども)。
ほんで、変わった若月がまた、投手陣(大山、近藤、黒木、平野)の1安打ピッチを導き、四球もなくリズムよく、誰一人15球を超えずに抑えきれたわけですからね…。余計にコントラストがついてしまったかなと思います。
■伊藤が、「自分のふがいなさ」を口にしたことにホッとした。
ほんで、今日のヒーローは伊藤だったんですが…
出場機会がないことについて「自分がふがいない」って言葉が聴けて、ある意味、私はホッとしたというか…。つまりは、使われていない理由を理解していないわけではない、無論、腐っているわけでもないっていうことだと思いますしね。
ひとまず、低迷していた打撃でひとつ結果が出せました。あとは、とにかく試合を作り続けること(若月との明確な差はソコ)。そうすれば、また自ずとチャンスの巡りもあると思います。ほんま、頑張ってや!
■いい形での前半戦、締めくくり。
さて、一先ずいい形で前半戦を締めくくることができました。今年はオールスターでもバファローズからたくさんの選手が登場しますし、楽しみにしたいと思います。
次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに!
<2017年・オリックスバファローズ7月のニュースまとめ>
⇒7月のニュースはこちらをクリックしてください。
<オリックスバファローズ・月別ニュースまとめ>
⇒月別のニュースまとめはこちらをクリックしてください。
とりあえず勝ててよかったです。
伊藤が自分が不甲斐ないから、って言ったのなら大丈夫でしょ。そう思います。
伊藤の途中交代、連日練習前やベンチに姿を見せなかったのもあるのかと思います。
若月もフルイニング出場出来るだけの体力はまだ無いですし、チャンスは来ますよ。
ゆうさん
コメントありがとうございます!
ほんま、とりあえずそこですね。金子も6戦勝ちがついていない(しかも内容も…)って状態でしたから、伊藤としては勝利を掴めて、ひとまず良かったのかなと思います。
マジな話、伊藤から自分がふがいない、って言葉が聴けたことは良かったと思います。というか、伊藤ファンもその言葉をきちんと真っ直ぐ聞いてやれよと思いますね。足りていない自覚があるのに、それをマスキングするかのように「起用に文句を言う」のはナンセンスやないか、と思います。(今日は福良氏も伊藤の二塁打を絶賛してました)
たしかに、その体調面もあるのかもしれませんね(機密故、わざわざインタビューでは言わないところ)。
というか、フルイニングは捕手の場合は特に選手人生を縮めますから(城島の例がね…)不必要。安定した結果を出して、出たところで爪跡を残し続ける。カンタンではないですが、それが信頼を回復する近道だと思います。
金子降ろしたあとも伊藤代える必要はなかったと思いますが、なぜ下がったのでしょうか?怪我ですかね。
あの状況で自分が不甲斐ないと言える伊藤は立派だとは思いました。
さすが正捕手。
もうぎゅうさん
コメントありがとうございます!
直近の試合で練習にあまり出れていなかったそうで、ケガや体調不良(非公開レベルのモノ)があるのでは?という話もありました。
ただ、昨日の試合に関して言えば、あの点差がありながら余裕が感じられない、常にピンチかのような配球はよろしくなかったです(金子もよくなかったですけどね)。ファイターズの状態があまりにも悪かったがゆえ、余計に目立ってしまった印象があります。
ふがいない、って言ってくれてホッとしたのと、あとは使われない理由はわかっていそうで、そこもホッとしました。
伊藤はとにかく、試合を作り続けることですよね(金子の被打率と失点のバランスをもう少し整えていく必要があると私は思っています)。巡ってきたチャンスを絶対にモノにするぞ!って気持ちで頑張ってほしいと思います。
はじめまして!いつも楽しく拝読させてもらってます。管理人さんの公平な見方や見解に毎回感心しております♪
確かに偏った起用も否定は出来ないと思いますが、伊藤が出ない、交代される、その表面的なことで、采配を全否定、若月を全否定な書き込みや意見が多く、それになんだかすごく違和感というかモヤモヤ感を感じていたところです。今回の交代も、若月になってから試合が落ち着きました。これもまた事実です。ヒーローでも不甲斐ないの言葉だけをとり、光かわいそう!の意見が多かったですが、私も管理人様同様、少しホッとしましたよ。不甲斐ない、もっとしっかりやりたいと本人はちゃんと思っているんだって。だから期待してます。
野球も深くは語れないただのファンですが、
今日の記事にすごく共感したのでコメントさせて頂きました。今後も更新楽しみにしてますね!
さとさん
はじめまして!コメントありがとうございます!
なんというか…「伊藤が出さえすればいいのかな?」と思しき意見が多く、現状数字も上がっていないのに「若月贔屓」と言われると「?」がつかざるを得なかったので、こういう意見になりました。(若月は冗談抜きで、ローテ投手に関して5回までで試合を壊した(5失点以上)ことがほぼない(西が一回、ディクソンが各一回だけ)。正直、かなりの差がついていると言わざるを得ない)
とりあえず、あぁいうコメントを伊藤が出せた時点で、話はきちんとしているんやな(どの評価が低くて使われないのか)と思いました。もっとやれるはずだし、期待しています。
うれしいコメントありがとうございました。更新の励みにしますね!