こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
試合の中日にあたりますので、今日はコラムをお送りしたいと思います。

今日は、交流戦を振り返って…というテーマでお話ししたいと思います。

■地味だけど大きかった、交流戦最下位の原因。

5勝13敗。交流戦最下位。

正直、途中からはなんとなくそうなるだろう、と思っていたが、やはり現実のものとなると厳しいものがある。
今年もパリーグが数字上でセリーグを圧倒する中、一チームだけ、借金を思いっきり増やしたのがバファローズ。

いきなりジャイアンツに三タテを喰らうも、スワローズを三タテし返してなんとか流れを立て直すのかと思いきや…
その後はなんと2勝しか出来ず、交流戦を終了してしまった。
投壊もしてるし、打線もいかんし、原因はいろいろあり過ぎてなんとも「これだ！」というものを絞り切れないんですが…

私が振り返ってみて、地味だけど大きいなーと思ったのが、センターラインの軽視だったんじゃないか、ということ。
選手が頑張っているということはもちろん理解しているけれど、やはり小島や宮崎、もちろん大城のセンターはキツイ。
この交流戦でも打球の追い方がまずくて「あー…それ取れんと後ろ行ってまうか…」とかはかなり感じたし、宮崎に至ってはゴロをファンブルするエラーを記録して、試合の流れにトドメを刺してしまった。
特に、センターは専門職の人間が守らないといけないんじゃないかと思う。

というのも、バッテリーの組み立てや気分にもろに影響するからなんですよね。

■センターが「穴」だと、「低め」に執着せざるを得ない。

実際問題、センターは外野の中では一番守備機会が多いわけじゃないですか。
で、そこが「穴」になっている状態だったら、そこに飛ばされないための配球にせざるを得ないわけで。
となると、シンプルに「低め」ばかりになってしまうわけですよね。
そりゃそうです。そもそも外野に飛ばされたくないんだから。

ただ、うちの投手陣の状態はどうか、というと…正直、手放しで「イイ」とは言えない。というか、むしろ「悪い」。
その上「絶対低め！」という要求を、守備陣形の関係上、やらざるを得ないから、余計に力む。
で、コントロールがし切れずに、どうにもこうにもボール球が増えて、球数がどうしても増えてしまう…とか、もしくは低め投げなきゃ！と力ませてしまって大失投して被弾…ということだと思う。

ただ「低め重視」に関しては、バッテリーも妥協はできないところだと思うしね。
「じゃぁ、中途半端な打ち損じフライや強めの難しい打球取ってくれるんか？」って言って、応えてくれるのは駿太だけやろ。
（武田はまだいける方かと思うけれど…）

そんな中、松葉だけは割とリード通りに投げられていたから、全試合で好投することができたんだと思う。
それこそ、完全な投げミスって、ビシエドの一発ぐらいやったんちゃうか？

■とりあえず、打撃より守備を何とかする方が「早い」と思う。

福良氏は、「打撃をなんとかしないと…」という趣旨のことを語っていたけれど、私は守備をなんとかする方が近道やと思う。
ハッキリと言ってしまうと、今のメンバーで「投手の不調をカバーし切る打線」を組むのはムリだと思うし、それでまだ「実績重視」起用になって、せっかく出始めた若手の芽を摘んでしまうのであれば、まったく今後に繋がっていかないと思うしね。

だったら、せめて守備で足を引っ張らないような布陣を組む方が、気分的に好循環に入ると思う。
とにかく「打てないし守れないし…イライラ！がっかり…」みたいな状況を出来る限り減らすことが大事かなと思う。
センター（ライン）を「上手い」と言えるレベルの人間だけに守らせるだけで、だいぶバッテリーも気分がラクになるんじゃないかと思う。
（現状、守っていいのは駿太と武田だけでは？）

つまりは、駿太頑張れ！現状.250前後まで上げれば完全にレギュラー近づくで！ってことです。
もしくは、それに匹敵しうる守備力（駿太の競争相手）のメンバーを育て上げてきてほしい、ってことです。

とにかく、まずはすぐになんとか出来そうなところから立て直していかないと、と思う。
福良氏、現実問題として一年契約なんやから、悠長にやってる暇はないんやで。
今はどん底やけど、この金曜日に少しでも「変わった姿」を見せてほしいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！

※その他のコラム記事は、こちらのページからご覧いただけます。
⇒管理人・バファローズコラムまとめページはこちら。

＜オリックスバファローズ・月別ニュースまとめ＞
⇒月別のニュースまとめはこちらをクリックしてください。