こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
試合の中日(なかび)なので、コラムを書こうかと思います。
今回のテーマは、駿太外野手です。
■悔し涙を流す、上州男の姿。
先日、7/31のイーグルス戦、バファローズはサヨナラ勝ちを収めた。
その勝利を収める直前のこと。
カメラには、おそらく悔し涙であろう涙を流す、駿太の姿があった。
試合の打席内容は、バントが一つあるものの、3三振とピッチャーゴロ。
その翌日の試合でも、ノーアウト一三塁での大チャンスで、浅っさいライトフライ。 (この試合もノーヒット)
このとき、駿太はベンチで苛立ちを爆発させていた。
…私は、この姿を見て、次のコラムのテーマは駿太で行こう、と決意した。
■開幕からずっと不振の、今シーズン。
バファローズファンなら当然ご存知だと思うが、今年の駿太は非常に苦しんでいる。
8/3現在、.199、0本、20打点。
特に、6月の月間打率は.081。
もっと言うと、月間打率ですら、昨年の「年間通算打率」を一度も超えていない。(最高は5月の.279。)
駿太に期待する数字としては、あまりにも物足りない。
正直、故障者連発と同じぐらいに、駿太の不振は大誤算。
…このように言わせるぐらいに、駿太に対する期待は大きいものとなっている。
■「野球の神様」が引き合わせたとしか言いようがない、バファローズと駿太との出会い。
駿太は2010年のドラフトで、大石達也(ライオンズ)・伊志嶺翔太(マリーンズ)・山田哲人(スワローズ)の抽選を外した末の、「外れ外れ外れ1位」として、バファローズに入団した。
もちろん、ガッカリする気持ちもあったものの、「野球の神様が、これだけクジを外させてまで入団させるってことは、何か持っている男なんじゃないか」と思わせるには十分すぎるエピソードだった。
その期待通り、キャンプでもメキメキと頭角を現して、高卒新人外野手では、なんとあの張本勲以来となる開幕スタメンを勝ち取ったのである。
もちろん、プロのカベにぶち当たって打撃ではなかなか成績が残らなかったものの、守備ではこんな印象的なプレーも見せてくれた。
■「上州のイチロー」は、「守備の人」みたいになってしまうのか…?
上述の通り、駿太は入団してから「打撃」のカベに苦しめられている。
正直、1年目で試合にあれだけ出ることが出来たから、順調にいけば3年目にはレギュラーいけるやろ、と思っていた。
ところが、2年目は打率.138と足踏み。
3年目も、 ホームランを放つなど成長を見せたものの、打率は.199。
守備は何の問題もないだけに、非常に歯がゆかった。
…まさか、このまま「上州のイチロー」は、「守備の人」みたいになってしまうのか…?
■「もう守備の人とは言わせない。」~大きく成長した、2014年。
3、4月から、打率.357と絶好調の滑り出しを見せ、今年はなんか違うぞ!ってところを見せる。
5月でややスローダウンして月間.250になったものの、前年までは2割がやっとだった選手。
否応なしに、期待せざるを得ませんでしたよね。
↓その期待が確信に変わった一撃。
その後は疲れの見えた9、10月に数字を落としたものの、通算打率は.280。
目だった不調もなく、安定したシーズンを過ごしたことも大きかった。
もう守備の人とは言わせないぞ!来年はセンターのレギュラーや!
当然、その自信はあったはずだ。
↓この一撃に、未来を感じたものです。(動画の最初の方をご覧ください。)
■私は、必ずやこの壁を乗り越えてくれると信じています。
だからこそ、現状の駿太の状態は、ファンはもちろんのこと、本人が一番歯がゆいはずだ。
彼は、本来であれば同期のスワローズ・山田哲人にも負けない選手のはずだ。
私は、必ずこの壁を乗り越えて、リーグを代表する外野手に成長してくれると信じている。
そのときが来れば、バファローズの「真の黄金期」がやってくることは間違いないと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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コラムありがとうございます! 私も駿太のあの涙を見て、 「駿太、ガンバレ!」の思いを強くしてました☆ 今までの駿太の事を知れて良かったです!(^^)! 守備での活躍はいっぱい見たので、 打撃での活躍もいっぱい見れるように、 壁、乗り越えて欲しいですね!!!(^^)! 駿太、ガンバレーーー!(^^)!
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コメントありがとうございます! 駿太は、うちの球団では珍しい、高卒すぐから一軍の空気を味わった選手。 絶対に大成してほしいと思いますね。