2021/8/9（月）オリックスバファローズ VS 横浜DeNAベイスターズ

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オリックスバファローズ VS 横浜DeNAベイスターズ
（2021/8/9 エキシビションマッチ京セラドーム大阪）

＜バッテリー＞
（ベイスターズ）濱口、伊勢、三上、平田、シャッケルフォード、櫻井 – 伊藤光、高城
（バファローズ）中川颯、漆原、比嘉、吉田凌、齋藤、澤田、ヒギンス – 頓宮、若月

＜本塁打＞
（ベイスターズ）細川ソロ（9回表・富山）
（バファローズ）杉本 2ラン（5回裏・濱口）

■序盤は非常に厳しい内容に…。

※今日はすべて観ました。

うーーーーん…総合的にみると、今日もやはり心配の方が立ってしまう内容だと思います。

今日はブルペンデーだったわけですが…中川・漆原のところはバッテリー双方で非常に厳しい内容でしたね。

まず中川なんですが…ちょっと、怖さを感じさせるボールがないと苦しいと思います。

以前も記事で言及しましたが、打者が嫌がっている感じがなく、今日打たれたヒットはいずれも「攻略された感」のあるもの。打ち取ったものもフルスイングが来ており、とても安心できる形には程遠く…。エキシビジョンマッチ最後って考えると、後半戦でぜひ戦力として！と言える中身とは言えない内容で…。もう少しいいものを見せられる選手の登板をさせてほしかったかな…。

■頓宮のことを、結局どうしたいのか…。

あと漆原のところにもつながりますが…捕手・頓宮に関してですが…。

なぜ、このボールを投げてほしいのか、ってところにもう少し明確さがほしいように思いましたね。中川のときにことごとく右打ちされたのに、足を払うようなボールを投げさせずに外に行ってカーン、とかが「続く」のはね…。

ほんで漆原のところも仮にも4番クラスの佐野相手に、初球ゾーン内フォークを「見られた」という特段ヒントが得られるボールじゃなかった次のボールに起こそうとするでもないインサイドストレートを選んでそれが中気味に入ってあわや3ラン、とかね。

※漆原もよくはなさそうでしたね…。パッと2死までいってからストレートの四球を出したり、ランナーケースでわちゃわちゃは心象としては悪かったですね…。

一方で、頓宮は下で故障？の影響もあってかほとんどDHでしたよね。ずっと捕手をやってたわけでもないからそら成長しろって言われても難しいやろ、とも…。ただ、ここに「自分で志願したんやん…」も絡むし、結局捕手として結果が出ないと見るや否や、一塁での起用をしてみたり（で、昨日のようなミスが…）といった起用の覚悟のなさも目につき…。

■この後のリリーフ陣はおおむね好内容。

ただ、ここから復帰してきた比嘉・吉田凌・齋藤は自分の持ち味出てたと思います。ランナー出さずに12球以内で料理出来ていて良かったです。

また、この辺りは頓宮も落ち着いて投げさせられていたように思います。この辺は「組み慣れ」「投手の独立性（特に比嘉のベテランらしさ）」もやっぱり大きいのかな…。

そして澤田・ヒギンスまでランナー出さず、で投げてくれたのも良かったと思います。この二人が安定してくれたらいいんですけどね…。

一方、富山は…どう見るべきか…8回の得点のせいか変な慎重さが出ましたかね？大胆さがちょっと足りない投球になって細川に気持ちよく持ってかれたのは反省点。

でも、点差がありすぎましたし正直どう判断していいやら。やっぱり、昨日点差が詰まってるときに見てほしかったですね…。

■得点は相手の自滅も多く、額面通りには取れない。

一方の打線も…うーーーーん…得点の額面通り取るのはちょっと違うような。四球にエラーにバッテリーエラーも加わって、何人ランナーもらってるんよって話で。加えて8回のシャッケルフォードはちょっとボールの状態がしんどかったですしね…（打てたことはきっかけにしてほしいけど、やっぱりどんな投手から打ったのかは見られてしかるべきかと…）。