こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

オリックスバファローズ VS 千葉ロッテマリーンズ
（2017/6/23 ほっともっとフィールド神戸）

勝利投手 涌井（3勝5敗0S）
敗戦投手 山岡（2勝6敗0S）

＜バッテリー＞
（マリーンズ）涌井 、大谷 、内 － 田村
（バファローズ） 山岡 、大山 、近藤 、黒木 、金田 － 若月 、伊藤

＜本塁打＞
（バファローズ）マレーロ 3号（2回裏2ラン）

■星野氏休養での「ベンチの連携」はどうだったのか…

今日は、星野氏の療養による休養、っていうチームを動揺させる出来事が起きてしまったことが大きすぎた気がしました。

もちろん選手自身の気持ちの面もそうですけど、やはりコンディションなど投手の詳細情報の引継ぎがね…。もっとも、紙やデータ資料だけではどうにもならない部分、ありますしね…。二軍のコーチをいきなりベンチに入れるわけにはいかず、平井氏をベンチに、小林氏を二軍からブルペンに入れたわけ、ですが…。

で、気になったのが黒木は「平井氏」のときと同じように調整ができた上で、今日の投球だったのか？っていうこと。

私の感覚では、小林氏は言うても「代役」。それこそ、ベンチからいつもブルペンを見ている平井氏の指示通りに作らせるってのが普通だと思うんです（なぜなら、代役だから。ヘタに調整方法をいじって選手を混乱させるってことはあってはならない）。

正直、黒木を起用したこと自体は結果は裏目に出ましたけど、私はそこに関してはさして大きな問題ではないと思うんですよ。仮に黒木本人が「登板間隔が空きすぎたら投げにくい」のであれば今日行っといた方が本人の安心に繋がるのかもしれないですしね。これは選手のタイプによって決めることであってね。

ですが、根本的に「ブルペンでの調整方法がいつもと違う」みたいなことがあったのであれば、私は小林氏には越権をしないでほしいと思います。ハッキリ言いますが、小林氏は一軍コーチからの降格経験がありますし、去年の管理体制も散々。能力に疑問符がある、ってのは以前もお話したことがありますしね。

■今日も山岡は、十分よく投げていたと思います。

で、先発の山岡は、別によく投げたと思いますよ。立ち上がりの不安定なところからよく修正したと思いますしね。

7回の三木に対する失投が悔やまれましたけどね…。少しだけ、勝負を急ぐ気持ちがスライダーを中に入れさせたかな…って気がしました。打たれていることもあって、相手の間合いになってしまいましたね…。

で、大山は下での調整がうまく行ったんかなと思いました。素晴らしい剛球（149km/hとは…）を投げていましたね。これなら今後もいい場面での投球が期待されると思います。

で、7回にパラデスにタイムリーを打たれた場面で、配球に苦言を野田氏が呈していた（高めなら三振取れたんじゃないか、という話）んですけど…うーーーんって感じですね。一発を打たれたならともかく…ねぇ。直球のファールの傾向って、きわめて微妙な話だと思うんですよね。直球も空振りは一球もしていませんでしたしね…。そろそろタイミングが合っても不思議ではないと私は感じましたし、あれだけ粘ったパラデスの勝ち、ってことでしょう。

■結局は、打線がロクな援護を出来ていないのがまたも敗因。

で、その配球面とかが別にどうでもいい、って言ったら変ですけど、やっぱり敗因は打線だからなんですよ。結局のところ、またしても自力での援護はたった2点（残りの1点はエラー）。ほんま、そろそろ早い段階でのバッチリ援護が見たいですよ。

私の感覚では、山岡の調子よりも涌井の調子の方が数段、悪かったと思います。球が基本、高めに集まってましたしね。球審の変なストライクゾーン（外が可変気味でインサイドが狭い）もあって、結構「んー？ボールかなぁ…」ってのがあったのも事実で、かなり投げにくそうだったんですよね。

そういう苦しんでいる涌井相手に、マルチ以上は誰も無しの散発7安打。中でも残念だったのは、6回裏の大チャンスでの岡田の中途半端な打撃、ですよね…。そりゃ、ホームランを狙えとまでは言いませんけど、当てただけでの凡退はやっぱり、ないかなぁと思うんです。繋ぐ意識は大いに結構ですが、ホンマバットは振ってくれ…。この0が流れにかなり悪影響を及ぼしたのは間違いないかなと思います。

もっとも、一時同点となるホームランを放ったマレーロはすばらしい一撃でしたけどね！

右にホームランを打てたことによって、相手の配球にもヘンな影響を与えられるかもしれませんし、こういう結果を重ねて「自分の間合い」に引きずり込める打者になってほしいと思います。

※最終回、武田に代打小島はちょっと…。というか、いくら一軍定着が初とはいえちょっと過保護かなと思います。打ててる打者を下げる采配は「諦めてる」ように見えても不思議ではないですし。黒木を出した姿勢との一貫性を持たせてやってほしいと思います。

■星野氏も心配ですが、明日は勝ってチームとして落ち着いてほしい。

しかし、星野氏の体調も心配ですし、イヤな負け方ですね。マリーンズはもう、4月や5月の調子ではないですしね。なんとか明日勝って、とりあえずチームとして落ち着きたいところかな、と思いますね。それが星野氏への薬にもなると思います。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに！

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