おはようございます。本日もオリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

オリックスの守護神として今季、チームを２位に押し上げたのが平野佳寿投手だ。
１５０キロを超すストレートと鋭いフォークで、パ・リーグ歴代最多の４０セーブをマークした。
ソフトバンクを上回る８０勝（６２敗２分け）を挙げながら優勝を逃した悔しさと、今オフの大補強でつかんだ悲願のＶへの手応えを、語り尽くした。

今季は最後まで優勝争いをしながら、ソフトバンクに屈して２位。濃密な１年間を過ごした。

「ずっと弱い時期が続いていたので、やっとプロ野球人としてやれたシーズンだった。皆さんに『僕たちはプロ野球の選手なんだぞ』と思ってもらえたかなと。勝つにつれて声援が大きくなっていくのが実感できた」

自身は４０セーブでタイトルを獲得した。

「１年間しっかりけがなくやり通せた結果かな。セーブはたまたま。周りが環境をつくってくれて最後に僕が投げるだけ」

シーズン終盤は苦しい時期もあった。今季６敗のうち、９月だけで４敗した【注】。

「正直しんどかった。本当に体力的にもしんどい時期だった。反省することもいっぱいある」

９月２０日のロッテ戦（ＱＶＣ）では１点リード
の９回に登板したが、３安打を浴びて逆転サヨナラ負け。それでも、試合後のミーティングではナインに「ここまできたら誰がミスしたとか、誰がヒーローとか関係ない。みんなで声をかけあって戦っていこう」と鼓舞した。自身の責任を痛感しながらも、重いムードを払拭するのも仕事だと思ったからだ。いろんな経験をしたことが、今後にも生きてくる。

　「ああいう場面で投げられたことは、プラスにしないといけない。あれがいい経験になったと（将来的に）思わないと」

今年は国内ＦＡ権を取得したが、権利を行使せず残留。順調なら来季は海外ＦＡ権を取得する。

「（国内）ＦＡ権を使うかなどの葛藤は全くな
かった。９年間お世話になったチームで優勝したい気持ちが強かったから。将来的な海外？どうですかね…（笑い）。行く、行かないは別にしてボールも違う
し、コミュニケーションなど野球以外の面で難しいことがいっぱいあると思う。決して日本の野球が負けているとは思わないけど、現実的に今は考えていない。
日本で倒さないといけない敵がいっぱいいるし、納得する成績はまだ残せていない。『日本の守護神は平野だ』と言われるように頑張らないと」

今オフに球団は、中島＝アスレチックスからＦＡ＝、ブランコ＝前ＤｅＮＡ＝、バリントン＝前広島＝、小谷野＝日本ハムからＦＡ宣言＝ら大補強に成功。この４人だけで、来季の年俸は８億４０００万円になる。

「フロントが力を入れているのはすごく感じる。今年２位までいって、チームもファンも来年こそはと期待している。（中島は）西武時代に対戦した際は、いい打者で嫌だった。チームがレベルアップするのに補強は絶対に大事だと思う」

優勝争いの中でチームは確実に成長し、選手たちも自信をつけた。

「成長していると思うけど、弱い時代のチームも知っている。この１シーズンだけ勝ったからといって、強くなったとは思っていない。若い選手には『俺たち強いんだ』と思ってもらわない方がいい。年齢的にも僕らが先陣を切って、そう思わせないようにしないと。僕の中では９年間いてＡクラスは２回（０８、１４年）だけ。強いチームとはいえない」

来季のチームと、個人の目標は。

「絶対に優勝。（今年は）もう少しで悔しい思いをした。目の前で胴上げされたのは初めて。あれが逆に大阪でできていれば、野球人として本当に幸せ。個人的には１年間けがせず過ごすことが大前提。その中で６０試合（登板）以上は続けているので譲れない。あと、今年は防御率が悪かった（３・４３）。最低でも１点台でいきたい。いかにセーブシチュエーショ
ンで失敗をしないか。全部成功を目指したい」

【注】９月８日の楽天戦（コボスタ）で１点
リードの９回に登板。無死一塁から松井稼に２ランを浴び、逆転サヨナラ負け。翌日の同カードでは同点の９回に登板したが、２死二、三塁から嶋に中前適時打
を浴びて２試合連続サヨナラ負け。その後も不調が続き、９月は計１１試合で４敗５セーブ、防御率７．２７と苦しんだ。

（ソースはスポーツ報知）

九月の平野佳寿への風当たりは相当なもんやった…

抑えを変えろ、みたいな声も散々聞いた。

やけど、平野佳寿以外にはやっぱ考えられないんよね。

あの威圧感はサトタツ（佐藤達也）にはまだないしね。

しかも、九月以外は二敗しかしていないなら、抑えとしては非常に優秀。

（私は、防御率が悪くても「ひっくり返されない」人は抑えに向いていると考えている。）

来年は「無双」な平野佳寿の復活、期待しています。

今晩のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに！