不法賭博の林昌勇からの売り込みを蹴っていた福良監督…直感がチームの危機を救った<バファローズ最新ニュース>

こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

9月中旬、オリックスの球団事務所に海の向こうから1本の売り込みがあった。

 ぜひオリックスでプレーしたい…と言ってきたのは林昌勇(イム・チャンヨン)。かつてのヤクルトの絶対的守護神、というよりは、そう、10月にマカオでの不法賭博などの容疑で韓国の検察に召喚され、容疑を認めた、渦中の人物だ。最近は、林昌勇と仲がよかった呉昇桓(オ・スンファン)も同じ罪を認めて、残留交渉を進めていた阪神はスッタモンダの大騒動に巻き込まれてしまった。

 ただ、売り込みがあった時点では、こんな事件に発展する当事者とは誰も夢にも思わない。球団関係者によると、その売り込み内容は実に魅力的だったとか。

 「守護神にこだわりません。中継ぎの一員で十分です。起用法に文句は言いません。とにかくもう一度、日本でプレーしたいんです」

 希望する年俸も格安。ヤクルト時代に2年7億円超の破格の契約だった右腕が数千万円程度の条件だった。日本の打者をねじ伏せた全盛時の力はないにしても、今季韓国・サムスンで5勝2敗33セーブをマークしている右腕に、当然、オリックスの編成部門も傾きかけた。特に今季は自慢の救援陣が故障続き。林昌勇が加われば、再び強力な勝利の方程式が築ける…。

 そんな動きに待ったをかけたのが、当時は監督代行として采配を振るっていた福良新監督。2016年の戦いを見据えて補強をどうするか、という話題になったときに言い切った。

 「フレッシュなメンバーで戦いましょう」

 中島、小谷野、バリントン、ブランコ…。他球団で活躍した大型選手を補強した今季は、まさかの大低迷。出直しを誓ったチームに新監督が臨んだのは、「昔の名前」ではなく新鮮さだった。逆に言えば、平野、岸田、佐藤達という現有戦力の救援陣に自信があるという考えの裏返しでもある。

 もしあのとき、福良監督が林昌勇に飛びついていたら…。大々的に獲得を表明した後に、先の騒動が発覚するわけだから、今頃、オリックスはとんでもないドタバタに巻き込まれていたはず。当然、新外国人の補強も後れを取ることになっただろう。

 先日の阪急・オリックスOB会では「寡黙な福良」と山田久志、福本豊ら大先輩たちから繰り返され苦笑いだった新監督だが、筋は通っている。チームの危機を救った直感が来シーズン、どう生かされるか。楽しみがひとつ増えた。 

(ソースはサンスポ

来年40歳になる、イムの年齢を考えたら賭博云々関係なく、当たり前の話。
むしろ、そこでポンッと飛びついてしまうようなら、監督失格やで。
大英断みたいな論調で書かれることに、正直、違和感がある。 
むしろ、来シーズンは「起用」に一本筋を通してくださいね。 

明日のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに! 


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