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オリックスバファローズ VS 読売ジャイアンツ
（2021/7/31 エキシビションマッチ 京セラドーム大阪）

＜バッテリー＞
（ジャイアンツ）直江、田中豊、鍵谷 – 大城、山瀬
（バファローズ）スパークマン、東、吉田凌、澤田 – 若月、フェリペ

＜本塁打＞
（ジャイアンツ）岡本 ソロ(6回表・東)、北村 ソロ（7回表・東）

■スパークマン…懸念していた制球面の不安が露呈した格好に。

※今日は全部観れています。

うーーーーん…正直、勝ったとはいっても…。内容を重視すべきエキシビションマッチ、と考えたら良くはないですよね。

まず目についたのは、やはりスパークマンのピッチング…。いやぁ…とてもじゃないけど評価されないでしょう。ちょっとゾーンが辛かった印象もなくはないとはいえ、2イニングで4四球も出す投手は計算できない…。そのうえ2巡目は対応された感もある失点というおまけつき。

なんせコントロールもボールの質もしんどいです。

正直、もう少し真っすぐの質（抜けるし、球離れもすこーし早い気が…）、制球ともに上がってくれないと、今日みたいにスライダー頼み（このスライダーとて、制球がマシというだけで、空振りはほぼナシ。頼り切っていいほどには見えず…）の投球にならざるを得なくなりそう。正直、そのスライダーを打った岡本のタイムリーは「えっ！」って思ったのも事実で…。

※2球目インローにいい感じにツーシーム？らしき球が刺さっていたし、打った瞬間は「うんうん、上げてくれた…」と思ったので…。

■東に関しては失点したものの、リズムは良かったと思う。

一方で、2被弾で失点の数こそ2でスパークマンより多いものの、東に関してはある程度評価されたのでは？と思います。リズムは決して悪くなかったので。4回48球で終われましたしね。

ただし、岡本のはもうしょうがない面もある（こすったと思いました…。いやはや、すごいです…）と思いますが、北村の方はその岡本の一発を受けて、なのでもう少し慎重さがあっても良かったかもしれないと思います。

あと、リリーフの吉田凌・澤田は、相手を考えたら当然（主力はほぼ下がってました）やってほしい投球とはいえ、しっかり投げてくれたと思います。

■得点の中身こそ悪くなかったけど、マズいミスで得点機を損ねすぎ。

話を野手に移すと…得点の中身自体はあったとも思うんですが…2回もあった牽制死など、プロセスのつまづきも結構悪目立ちしてましたね。正直、直江に7回まで普通に行かれてしまったのはちょっと…（シーズンなら長くても6回で下げられる内容だったと思います）。

例えば、2回の1点自体は、安打は頓宮の二塁打「だけ」で取れたところは良かったんですが、駿太のショートゴロ（これはミス）は「え、アレで飛び出したランナー刺さないの…？」とも相手方に思いましたし…

6回の1点も、紅林が西野の併殺を助けた同点打、という意味ではいいけれど、そもそもその西野のミスが先頭含む2四球で出たランナーを、送りに失敗して打ちに行って併殺打っていう最悪の展開だったので…。

で、その紅林も初回3球で見逃し三振、4回二塁での牽制死と、正直得点上はかなり痛いミスをしているのもあって…。もちろんミスを取り返す動きが取れたことは良かったと思うんですが…。

※また、このミスとは関係なくですが…モヤはかなり厳しいですね…。惜しい当たりもありましたが、惜しいどまりだったのは強引な打撃にも原因があったようにも…。焦らずリフレッシュしてほしい面もありますが…。

■一塁でマルチの頓宮、我慢して四球とってサヨナラを呼んだフェリペは好内容。

一方で良かった点は…一塁で出場になった頓宮が、一応守備機会をなんとか無事にこなしたうえでマルチ（これファーム込みでも相当久々ですよね？）を打ってくれたこと。もう割り切って、内野でもかじりついて試合に出るぞ！ってのが出てくれれば…。

あとは最終回。フェリペが我慢して四球を選んでくれたことがサヨナラに繋がったこと。マスクも三振ゲッツー込みで無難にこなし、いい評価につながったんじゃないか？と思います。

■今こそ、目立てるタイミング。

しっかし正直、もうちょっと元気な内容がほしいところ。いま決定的な活躍をすれば相当に目立てると思うんですが…。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに！

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