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先輩超えの出世ペースだ。オリックス宮城大弥投手(22)が倍増の年俸1億6000万円で契約更改した。オリックスの高卒5年目としてはイチローの2億円に次ぐ2位の高額年俸。21年山本由伸の1億5000万円を抜くハイペースとなった。「納得できました。いただいた分、恩返しというか球団のために目いっぱい頑張りたい」と引き締めた。
3年連続で2桁勝利となる10勝で自己最高の防御率2・27。山本が抜ける来季は新エースの期待を背負う。「まだまだエースと呼ばれるような実力も存在感もない。現役中は必死なので、50、60歳ぐらいで、この10年間はこいつすごかったなみたいな感じで言われたいです」と謙虚に話した。
言葉と裏腹にチームを引っ張る自覚は強い。描くエース像は「投げれば勝つ」投手。大一番で星を何度も拾った大エースの姿を見ている。山本が3年間独占していた主要タイトル獲得のチャンスも広がる。「防御率のタイトルを取りたいです。防御率がよければ勝ちもついてくる。今年は調子の波がすごく大きかった。もっと頭を使って投球できたらとか、失点を防げる部分は前からずっとあった」と明かした。開幕投手への思いも隠さなかった。
5回途中KOされた日本シリーズ第7戦の映像も見返した。「すごく濃い1年でしたが、最後に悔しい思いをした。経験を生かしながら、最後に勝ちたいと思います」とリーグ4連覇、日本一奪回への思いを強調した。
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⇒【オリックス】宮城大弥投手 倍増の年俸1億6000万円更改 先輩超えの出世ペース(柏原誠記者)
宮城は調子の波があったとは言いつつも、それでも前年よりも中身は良くなっているわけで。これで3年連続二けた、エースとしてってところも来季は求められますし、より一層の飛躍を期待したいですね。
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