潰瘍性大腸炎のため、３週間ほど入院していたオリックスの安達了一内野手が、１５日から神戸市内の室内練習場で練習を再開した。約２０メートルのキャッチボールや素振りなどを行った以外は、ウエートルームでバイクを漕ぐなどの軽めのメニューで終了。「全く動いていなかったので、ちょっと動いても疲れますね」と久しぶりの白球に四苦八苦しながらも、復帰へ向けて動き出した。

　潰瘍性大腸炎は厚生労働省で特定疾患に指定されている難病で、安倍晋三首相もかつて患ったことがある。安達は現状、完治しておらず投薬治療は続いているが、食欲も戻りつつあるという。入院中には自らのツイッターに、ファンからたくさんの激励の言葉をもらい、「すごく力になっています」と感謝しつつ、「なるべく早く治したいが、焦っても治らないので、じっくりやりたい」と抱負。３月２５日の開幕は間に合わない見込みながらも、まずは全体練習復帰を目指す。

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⇒オリ安達、軽めメニューで練習再開　潰瘍性大腸炎からの復活目指す