【管理人コラムVol.5】一刻も早く、「四球観」の共有を。~バファローズを「四球地獄」から救うカギ。

こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
最近のバファローズについて、気になることがあったので、コラムを書こうと思います。

■大崩壊する、負け試合。

最近(リーグ戦再開後)の敗戦スコアを見ていると…
8失点以上の負けが5試合と、非常に大きな失点をして負けているのが分かる。

原因は、ファンの皆様ならおおかたお気づきの通り、ムダでしかない四球。
特に顕著だったのは、6/20ライオンズ戦7/2ファイターズ戦と、7/5ホークス戦だ。

中でも、ファイターズ戦では、松葉が「四球による投球回1/3ノックアウト」という醜態をさらしてしまった。
この試合も、追いつきはしたものの投手陣が枯渇し、結果は4-8での敗戦となった。

■なんでこういう「四球連発」による自滅が起こるんだろう?

興味が湧いたので、自分なりに考察をしてみたいと思ったのが、当コラムの執筆のきっかけである。

もちろん、当ブログコラムVol.3でも書いた通り、伊藤のリードにもその原因の一端はあると思っている。

だけれども、試合をよーーーく見ていると、どうもそれだけじゃないな…というのが浮き彫りになってきた。
というのも、山崎がマスクをかぶっていた試合でも四球連発は起こっているからだ。
(7/2のマスクをかぶっていたのは山崎だった。)

…そんなときに、ふと、ある「疑問」が浮かんだのである。

■首脳陣と、投手陣(バッテリー)の「四球観」にズレがあるんじゃないか。

新聞記事などでも公言している通り、福良監督代行は「ムダな四球」を非常に嫌う監督である。
先述の6/20のライオンズ戦後、四球を主体とした失点をした山崎福也、中山、白仁田の三投手が即刻、二軍行きを通達された。

もしかしたら、この一件でバッテリー間に「四球」を出したら即刻二軍、というような意識が入り込んでしまって、かえって萎縮して四球を出す、というような連鎖が起こっているのではないか、と感じたのだ。
(特に、7/2の高木伴の登板内容に、その「焦りめいたもの」を感じた。)

■「勝負に行って四球が出る」のは、仕方がないこと。

たしかに、四球はシラケる部分も大きいし、出来るだけ出さないに越したことはない。
だけど、試合の上で大事な目的は「点を与えない」こと。
もっと言うと「試合に勝つこと」であり、「四球を出さないこと」ではない。

だから、主要なバッターに対しては慎重に勝負して、その結果が四球になったなら、それはそれじゃないか、と私は思うのだ。
四球を出しちゃいけない頭が先行した結果、ストライクを取りに行ってバカーンとホームランでも打たれようもんなら、それこそ愚の骨頂。

■私が大事だと思うのは、「闘い方を考えること」。

私は、四球を出そうが何しようが、抑えりゃチャラだと思う。
むしろ、闘う相手をしっかり見極めて試合全体を作る方が、よっぽど「プロの勝負師」だと思う。
抑えられるバッターを、確実に抑えに行く。
何も、恥ずかしいことではない。

現に、バファローズのスーパーエース、ブランドン・ディクソンは与四球リーグ第二位でも、あれだけ勝っている。

■一刻も早く、「四球観」の共有を。

だからこそ、首脳陣には、「四球」に対する考え方を、もっと丁寧に、バッテリーと共通の認識になるまで話し合ってほしいと思う。
正直、7/2の松葉が出したコメントは褒められたものではないし、首脳陣の考え方に「?」があるようなフシも十分にうかがえる故に、心配である。

コミュニケーションを綿密にすること。
それが、バファローズを四球地獄から救う道になるんじゃないかと、私は本気で思っている。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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