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勢いをもたらす、価値ある一発！

オリックスバファローズ VS 横浜DeNAベイスターズ
（2018/3/3 京セラドーム大阪）

＜バッテリー＞
（ベイスターズ）バリオス、東、笠井、三嶋、エスコバー – 嶺井、高城、戸柱
（バファローズ）西、山岡、K-鈴木、岸田、増井 – 若月、伊藤

＜本塁打＞
（バファローズ）宗 1号ソロ(1回・バリオス)

■勢いをもたらした、宗の価値ある先頭弾！

今日はもう、やはり冒頭ですよね。宗、ナイスホームランでした！

思いっきりファーストストライクを引っぱたいてのスタンドインで、チームに勢いをもたらしましたよねー。3点を取った一気呵成の攻撃の立役者と言っていいと思います。

また、宗はこの打席以外の内容も良かったと思います。セカンドゴロも倉本の好捕がなければ普通に抜けている当たりでしたし、次の打席ではリベンジの内野安打を稼ぎ、その足で二盗を決めるなど、終始高い攻撃力を発揮してくれていたと思います。

ただし、守備では目測の誤り（内野手グセの前進、ライン間違い）が2つ、出ていたので、この辺りはなんとか慣れていってほしいです。こうやって、慣れていってほしいと思えるほど、宗の今日の活躍は大きいものだと思います。

結局、トータル5安打しか出せなかった（相手の東が良かった…ベイスターズはまた左腕王国になるなぁ…）ことを考えれば、正直負けていても不思議ではない試合でしたから、効率よく点を取れたということは前向きに捉えてOKな試合だったと思います。

■投手陣はとりあえず、こんなもんかな…

一方、投手陣はなんらか試したいモノがある、って感じの投球でしたね。まだオープン戦初戦ですし、こんなもんかなと思います。

そんな中でも、西は結果で見せてくれたと思いますね。

調子は正直ふつうだったと思いますが、結果的に0でまとめ切ったところは貫禄、ですかね。初回こそちょっと驚くような投げ損じで死球とかありましたけど、それ以降はある程度思い通りに投げていたように思いました。開幕のマウンド、有力視されていますが、それに恥じない内容だったと思います。

その一方で、調子は決して悪くなかったけれど結果のばらつきが大きかった山岡…。

2イニングス目にソトに外角球を深いとこまで持っていかれたことでちょっとリズムがヘンになりましたかね…。それまでは3者連続三振など、むしろ西よりいいぐらいでしたが…。ただ、6回に迎えた大ピンチではその打たれていたソトを投ゴロに仕留めて、0で凌いだあたりは、さすがやな、と思いました。

あと気になったのはK。今までの登板の中では今日がダントツで一番良かったと思います。スピードも152km/h出てましたしね。

もっとも、空振りが取れずに当てられている点など、もちろん課題はあるんですけど、比較的スッと抑えられたのは今日が初めて。これを機に、あの胃酸が上がってきてそうな余裕のない表情が和らいでくれればいいなぁと思います。多少は力みも取れると思いますしね。

最後に、今季初登板になった増井は…平常運転、ですかね…。

劇場型守護神らしく、ランナーを出してからギアアップ、って感じの投球でしたね…。もっとも、それでも0でしたから、それでいいと思います。ベテランですし、普通にやってくれれば…と思います。移籍してもリーグが変わったわけではないですし、ヘンに爪跡残してやろうと力まなければOKなんじゃないかと思います。ボール自体は問題なかったと思いますしね。

■引き分けですが、好スタート。

引き分けではありますが、好スタートではあると思います。明日は田嶋が出るとのことで、これまた楽しみに観たいと思います。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに！

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