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⇒オリックス大城、何でも屋卒業「１番遊撃」定着狙う

オリックスでは２年目を迎える大城滉二内野手（２３）の飛躍に期待したい。１年目は出場６４試合のうち４３試合に先発。打率２割２分４厘、０本塁打、７打点の成績だった。守備は本職の遊撃以外に三塁、中堅、左翼といろんなポジションを守った。チーム事情があるとはいえ、使いたいという期待の裏返しでもある。

正直、あんな使い方をしなければもうちょい打てたんじゃないか、と思います。
ただでさえ、右も左もわからぬプロの世界で、将来的な役回りとしても「遠い」と言わざるを得ない「不安定」な起用。
期待の裏返し、といえば聞こえはいいかもしれないけれど、私ならせめて内野でチャンスを与えたいなって思います。

攻守両面に課題があり、守備では「凡ミスをなくすこと」を掲げる。そして打席では粘りをテーマとして宮崎フェニックスリーグ、台湾ウインターリーグとシーズン終了後も実戦を重ねてきた。「つなぐ打撃。簡単に三振しないことを意識した。手ごたえがあった」と成長を感じている。

もっとも、固定して使わなかった理由を擁護するとすれば、これだ！っていうポジションが見つからなかった、ってことかなと。
（もっとも、大城の売りはどちらかというと打撃だと私は思うので、守備を上達させるためにも固定してや、と思うのですが。）
フェニックス、ウインターリーグとずーっと好調だった打撃は、非常に大きな期待を抱かせます。

外野はアマチュア時代に未経験。「自分としては内野で勝負したい。１番で遊撃で。それくらいの実力をつけたい」と意気込む。興南（沖縄）で２年時に甲子園春夏連覇を達成し、立大では最多１１２安打を放ったヒットメーカー。能力が開花すれば、正遊撃手の安達を脅かす存在となる。

当然だと思います。この想いはね。
まさか、立大史上最多安打って実績を引っ提げてきたのに、ただの「便利屋」扱いってのは相当に屈辱的だったと思います。
特に、未経験の外野でエラーをして、守備位置の変更でさらにエラーをした試合なんかは、見ていられなかったです。
だからこそ、今年は大きく開花して、安達を抜き去るような勢いで頑張ってほしいと思います。

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