2017/6/17(土)【試合速報】横浜DeNAベイスターズ VS オリックスバファローズ

こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

横浜DeNAベイスターズ VS オリックスバファローズ
(2017/6/17 横浜スタジアム)

勝利投手 久保(2勝1敗0S)
敗戦投手 松葉(2勝5敗0S)

<バッテリー>
(バファローズ)松葉、吉田一、近藤、佐藤達、金田 – 山崎勝、若月
(ベイスターズ)久保、田中健、加賀、砂田、平田 – 戸柱

<本塁打>
(バファローズ)マレーロ2号(4回表ソロ)、T-岡田16号(6回表ソロ)、モレル1号(7回表2ラン)
(ベイスターズ)桑原4号(3回裏ソロ)、戸柱4号(6回裏満塁)、桑原5号(7回裏ソロ)、白根1号(7回裏2ラン)

■投手のマネジメントが、主たる敗因。

今日の主たる敗因は一点。投手のマネジメント。他にもありますがこれが一番いけなかった。

起きた現実だけを考えたら、吉田一将がよくやる「フォークの投げ損じ」による被弾。配球的には至極当然の配球(フォークで空振りを取って追い込めていたし、4球目のストレートが外に流れたので、踏み込みも加味して真ん中外低めフォーク)ですから、昨日と同じ戸柱に打たれたからと言ってキャッチャーを責めるのは酷。

ただし、問題はこの「投げ損じ」の背景にあると思うんです。

一将、休養日なし4連投でしょう?さすがにこれに関しては福良氏が何を言おうがブレーキをかけなきゃダメです(実際問題、名将だった仰木氏でさえ、ブレーキをかけなければ勝ちパターンをついついつぎ込んでしまうってことがあったと聞いています)。ベンチでダイレクトに話せるのは星野氏なんだから、もっと進言してほしいです。現役時代、先発しかほぼ経験のないあなたには分からないのかもしれないですが…。

ていうか、ルールを決めましょうよ。4連投は何があってもNGとかね。負けたくないのはわかりますけど、注ぎ込み策で負けたら「温存負け」よりもはるかに悪いんですよ。ここは意地になるところやないと私は思います。

近藤だって、病み上がりって考えたら今の投球間隔だと厳しいもんがあると思うんです。

一応、4連投みたいなことはないですけど、去年に続いて今年も「肩」で離脱しているんですから、もっと思いやってもいいんじゃないですかね。いけますって選手の言葉、鵜呑みにしてたらダメですよ。簡単に「休む」っていう選手、使いたいと思わないでしょう?首脳陣から主体的に休ませなきゃダメなんですよ。

ほんで、残念だったのが試合が壊れてから後を継いだサトタツ、金田のふたり。

自分がやりたい投球を実現する制球力かパワーか、せめてどっちかはないと難しいでしょう…。チャートを見直したらストライクボールがあんなにハッキリしているようでは…。悲しいですが、今の感じでは一軍の戦力として考えにくいと言わざるを得ないのでは…。

■毎度ながら、松葉の投球は「惜しい」。

ほんで、先発の松葉は…毎度ながら、ちょっと惜しい投球なんですよね…。

別に5回までは試合を作れていましたし、2回のピンチをしのいだ辺りは山崎との呼吸もあってましたしね。ただ、追加点を取ってもらった後でまた「取られちゃいけない」とかの松葉がよくやってしまうネガティブ思考めいたものが顔を出してしまったんかなぁと思います。もっと気楽に投げてほしいんですけどね…。

■5点を取ったけど、繋がってはいない打線…

最後に打線ですが…毎度で申し訳ないですが、今日の第二敗因は打線なんですよね。

やっぱりね、繋がっていないんですよ。特に象徴的だったのが、回の先頭・駿太の2二塁打が、どっちも得点に結びついていないこと。これは痛過ぎますよ。3番のマレーロ、ホームランは立派でしたけど、どっちかというとそこで点がほしかったです(ロメロは不問。たまにはこんな日もある)。

あと、結果的にはモレルがツーランという形にはなりましたけど、マルチ2塁打の駿太に代打、ってのはちょっと…。確かに得意ではない左ではありましたけど…。采配が、選手の口にする首脳陣への信頼にちょっと甘えすぎなんちゃうかなと思いましたね。モレルは今季初アーチですからね…。それを期待しての代打、ってのは数字上も適合していないと思います(駿太は2本)。

ほんで、その日の調子で決めるのは、それもやり方ではありますけど…武田をスタメンから外すのは、さすがに余裕をブッこいているように見えます。途中出場でも躍動していますし、ケガとかがないのであればもう止めた方がイイかと思いますね。

あとは、今日もですが、とにもかくにも「当てにいくな」と言いたいです。小島の一本目の併殺はその象徴。スイングを弱めていいタイミングなんてないと思いますよ。大振りせずに、コンパクトにする必要はあると思いますけどね。

■とりあえず、交流戦の勝ち越しだけは達成してほしい。

しっかし、酷い試合内容で6連敗…。明日は山岡になんとか、快投してもらう他、ないですね…。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに!

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「2017/6/17(土)【試合速報】横浜DeNAベイスターズ VS オリックスバファローズ」への12件のフィードバック

  1. 松葉は本当に惜しい投球ですね。あと少しで押さえられそうなんですがね。
    佐藤達也は厳しいですね・・・・
    やはり球に力が無い。投球スタイルを変えてでも復活してくれれば・・・・
    小島、併殺打が多いですね。
    マレーロは落ちるボールがやはりウィークポイントですね。

    1. ユーキさん
      コメントありがとうございます!

      正直、キャッチャーからしても困りもんやと思いますね。ピンチでバタバタは本人の問題ですしね…。
      サトタツ…不器用なんですかね…。変化球を磨かないと本当にしんどいと思います…。

      小島、バントを決めたことは良かったんですけど…2ゲッツーではね…。
      マレーロは少し、バレかかっているかも…。十分、頑張ってくれてはいると思いますが…

  2. 今までの無茶苦茶な投手起用が祟った結果故の大惨事ですね、これは…
    気分が重いです。
    解説からも選手起用をかなり苦言を呈されていましたし、見直す時期では…

    1. ゆうさん
      コメントありがとうございます!

      戦力の余裕に「あぐらをかいた」格好になってしまいましたね…。入れ替えりゃ済む、とか思っているならそれは改めないと…。(二軍で海田の状態が上がらないのがすごく心配です。)
      それなのに最終的に一番割を食ってるのが若月であり鈴木氏ですし…そこが本当に可哀想やなと思います。

  3. いつも早々の更新ありがとうございます。今日はスコアだけ確認して、HAL さんの解説で敗因を知りました。やはりというか、ベンチワークが根本的な敗因のようですね。
    今日はスタメンからアダチン、健矢、栄ちゃんを外してました。特に、栄ちゃん、ナカジ、ビーモの三人はスタメン一人というのを実行されてたようですが、HALさんはその辺はどう評価されますか?

    1. 磁石団長さん
      コメントありがとうございます!

      投手に甘えすぎたツケですね。
      その三人は体調もあったかと思います。で、若月の件…松葉に関しては伊藤もいい数字が上がっていないので山崎に託した、って判断かと思いますね。
      で、後者の三名からスタメンは一人ってのは悪くないと思います。小谷野は調子どん底(直近が.100未満。)なので、そこは間違っていなかったと思うんですが…。いかんせん、武田と駿太を使い分け、ってなってるのがね…。

      あと、最近の運用でも評価できるところもあって。ナカジに守備をさせてるのはいいと思います。もっとも、やれるなら最初から…とも思いましたが…。

  4. 戸柱に2日連続ホームランを食らった、しかも捕手というポジションの選手にっていう妙な怒りもあるのかなー、と。
    失礼ですが、若月も山崎も一発は狙えませんしね…リード良くても失点防げないじゃないか!みたいな怒りがあるのかなーと。
    難しいですね…

    1. ゆうさん
      コメントありがとうございます!

      というか、リードでかなりの失点を今まで防いできてるのにね。そこを評価してくれないのが寂しいですよね…。
      言っちゃ悪いですが、ディクソンはリードが良くなかったら今年ほとんど勝ってないと思いますしね…。

      あと、とにかく違和感があるのは、なぜにキャッチャーの件だけはすぐに首脳陣の責を問おうとするのかってこと。防御率もまったくおかしな数値ではなく(今日のを抜いて交流戦では3.12。もっとも、今日でかなり悪化したでしょうが)打線の酷さはハンパやないのに、シモヤマンや高橋両コーチの責を問う声なんて全然聞かないし、それが全部福良氏のせいってのもオカシイしね。それ以上にバッテリーにだけ意識が向いているのは論外やと思いますわ。

      ほんと、起用に関しても事情を知れば手のひらを返さざるを得なくなることもあるのに、滅多なことをいうもんやないと思いますわ。

  5. どうしても槍玉に上がりやすいのがキャッチャーというポジションですから。
    今でこそ名選手扱いされていますが、里崎氏、谷繁氏、城島氏、巨人の阿部もキャッチャーを辞めるまでボロクソに言われてましたし。

    1. ゆうさん
      コメントありがとうございます!

      まぁ、谷繁氏以外はちょーっと配球面がもう一つでしたしね…。
      里崎氏はキレると一直線になってましたし、城島氏はインサイド=強気と勘違いして大ケガしてましたし、阿部も「なんでソレ?」って謎配球がかなりありました(というか、フレーミングがかなりダメだったように思います)しね。
      ただ、ここのメンツは打で取り返せましたからね…(里崎氏はともかく、阿部やマッケンジーみたいに外せないほど打つ捕手なんて、レアケース中のレアケース)

      どちらにせよ、我慢はいるってことですよね。育成前はかならずどこか、致命的な欠点はあるものですしね…

  6. 2017年シーズンから2018年のオープン戦に突入した以上、勝敗は二の次、2018年こそは、3位は当然、優勝争いが出来るよう、明日からやっていって欲しいです。
    もちろん、そういう戦い方をする中で、勝てるに越したことはないですが、目先の一勝に拘らない、育成を目的に戦ってもらいたいです。
    武田はもちろん、スタメンでいくべきですし、駿太は将来性あるか疑問ですが、他に目につく若手がいないなら、やっぱり使うべき。
    山崎勝とか、中島は、来年の戦力になり得るんでしょうか?
    あと投手は、こんな状況でムリさせても仕方ないので、あくまで育成中心で、将来を見据えた起用を。

    1. mak16さん
      コメントありがとうございます!

      ただ、そこまでいくとまだ早いと思います。勝敗が二の次になり過ぎると食らいつく力とかもつかないですからね。

      武田・駿太はガンガンつかいたいところ。駿太はまだ25。これからですよ。

      山崎はなんとなく指導者ラインも考えていると思いますが、ナカジはどうなんでしょうかね…

      投手はとにかく、ルールを決めて、ですね。それすれば、別にもっと勝てると思いますしね。

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