こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

埼玉西武ライオンズ VS オリックスバファローズ
（2016/7/9 西武プリンスドーム）

勝利投手 松葉（3勝4敗0S）
セーブ投手 平野（1勝4敗16S）
敗戦投手 野上（2勝8敗0S）

＜バッテリー＞
（バファローズ）松葉 、吉田一 、平野 – 若月
（ライオンズ）野上 、野田 、小石 – 岡田

＜本塁打＞
（バファローズ）糸井 10号ソロ(3回)

■松葉は「立ち上がれた」ことがすべてだったと思う。

今日は松葉が不安な立ち上がりのピンチを、なんとか乗り切ったことに尽きるかな。
糸井のタイムリーで先制点を挙げた後だったし、なにがなんでもゼロで行ってほしいところだったから本当に良かった。

今日の松葉はヒーローインタビューによると調子は悪かったそうなんだけど、直球は147km/hも出てたし、勢いあるなーと思いながら見れた。
結局、この球を中心に据えたこと（変化球のデキはフツーだった）がバッテリーの好投に繋がったと思う。左打者のインサイドもつくことができてたしね。

そして何よりも、9連戦中で8回途中まで行ってくれたことが大きい。
8回の継投のやり方は危なかったけど、なんとか「賭け」に勝った、という感じだったかと。
終わってみれば3安打ピッチ。バッテリーは見事、昨日の借りを返してくれたと思う。

■一体、何をしたいのか。作戦を徹底せえよ！

その一方、攻撃陣は…糸井が意地の二打点（ホームラン、ほんまカッコよかったっすね）を挙げたけれども…
正直、目についたのはミス…というか「徹底の甘さ」。

特に問題だったのが終盤の2イニング。

まずは7回のワンアウト1、3塁で安達がバントを使った作戦をした場面。
こんな表現になっているのは、正確にはどんな作戦だったのかが「わからない」から。
セーフティースクイズなのか、スクイズなのか、サインが出ていないのに安達が勝手にやったのか、ランナーの駿太がサインを間違えたのか。
場面としては、2点勝っているし、ノーマルのスクイズでも何の問題もない場面。
で、安達がバントを転がしたのに、駿太はゴーしていなかった。
とりあえず、ひとつ言えるのは「中途半端」だということ。
見てる側としては「よくこれで流れを失わなかったな」ということ。

で、8回のツーアウト1、2塁。
安達の打球がファーストへ転がり、メヒアが弾いていた場面での若月の本塁ラクラク憤死の場面。
おそらく、一回は三塁で風岡氏が止めたんじゃないかと思う。
メヒアは後ろに逸らしたわけではなかったし、若月の走力を考えてもね。
なのに、弾いたとみるやまた「急に」回したんじゃないかと思う。
ランナーが小島や小田ならともかく、若月でそれはあまりにも無謀。
こういうときに改めて思うんよね。選手の能力を把握してるか？ってね。

ぶっちゃけた話、逆転されたりって話にならなかったのは、ライオンズの調子の悪さに助けられただけという印象。
それだけ大きな失敗である、ってことは勝ったからこそ兜の緒を締めてほしいところ。

■やっぱり、センターは駿太だよ。

で、もうひとつ思ったのは、やはりセンターは駿太じゃないとなってこと。
今日は右中間に大飛球が何回も飛んでおり、それをすべてアウトにできたのは駿太&糸井というコンビだったからこそ。
駿太の守備のレベルは一級品。他の人が守ると申し訳ないが三流に見えてしまう。
勝負であることを考えると、センターだけは「ヘタクソ」が守ることを許してはいけないと思う。

おそらく、若月も守備力を考えて、外野フライでも助かるってことで思い切り「押す」配球になっていた、ってところもあったと思うしね。
投手からしても、守ってくれるなら自分の投球への集中力が段違いだと思う。
最近は打つ方も段々調子が上がってきていると思うので、頑張ってほしい。

で、追加で今日のスタメンに関して。
ボギーとブランコが「スタメン」だったことは個人的には悪くなかったと思う。
ベンチに置いといてもなんの意味もないしね。
ただし、結果が出ていなければ「代打」を出すぐらいのことはしないといけないと思う。
そうじゃないと、昨日の采配との整合性が取れない。

■スコアだけ見たら「締まった」試合だから、きっかけにしてほしい。

ミスはあれど、とりあえずスコア上は引き締まった試合になったわけだから、これをきっかけにしてほしい。
明日のディクソンには「らしい」投球、期待してるで！

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに！

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