【管理人コラムVOL.52】足があろうがなかろうが、全員もっとスキなく走ろう!

こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
試合の中日が続きますんで、ナイター時間帯にコラムを書きたいと思います。

テーマは交流戦を終えて思う、現状のバファローズの課題、です。

■交流戦で、改めて課題は明白だと感じた。

さて、交流戦をなんとか貯金2で負えましたが…改めて、課題は明白だなと感じました。

やっぱり、打線がもう少し安定して点を取ってくれないと厳しいのは間違いないと思いましたね。5月よりはマシでしたけど、点差をしっかりつけて(4点差以上)勝った試合は5/30が最後。6月は0。これではさすがにバッテリーが疲弊してきて当たり前です(ていうか、そんな状況でよく踏ん張った方だと思います。あの6/17の大量失点の前はチーム防御率3点台前半でしたからね)。

で、ヒットが出てないかと言われたらそんなことはない…というか、交流戦のチーム打率は1位(.276)。なのに得点は71の7位。これはいくらなんでも点を取るのがヘタ過ぎるってことですよね。(これもバッテリーに大負担。チャンスを逃した、っていう流れの負担も強いている。打つのに点を取らないってのは、ヘタすりゃ、投手が感じる気持ちの上ではワーストかもしれないぐらい

では、なんでこんなに点が入らないのか…ってことの答えを出すのに時間はかかりませんでした。

単純な話、走塁面に全体として難があるんですよね。盗塁数はなんと交流戦12球団ワーストの1個!(ちなみに、2塁打数も現在パリーグワースト)重量打線にしているから仕方ないか…と思うかもしれませんが本塁打数も別に傑出はしていない交流戦4位タイ(楽天、中日と同数)。その上で、先ほども言いましたが得点は平均より下の7位。本塁打10本の阪神よりも点が少ないわけで。さすがに、この数字は認めて変えていかないといけないところだと思います。

■武田、もっと走らせてもいいのでは?

具体的には、もっと脚が使えるようにしていこうや、ってことになるんですが…

盗塁を記録しているメンバーは…西野(6個)、駿太と安達(各3個)…(残りのメンバーは各1個なので割愛)。このメンバーが不調、もしくはライバルに負けかけ(駿太は武田にかなり押されている)ってのがかなり痛いんですよね。(福良氏は、ほんとはもっと脚を使う野球がしたいはず)

ほんで、調べていて気づいたんですが…武田が企盗塁0、ってのはどうなんでしょうかってこと。

脚が遅いイメージはないんですが、常にリードは小さい印象で、あんまり自信ないんかなぁ?と思うこともチラホラ…。もっと走塁技術を上げていかないといわゆる「アヘ単」みたいになってしまって、長打力のあるメンバー(それこそ、正尚が帰ってきたら…)に結果的に負けてしまう可能性もありますよね。

今は盗塁に絞ってお話ししましたけど、走塁ももっともっと積極性が欲しいですよね。やっぱり、ヒット3本で一点も入っていないケースを目にする機会があまりにも多いな、と感じますしね。コリジョンもあるんですから、もっともっと積極的でいいと思うんですよね。

■足があろうがなかろうが、全員もっとスキなく走ろう!

で、走塁に積極的でいい、ってのは何も足があるメンバーだけの話ではなくて、全員が、ってことですよね。

多少、足にケガを抱えていたりって事情もあるのかもしれないですが(それこそ、先述の西野はふくらはぎに死球を受けてから、走塁はおろか、打撃のバランスもおかしくなったように思う)、それでもブレーキをかけるのが早すぎますよね。ラクラクスタンディングダブルとか、別に要らないですしね。2塁に着くころ前にもう緩んでしまっているとか、やっぱりスキをつこう、って姿勢からは遠いと思うんですよね。

打率はぶっちゃけ、あれ以上は難しいと思うんです(だって交流戦は1位だしね)。だからこそ、違う方法で得点を導いていかないといつまで経っても点は入らないまま、ですよね。

■管理人提案。脚を使えるオーダーの一例。

…で、最後に、足を使えるオーダーってことで、提案をして今日のコラムを締めたいと思います。

1 西野(二)
2 安達(遊)
3 武田(左)
4 ロメロ(右)
5 T-岡田(一)
6 小谷野かナカジかモレル(三)
7 同上 or マレーロ(DH)
8 若月 or 伊藤(捕)
9 駿太(中)

意外と、目で見てみるとまぁまぁしっくりくるオーダーなんじゃないかと思います。(6と7番は正直どちらでもOK)

3番の武田は抜擢になりますが、帰ってこれる脚力、ってことを重視した結果、ですね。また、ナカジ、小谷野、モレルそしてマレーロはもう、休ませながらローテーションでいいんじゃないかと思います。とにかく、4人同時に出す必要はないかな、ってことです。期待される得点が大して増えてないですしね。

正直、14年との比較はあまりしたくないんですが、あのときは作ったチャンスを走塁でキッチリ物にできていたから大したことない打率でも勝てていたんですよね。そう思うと、打力そのものはあの時よりもある今ならば、足が使えていけばもっとラクに点を取っていけるんじゃないか。私はこのように思うんですが…皆様はいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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「【管理人コラムVOL.52】足があろうがなかろうが、全員もっとスキなく走ろう!」への16件のフィードバック

  1. 足が使えてないですね・・・・
    武田、確かにもっと走ってもいいと思いますね。ただ本人が盗塁に自信が無いのかも。まぁ盗塁は足が速くても成功率が高いとは限らないですからね。
    盗塁よりはチーム全体の走塁の意識が低いですよね。とはいってもチーム全体の走力不足というしか・・・・選手のコンディションもあるかもしれないけど「積極的な走塁」が出来ないと点が入りにくいですからね。(ヒット3、4本打たないと点が入らないではまずい)
    もし足が使えないならば打線が打ちまくればいい話なんですがそうそううまい話は無いですし。

    1. ユーキさん
      コメントありがとうございます!

      ただ、「企」盗塁もゼロですからね…。さすがにやってもないものはうまくもならないですしねぇ…。

      足が使える選手が軒並み不調(西野も.240ではまだまだ。フツーに打ってりゃ当然固定する気満々だったはず)なのはホント痛いですね…。
      やっぱり、ランナー一塁でヒットが出ても、大半が2塁止まりですもんね。で、さらにもう一本で塁がつまるだけ、とかね…汗

      打線が打ちまくる、は現実的ではないですよね…。それこそ、楽天の真似をしたら意外といけたりするのか…。こればっかりはなんとも言えないですしね。とにかく、一個先の塁にいくぞ!って強い意識はしておかないとですね。14年は俊足のヘルマンだけでなくペーニャがあんだけ一生懸命走ってくれてたのが相当大きかったわけですしね。

  2. 確かに盗塁は少ないなー、と自分も思いました。失敗を恐れている可能性もあるような気がします。それでも走塁意識は低いですよね。
    ただ、若月や伊藤の捕手陣はあまり足が早くないような気がしたので、一歩間違えたら暴走になりやすいので、この2人はあくまでもタッチアップをちゃんとする、くらいで良いのかなと。
    管理人様、四球→死球ですよ。失礼致します。

    1. ゆうさん
      コメントありがとうございます!

      少ないと思ってはいたけど、まさか交流戦でたった1個とは…。
      捕手陣はヘタなケガをしないでほしい(そういう意味で、昨日の伊藤のヘッスラはNG。手をやったら離脱必至)ので、ある程度制限されていると思いますがね。というか、捕手は基本、点を取るのが仕事ではないですしね…。

      おっと、訂正しときますね。

  3. 吉田が帰ってきたら、外される可能性が高いのは武田の可能性はありますよね。ただ、いくら昨年素晴らしい成績だったとはいえ、ちゃんと結果を残している武田をあっさり外して吉田にポジションを与えるのはうーん…です。
    難しい問題になりますよね。

    1. ゆうさん
      コメントありがとうございます!

      正尚はレフトしかダメですしね…。現状、すっごい使いにくい状況になってるように思います…

  4. だからといってセンターとかは肩の弱さや守備力を考えるときついような…
    内野やらせる訳にもいきませんしね。

    盗塁しろ、とまではアレですが、走塁意識は高くして欲しいですね。

    1. ゆうさん
      コメントありがとうございます!

      センターは比較的、肩が弱くてもまだマシではありますが(中継すれば…ってのもあるので)、守備範囲が狭いのは論外ですもんね…。
      肩が弱いってのがあるんでサード転向とかも現実的やないですしね…

      盗塁は向き不向きありますけど、とにかく一個先の塁を取らないと、ですね。
      チーム打率は正直、これ以上は上がらんと思いますしね。

  5. いつも冷静かつ前向きなコラムありがとうございます。
    武田くんに関しては、本格的な一軍帯同が初めてということもあり、首脳陣が起用を慎重にいきすぎているように感じます。ただ、交流戦打率三位は本人もかなりの自信になっているでしょうから、これからはもっと大胆な起用にシフトしてくれれば良いのですが。

    意欲的な走塁なんて、監督がいの一番にやりたい野球だと思いますけどね。となると、教える側の問題かな。走塁コーチはっと…、うーん。
    あっ、こういうときこそ盗塁王四回の貴方の出番じゃないですか、西村ヘッド!

    1. 磁石団長さん
      コメントありがとうございます!

      たしかに、常識的にはその判断は間違っていないんですけどねー。ただ、武田は言うても5年目ですしねぇ…。成績もいいし、本当は固定してもいいぐらいですよね。

      ほんと、そうですよねぇ…。某コーチ、マジで仕事しろ…(ナカジ、ようやく守らせたか…)
      そう、西村コーチも教えないとね。ていうか、ただ任せるだけじゃなくて連携しないとね。

  6. たしかに、今ので本塁帰ってこれないの?ってことが多いし、他球団では2本のヒットで1,3塁の状況がもっと多い気がします。

    ペーニャは走塁意識が高かったですね。あのペーニャでもこれだけ走っているのだから…という状況がチーム全体にいい影響を与えていたと思います。中島のようなベテランが必死に走ってくれれば同じように盛り上がるんでしょうが。。

    3塁コーチもナイス判断と思えることが少ないような。チーム全体で改善してほしいです。

    1. 奈良人さん
      コメントありがとうございます!

      ほんま、あまりにも走塁意識が低すぎてね…。

      ペーニャ、ほんま一生懸命走ってましたからね。何でもないライト前でもガンガン三塁行ってましたしね。ナカジが全力疾走してくれたらなぁ…。

      3塁コーチ、ほんまいろんな意味で今のままなら来年は…。マジで要改善ですよね。

  7. 盗塁が少ないのも問題なんですが、全体的にみると、攻めのバリエーションがなさすぎるんじゃないかと..
    盗塁は、意識をもってやっていくべきではありますが、脚力と技術と思い切りが必要です。
    例えば駿太は、どうも脚力しか持ってない感じがします。
    無死一塁の場面で、試合序盤からだいたい送りバントを選択してますが、そのバント自体も決まらないことがありますし、場合によっては、ひとつアウトを与えて、相手投手を助けてる時もあるように思います。
    送りバント、セーフティバント、ヒットエンドラン、盗塁、スクイズと多様な作戦を使っていかないと、打率はそこそこいいとは言っても、打撃力自体は、あまり強くないチームなんで..と思うのですが。。

    1. mak16さん
      コメントありがとうございます!

      そうなんですよね。打率だけ、なんですよね…。で、バリエーションがなくて送ってばっかり…。
      さすがに、この部分が変わっていかないと…

  8. 初めまして
    コラム興味深く読ませていただきました。
    今シーズンチャンスを逃すことが多くてモヤモヤしていたのですが、確かに走塁面のことが大きく関係しているかもしれませんね。
    試合を見ていてソフトバンクや広島の選手の走塁意識の高さに感心することがよくあります。
    強いチームはそういう地道なところからしっかり鍛えているんでしょうね。

    3番武田凄く見てみたいです!
    一軍定着から間もない為か武田の起用はとても慎重になっている様に思えますが交流戦でもしっかり結果を残しましたしそろそろ次のステップへ進ませて欲しいですね。

    1. シロさん
      はじめまして、コメントありがとうございます!

      ほんと、ヒット2本で1、3塁が全然作れてないですしね。広島、ホークスは長打力のある打者も走塁ができてますよね。

      武田3番はアリだと思うんですけどね。もう少し長打力が必要な気もしますが、安定して結果出せていると思いますしね。
      一塁手がたくさんいるがゆえに岡田をレフトに置いてて外野手の枠が狭くなってる&長打力が不足しているチーム事情で武田があぶれてしまうことが多いんですが、むしろ一塁メンバー(というかナカジ。この3年では一番マシとはいえ、フツーに物足りない成績)こそ多少尻叩かなアカン気がしますしね。

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