昨オフ大型補強から一転 オリックス福良監督 生え抜き組中心で20年ぶりVを<バファローズ最新ニュース>

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オリックス・福良淳一監督(55)は、5位に終わった今季終了後に監督代行から昇格した。大型補強を敢行した昨オフから一転、現状ではドラフト以外の補強はなし。95、96年とパ・リーグを連覇した時の主力だったオリックス初の生え抜き監督が、期待するのはT―岡田外野手(27)ら「生え抜き組」の台頭だ。20年ぶりの優勝、チーム再建への構想を語った。(聞き手・鶴崎 唯史) 

 ――新監督とはいえ、今年6月から指揮を執っている。

 「そうですね。その分、戦力の把握はできていると思う」

 ――現在のオリックスの強みは?

 「やっぱり投手でしょう。前面に出していかないといけない。今年の開幕前は打つ方がクローズアップされたけど、根本は守り勝つ野球です」

 ――先発陣も救援陣も選手層は厚い。

 「そんなにいますか?(笑い)両方とも、まだ少し足りないかな。あとは秋季キャンプに行った若い連中が、どこまで食い込めるか」

 ――秋季キャンプは手応えもあった。

 「何人か面白いのはいた。名前は挙げづらいけど、先発として使ったら、というのが…。まあ、来年のキャンプ、オープン戦を見てみないと分からないけど」

 ――就任会見では「西に期待している」と名前を挙げた。

 「そう。西が引っ張ってくれるようにならないと。あとは東明。金子は当然と考えているので、その2人で、どれだけ貯金をつくってくれるか。西にはそこ(金子)まではいってほしい」

 ――野手では、秋季キャンプで安達や駿太を鍛えた。

 「2人とも、だいぶ変わってきた。駿太も意欲的に声を出して、引っ張っていた。安達も変わりそうだけど、オフの間にどうなるか。この2カ月は大きいので、どれだけやってきたことを継続できるか。課題は与えている」

 ――中心は糸井、中島、小谷野になるのか。

 「でも、やっぱり生え抜きの4人。T―岡田、安達、伊藤、駿太。ここが引っ張って、中心になって、他の連中がサポートするのが本当はいい形。今年はちょっと遠慮みたいなものが見られたけど、そうならないと強くはならない」

 ――去年と違うのは、ドラフト以外の補強が現状ではない。

 「ないですね(笑い)。だから、今いるメンバーでどう戦うか、そこを考えないと。毎日、考えていますよ」

 ――宮内義彦オーナーは、生え抜き監督誕生を喜んでいた。

 「やっぱり、20年も優勝から遠ざかっているので。何としても、強いオリックスをよみがえらせたい」

 ――福良監督も黄金時代のオリックスを支えた一人だが、当時の強さの要因は。

 「当時は個々が自分の役割を分かっていた。打つ、守る、いろんな役割をね。実戦の中で覚えたものが多かった。ただ、あの時も後ろの投手(野村、鈴木、平井ら)がしっかりしていた。大体、7回ぐらいまでにリードすれば、勝てる野球をしていた。去年のうちもそれができていた。そこから計算していかないと、7、8回でやられるとショックが大きい」

 ――当てはめる人材は。

 「まだ決めていない。佐藤達と平野佳の勤続疲労がどんなものか。塚原の体も1年間もつのか。(右肩手術を受けた)比嘉が間に合うのか。岸田も今年50試合投げたし。継投の順番も決めていない」

 ――来季の戦略は。

 「足が使えるのを、スタメンに何人入れられるか。打つことは限られているので、そこで崩していかないと点は取れない。実際、今季は零敗が20試合以上あった。いかに相手バッテリーにプレッシャーをかけられるか、その勝負になる」

 ――来春は1、2軍ともに宮崎でキャンプを張る。紅白戦もできる。

 「序盤はそうなる。田口(2軍監督)もチャンスをください!と言っているからね。あげるよって。ただ、なるべく対外試合をしたいと球団には頼んでいる。1年間戦う上で選手を見極めたいので」

 ――今季はソフトバンクが圧勝だった。

 「そこを倒さないことにはね。今年みたいに走らせると、どうしようもない。ソフトバンクの勝率をいかに落とすかを考えると、良い投手を当てていくのかな。ただ、絶対に隙はあると思う。どんな手を使っても勝たないと。うちの選手はそこまで苦手意識はないはず」

(ソースはスポニチアネックス
西に中心として頑張ってもらうのはイイと思う。
金子にはケガもつきものだし、引っ張るってタイプでもないしね。

野手も、基本は生え抜きで行ってほしい。
実際問題、20台後半に差し掛かった選手が軸になって活躍しないと、長く強くなることはできないのも確かだしね。
あと、脚を使いたい気持ちは分かるけど、塁に出られる力・走塁技術があるメンバーを使うということはくれぐれも留意してほしい。

で、後は首脳陣の考え方のすり合わせが必要。
酒井コーチは、先発を作ることを重視しているけど、この記事内では福良監督はリリーフの重要性を説いている。
両者を比較してどちらが戦力を把握しているかと考えたら、当然福良監督なわけで。 
もちろん、いいアイデアがあるなら取り入れていい(今シーズンは去年のやり方にこだわっているうちにズルズルいった部分もあったので)と思うけど、基本線は監督がやりたい野球をするのが一枚岩になりやすいと思う。 

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに! 


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「昨オフ大型補強から一転 オリックス福良監督 生え抜き組中心で20年ぶりVを<バファローズ最新ニュース>」への2件のフィードバック

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    昨年の大型補強で今年は全然やらないのはいかがなものか?投手は中継ぎ投手が岸田、平野投手に連投が期待できない。優勝争いするには3連投や4連投する時がある。新人の若手投手は未知数!やはり、中継ぎ投手や抑えの155キロメートル出す外国人投手か日本人投手を補強すべき。打者は速い球に弱い打者が多い。しかも、速い球が少し打てても、変化球に弱いので、結局打てなくて、完封される。昨年は速い球でも変化球でも打てる打者坂口選手、平野けいいち選手がいたが、トレードと引退でいない。150キロメートルの速球に強くて尚且つ変化球に強い選手を補強すべき。生え抜き選手を今まで追い出して、よくいうは。それなら、生え抜きの坂口選手を何故追い出したのか?

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    コメントありがとうございます! 優勝争いしていても、正直4連投はもうこのご時世ないと思いますよ。そうしなくていいシステムを確立したチームが優勝すると私は思います。現に、ホークスは登板過多になった投手は一人もいませんしね。 155km/h出すって触れ込みだけでは、活躍は難しいと思います。例えば、イーグルスのクルーズ投手(自由契約)も、球は速いけど…っていう投手でしたし、そもそもそこまでの速球があれば、基本、その他の部分がそれなりであれば日本には来ないです。 補強というより、速球を打てるようにするのが先決だと思います。変化球が主体の投手は比較的、よく攻略していると思いますしね。

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