【管理人コラムVOL.64】首脳陣「なら」批判してもいいの?

こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。

今日は、ようやくコラムを書く気になってきたので、書いてみようと思います。

テーマは表題の通りです。

■私が今シーズン、ほとんどコラムを書いていなかった理由。

まず、こういうコラムを書こうと思った経緯として、私が最近「コラムを書いていなかった」理由からお話していく必要があるので、まずそのお話しからします。

表向きの理由としては「私生活でやることが以前よりも増えてきて、野球だけに時間を取るわけにいかない」っていう状況があること。

ただ、正直、それでも時間を割こうと思えば、コラム記事ぐらい書く時間が「ないってことはない」です。それでも書かなかったのは「批判」がキーワード、なんですよね。

■当初は私も、相当にきつい内容でブログを書いていた。

私のブログを創設当初からご覧いただいている方はお分かりかもしれませんが、当初はもう、負けたら露骨にきつい論調になるブログをずっと書いていたんですよね。それこそ、そのことが当然かのように。

私がブログを書き始めたのは15年から。で、ブログを書き始めようと思った経緯も14年の躍進があってこっから強者になっていけるかもしれない、という期待があってのもの。ところが現実は皆様もご存知の通り。成績面は目も当てられず、毎日のように怒っていたわけですね。

率直に言いますが、その当時に「思っていたこと」は今から見返しても変わることはないと思います。グランドスラム最下位など、今まで野球を観てきた中でもワーストクラスのシーズンだったことに変わりはないですから。だけど、正直なところ私のブログに私に対するご意見が少なからずあったのも事実。

それでも、恥とも言うべき歴史的最下位だったこともあり、批判されるいわれはないぐらいの気持ちで突っぱねていたんですよね。真摯に向き合おうとせずにね。

■「良くなった兆しすら、信じない」姿勢に疑問を持ち始めた。

ただ、17年シーズン当初、2位発進ができて、その後5月に低迷し始めたあたりから、ですかね。

せっかくいいスタートを切ったのにも関わらず、少しチーム状態が落ちると批判どころか中傷が渦巻いたのを見て「はて?」と思ったんですよね。良くなったかもしれない兆しを信じるってことすら、できないの?って思ってしまってね。

しかも、チームの表面的な状態しか見えないのは間違いないのにも関わらず「その批判が絶対正義」と思っているかのようなさまを見て、私自身も今までのことを振り返り、うわっ…って思ってしまったんですよね。

そこから私は、とにかく福良監督をはじめ、できる限り首脳陣のことも信じていこう、っていうスタンスに変えよう、と思った次第です。

※そのときのコラム記事はこちらです。

ただ、やはり一度自らつけてしまった批判のテイストはなかなか拭い去れず、どうしてもご意見を頂く機会が多数ではないにせよ、ありました。そして、その批判の声を受けたときに、ナニクソ、ってそう簡単には思えないものなんだ、ということも自覚したんです。このことが、自分の意見を話すことに対する怖さを生んで、批判されるぐらいなら書くの、イイや…って思いをどこか、持ってしまっていたんです。

■首脳陣「なら」批判していいの?

そして現在。山ほど渦巻いている、チームというか、首脳陣への批判…。

私は、この画を見てどうも「首脳陣なら批判していい!なぜなら間違っているから!」という絶対善みたいに信じ込んで攻撃しているように思えてならないんです。

例えば今のトレンドの中継ぎの酷使の話。たしかに山田は17試合中13試合登板と、かなりのハイペースで投げているのは事実。だけど、もう8月の勝負所に差し掛かっているでしょう?って話で。登板を振り返っても「シビレる場面」ではないムダでしかないような登板もなく、もっと言うと、選手を安易に擁護しないスタンスの福良監督も、昨日打たれた山田をかばっているわけで。

仮に試合が競っているのに、そこに耐えうる能力がない選手を登板させたら、それこそ首脳陣の責任でしょう?で、本格的な大ケガをする前にファームで休ませに行ってるのに(高山コーチは3年前の比嘉の件がありましたから、慎重にやって下さってると思います。事実として、今年酷使が原因の肩ひじの大ケガでファームに行った選手はいない)、それすらも「使い捨て」だのなんだと騒ぐ。

以前と違って、SNSで怒りの声を「見えるところ」にぶつけられてしまうようになったから、それをうっかり見てしまった「批判をせずに頑張って応援しよう」としてくれているファンの元気すらも削いでしまう。

これ、本当に「正しい、当たり前」のことなんですかね?

■「人気次第」で批判の有無が決まっているように見える。

結局、こういう起用しないといけない原因は「競った試合が多すぎる」ことの方がウェイトが圧倒的に高いんですよ。

バファローズ、いまチーム防御率1位なんですよ?その一方で失点はリーグワースト2位、打率は最下位。この時点で野手の責任が相当に重いことは火を見るより明らかだと思います。

なのに、それをカバーしようとしてくれているバッテリー分野の批判がむしろ、「人気のあるコーチ」が担当している打撃部門よりも明らかに多い。

たしかに藤井コーチはミスターブレーブス、ブルーウェーブからの系譜のある、私の父も「ヤスオさん」と慕う最高の選手でした。シモヤマンも、ブログでの明るいキャラも相まって、現役時代から屈指の人気。双方、コーチとして過去の実績がある。だから、打てなくてもファンの批判は「選手が悪い!」。

一方で、せっかく若月がだんだんたくましくなってきた(守備面は去年と雲泥の差)っていう「結果」があるのに、その「指導過程」が気に入らないというだけで山ほど批判を浴びる鈴木バッテリーコーチ。昨年みたいに、若月が落ち込んでいる、みたいな面は少なくとも私は見受けられないし、性格的なモノを踏まえたら「叱った方がいい選手もいる」って話は他でもない森脇浩司前監督も言うてましたやんか。

※風岡コーチに関しては、もちろん思うところはたくさんありますが、これはそういう組閣しかできないフロントの問題。コーチとしての降格経験がある時点で実力はお察しだったはず。だけど、我々の知らないような、いいところがある可能性は否定できない。

いわば成績が振るわなくても結局「人気次第」で批判の有無が決まっているような状態(二軍も必要な戦力の供給が全然できていない状態なのに、そういう批判も聞かない)。

これ、本当に「正しい」ですかね?甚だ、私は疑問。

■イライラムカムカはあるけれど…。

もちろん、ファン心理として結果に一喜一憂して「イライラムカムカ」はあると思います。

だけど、そのイライラムカムカを本当に「外に向かってぶつけないといけないのか」。その先で見ている人に対して「見られても恥ずかしくない」言葉になっているのか。

この一点はイメージしてもいいんじゃないか。私はそんな風に思います。

あと「批判はされて初めてわかる。思ったよりも傷つく」ってこともね。

※当記事はこちらの記事に思うところがあって、筆を執りました。サッカーの話ですが畑違いと思わずに、最後までご覧いただけたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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「【管理人コラムVOL.64】首脳陣「なら」批判してもいいの?」への18件のフィードバック

  1. 本当に野手の責任が重たすぎる。
    打てていれば救援投手に負担がかかるのを少なくすることが出来るのに、それが全くですからね。自分も野球を見始めて5、6年経ちますけどここまで打線が打たないのは初めてですよ。(今年は1年通して調子が良かった時期が無い)
    高山コーチは3年前の事を考えると本当に慎重な起用をしているとおもうんですよね。
    鈴木コーチなんか個人的に一番頑張っていると思いますよ。
    三輪、前田コーチの時の防御率は見れるレベルでは無かったですしね。
    批判される意味が分からないですね。
    それならよっぽど今の現状を見て打撃コーチの方が罪が大きいですよ。
    本当に人気次第で批判の有無が決まっているのがね…..
    ファームの戦力供給が出来ていないのも大問題ですしね。

    1. ゆうきさん
      コメントありがとうございます!

      ほんっと、今年の野手は本当にマズい。打ってないから勝とうと思えばリリーフ出さなきゃいけない、それの繰り返しですからね。
      それなのに、やれ「酷使」だ「贔屓」だ、ホンマエエ加減にせーよと思います。私もある程度わけが分かるようになってから(約20年前くらい)ここまで打てなかったのは、それこそ石毛監督時代の「谷ひとりだけ」だったときぐらい(あとは13年もひどかったけれど、それでも今年ほどではなかった)。1年通して打っている時期がないのは異常だと思います。

      高山コーチ、ほんま頑張ってくれていますよ。というか、ディクソンは「もっとも慕っているコーチ」として挙げているんですよね。頭の回転が速い、と。
      比嘉の件があったので、そこで学習していなかったら心配って話はたしか、私自身、彼が就任したという話を聞いたときにしましたが、現状はお見事ですよ。一将の件だって、一昨年は「ケガしたから」下げた(首痛)でしたもんね。比べて申し訳ないですが、星野氏や小林氏、もっというと酒井氏とは運用レベルは月とスッポンだと思います。
      (実は存じ上げなかったのですが、高山コーチは15年の森脇前監督が休養したときに「進退伺」を出していたそうです…)

      そして鈴木コーチね。マジな話、そんなに怒ってます?って話なんですよね。
      確実に怒っていたと言って良さそうのは22-6事件を除くと、大山が神戸で投げてた試合で若月が軽いプレーで逸らして失点したとき、ぐらいでは?それ以外は方針確認でしょうに…。

      よく槍玉に上がる、伊藤の件だって元はといえば、「即・更迭」レベルでしかない実力しかなかったコーチ(現役時は3番手捕手の地位すら怪しかった前田コーチに加え、三輪コーチはこのときの降格が2回目だった)にキャンプをやらせたせいでしょう。あの2年で伊藤が失ったものはあまりにも大きかった。ベイスターズに移籍したての数試合はうまく行ってましたけど、現状は打撃もダメでベンチを温める機会が増えてしまってる状況ですしね…。

      で、藤井コーチの就任時のファンの流れは「蝶よ花よ」状態やったのは明らか。
      で、現状、いかがですか?って話で。信賞必罰がうんぬん言うなら、それこそ藤井コーチもヤバいでしょうに。
      現役時代大好きだったのはもちろん私もそうですが、ダブスタもいい加減にしてほしいと思いますね。

      ファームなんて、正直もっとどないなってんのよ、と思います。
      一軍よりも遥かに危機的状況(勝敗がすべてではないけれど、借金14。投手がイイにも関わらず、チーム打率は.231と真っ青の状態…)。
      弓岡コーチは公然とカミナリを落としていたようですが…(これも仕方がない)。

  2. 興味深く拝見させていただきました。
    徳島の話はハッとさせられますね。

    個人的には極力、試合を観ている中で感じたことのみをコメントするようにしています。(いつも場を借りている立場で恐縮ですが…)
    指導力、コミュニケーション、試合前の調子などは見えない部分。結果はともかく、憶測は極力控えないといけないですよね。

    首脳陣に関しては、今年は粘っていると思います。ここまで故障、不調で想定と乖離しては仕方ない部分もありますよ。
    中継ぎの整備、運用は評価できますし、野手も一時期より可能性は感じてます。
    加えて、福良さんの厳しいコメントが他人事と言われますが、裏のフォローがなければ、良く言われる、いい人評は出てこないと思います。

    ただ、思うのは、2014年を経験した世代の躍動が欲しいということです。先発陣も含めて経験ある、軸になるべき選手が不在、不調なところに脆さを感じています。ここ数年、ドラフトによる上積みはできていると思いますが、モノになるには時間を要しますし。

    そのあたりのバランスは福良さんは理解しているように見えています。良くなる面を見て応援していきたいですね。

    1. アルパカさん
      コメントありがとうございます!

      徳島の話も読んでいただき、ありがとうございます。
      あれ、私も読んで「しまった…」って過去を反省せざるを得ない気持ちになりました。

      そうなんですよ。結果を言われるのは致し方ない(福良監督の、監督責任は当然、避けられないことだと思います)。
      だけど、憶測の域を出ないことをさも、取材でもして来たかのように、確信を持って言われるとね…。これは私の過去も含めて思います。

      首脳陣をポコポコ挿げ替えずに、何年か様子を見て「本当に変えなきゃいけないところだけ」変えるようにしたのは間違ってないと思いますしね。
      唯一、風岡コーチに関してだけは外から見る様子に大きな不満がありますが、現場から見て不満がないなら、それはそれ、なんですよね。ファンがどうこうやないですもんね。
      中継ぎの運用、これで不満って言ってたらもう、ね…。誰もコーチなんてできませんで。
      てか、厳しいコメントも当然やないですかね?1年目みたいに極度にピンズレしてるところは最近は感じませんしね。
      そして、ほんまにフォローも何もなかったら、さちやとかあんな福良監督を慕ってないでしょ(談笑する写真を何度も観たことあります)。

      で、14年組のこと、ですよね…。
      金子、西、安達、岡田、そしてチームを不本意な形で出てしまいましたが伊藤光…
      こぞって、全員不調ですもんね…(比嘉の復活は嬉しいですが)。さすがにこれは情けないと思いますね(皮肉にも、そのとき苦しい立場も味わった平野が一番活躍している…)。

      そしてバランスの件は…福良監督が「吉田正尚」を獲得に行った時点で、理解していると思いますね。
      もしあそこで投手に行っていたら…?って思うとゾッとします…。

  3. 今年ブログを拝見させて頂いています。

    私も今年のオリックスの試合はイライラしますが、ただそれが即首脳陣批判に繋がる空気には疑問です。

    少なくとも、福良監督は若手を中心に育成しつつ戦うという起用をしている印象です。特に今年は、大城、西野、若月、小田、宮崎、伏見、武田、、この辺りは相当我慢してスタメンに入れていると思います。

    ハッキリ言えば、どの選手も他球団なら控えレベルですが、そこを上手くやりくりしながら経験積ませるために起用して何とか勝ちに行く、、そういう意図があると個人的には感じています。

    元々、巨人顔負けのFAで選手を獲得して生え抜き育成を蔑ろにしていたイメージのあるバファローズからすれば今年は遅まきながら漸く育成主体に切り替わっているところで、また首脳陣を入れ替えてこの路線を断ち切るのは良くないと思います。

    批判が多い福良監督の投手起用ですが、交流戦辺りまでは山本由伸の起用も三連投は避けるなどして故障しないように注意している印象です。
    ここ最近のソフトバンク戦で中継ぎをつぎ込む点は、ここで勝たないとCS進出が厳しくなることを考慮すれば、まさに勝負所であると思います。ならば、シーズン通して多少無茶な起用をする試合として仕方ないと私は考えています。

    個人名で批判は避けたいですが、中軸の打撃不振がシーズン通して響いてますね?Tさん、ロメロ、マレーロが去年の8割程度でも打てていれば、、、と思う場面が多すぎます。

    中軸のTさん、吉田正尚、ロメロ、マレーロのカタログスペックは他球団とのそれと比べて充分戦えるレベルだと思えるだけにもどかしいです。

    私の最終的な結論としては、福良監督にはもう一年若手を育成して欲しいと思います。特に今年は大城のパンチ力と守備力が去年より向上している感じがあったので彼を上手く起用して欲しいですね。

    1. 関東のオリックスバファローズファンさん
      コメントありがとうございます!

      >ハッキリ言えば、どの選手も他の球団なら控え
      ここなんですよ(ヨソでもいけそうなのは、若月、西野ぐらいか…)。この現実を受け止めずに、やれ首脳陣がー、っていって現実逃避を繰り返す。で、また頭を挿げ替えての悪循環。これを断ち切ろうと思ったらファンも長い目で見てあげないといけないですよね。「戦力はある」なんて、大幻想ですよね。ライオンズを見なさいって思いますもん。

      少なくとも、もう大補強なんかに走ってはならないですよね。軸がヨソ、は絶対にダメなんやなと痛感しました。

      投手起用の件は、あの程度で批判されたらなり手なんかいるかい!って思いますね。あれで山田の投球を批判したならともかく、擁護しているのにかわいそうとしか…。

      ナカジ…すまんけど、彼は批判されても仕方がないと思います。プレー内容が全くもって年俸に見合っていないですよね。
      せめてサード転向に本気で取り組むぐらいの試みがほしかったです…。いいところももちろんありますが、全盛期とまでいうのは贅沢かもしれませんが、あのレベルでいいと思う人なんかいないでしょう。

      ほんと、ロメロとマレーロ…特にマレーロがこんなに不振に陥るとは思ってもみなかったのでね…(環境に馴染めたのでいけると踏んでたんですが…)。
      後は岡田がね…。ケガで調整が遅れたりなんやらで、乗れないまんまここまで来てしまっていますね…。

      大城、もう一段強くなれば面白いと思いますね。背番号もフォームも似ている、谷佳知氏のような打撃を目指してくれれば…。

      1. 管理人HALさん

        返信ありがとうございます。

        それですよね、他球団でも通用する若手がいないのは明らかな戦力不足なんですよね。西野、若月も一軍レベルとはいえ積極的に起用するにはまだ躊躇しますしね。

        一応今シーズンの大まかな選手別印象としては、

        投手陣に関しては、

        金子:年齢も考えればまぁ想定の範囲内。

        西 & 山岡:先発右腕の1,2番手として壁を乗り越えてほしいところ。彼らがエースになってほしいし、ならないと勝てない。

        ディクソン:毎年8~9勝程度なのでこれも想定の範囲内。ただ毎年8割方ローテを守るところはとても良い。

        アルバース &ローチ:助っ人先発としては現状十分過ぎる働き。

        田嶋:待望の先発左腕。新人で5勝できたならとりあえず良し。

        吉田一 & 山本:感謝以外の何もない。交流戦あたりまでは間違いなくMVP。

        増井:こちらも感謝。日ハム時代より安定しているような印象。

        黒木 & 近藤 &比嘉 & 澤田 &岩本 &山田:全員カタログスペック通りには活躍。

        野手陣は

        T-岡田:今シーズン低迷の一因。得点圏と左腕に弱いのはまだしも、去年のようなソロHRを量産できる気配もない。打てなくても一発はある、という怖さがあるだけでも相手にとっては嫌なはず。

        吉田正尚:野手のMVP。HR以上に打率が高い点が個人的にはいいと思う。1,2番が出塁率高いチームなら3番に置くと相当怖い選手になれるかも。個人的には西武の浅村選手が完成形かなと思います。

        ロメロ &マレーロ:HRは打てているけど打率がもう少しあればと思う。

        小谷野:正直前半試合に出すぎ。ここは福良監督で不満な点。ベテランということも考えれば、週1~3は休ませないとダメだったのでは。案の定、息切れして2軍。

        中島宏之:年俸が1億以下ならいいんですけど、HALさんがおっしゃる通りコストに見合わない守備や走塁はネック。ただ打撃技術だけならまだ1軍クラスなので当面DHでいいのではないでしょうか。

        安達:守備は流石の安定感。難病持ちなので打撃は多少目を瞑ってもいいかなと思います。オリックスの中ではバントとか小技がうまい。

        大城:今年は成長している感じがはっきりとある。これも首脳陣の批判ですが、大城は内野一本、できれば二塁手か遊撃手で起用してほしいです。守備のユーティリティーならそれこそ小島がいますし、大城は守備うまくなりましたが時折ボーンヘッドを派手にやらかしてる印象。ポジションたらい回しにして中途半端になるより、福田、安達と内野のセンターラインを競ったほうがいいと思います。

        西野:長打はないですが、打率は3割近くあったし足もあるので1番でリードオフマンさせたらいい結果残せたと思います。チーム事情で中軸に回らざるを得なかったオールスター明けの時期は本人にとってもチームにとっても残念。

        福田:即戦力ルーキーとしてはとりあえず十分。

        若月:まぁまぁ。良くも悪くも想定の範囲内。時折打撃が大爆発しますが、あれを週1でやってくれたら正捕手確定。

        小田:交流戦あたりは走攻守で躍動していたのであれをシーズン通して発揮できれば中堅手確定。

        伏見:こんな打撃良かったっけ?と思うこと多々あった。それぐらい今年は活躍している。でも中軸に置くには物足りない。伏見を7番あたりに置けたら相当強いはず。

        こんなところですかね。
        あとはトレードで獲得した白崎&高城や駿太、宮崎、杉本とかもいますね。

        それなりに若手、中堅はいるので彼らを育成しつつ、FA獲得は毎シーズン1人にピンポイント補強にしてほしいですね。

        今年なら浅村、丸、中田翔あたりが出てきますが、無理に獲得せずに寧ろ西を残留させることに注力してほしいです。西はエースになれるスペックはあるはずなので。

        長文失礼しました。

        1. 関東のオリックスバファローズファンさん
          コメントありがとうございます!

          そう思うと、やっぱり岡田・ナカジがデカいですよね…(特にナカジ、大減俸でも残ってくれないなら手を離さないといけないと思います)。
          やっぱり、中軸寄りにいる選手がダメだと、控えよりの選手が良くてもずっとは勝てないんですよね。

          なにはともあれ、みんなもっともっと、伸びていってほしいところです。
          この中から、どれだけ驚かせる選手の成長があるかどうか、そこにかかっていると思います。

          1. 管理人HALさん
            返信ありがとうございます。

            T-岡田は本当に復活してほしいです。シーズン通して2割6割で20本打てれば間違いなく戦力ですからね。

            中島宏之は減俸ができないなら、コーチ候補として惜しいですが手放さないとそれこそ他の選手が納得しないと思います。

            そうですね、福良監督は走塁と守備でリズムを作りながら繋ぐ野球を意識している風があるので、そこを担える選手(特に大城、西野、福田、武田、小田の5人はポジションが空いているので)が出てくればいいかな、と今シーズンは思います。

            明日からも引き続き応援頑張りましょう!

          2. 関東のオリックスバファローズファンさん
            コメントありがとうございます!

            ほんと、岡田はみんなが期待している、人柄も優しいいい選手。結果出してほしいんですよ。

            ナカジは減俸制限オーバーで自由契約を選ぶとしたら、致し方なしだと思いますね。どうせうちでコーチって話にならずに、ライオンズ帰ると思いますし…。

            あとは、守備固めで休ませなくていいチーム作り、ですよね。体力つけて頑張ってほしいです。
            引き続き、応援していきましょう!

  4. HALさん、こんばんは。
    初めてコメントさせていただきます。
    いつも楽しくブログ、コラム見させていただいてます。

    今回の内容にとても共感してます。

    自分も今年の多くの試合の敗因は言わずもがな、野手だと思ってます。
    打てないだけでなく、失点に繋がるエラーも多い印象です。(直接失点に繋がらなくても守りのリズムを崩すもの、記録上エラーになってないものも含め)。
    やはり上位のチームは打つだけでなく隙のない野球をしてますね。

    それを何でもかんでも首脳陣批判に繋げるのはいかがなものかと。
    首脳陣も負けに行こうとしてるわけじゃないですよね。結果が全ての世界なので采配の批判はあるのは仕方ないと思いますが、特定の個人をやり玉にあげて何でもかんでも批判するのは違うよなぁ、と思って見てます。
    よく批判されがちなバント作戦も、こんだけ打ててないのだから1点を取りに行くための工夫として必要でしょう(2点以上のビハインドがある時のバントは自分もあまり賛成出来ないですが)。

    HALさんが紹介されていた徳島の記事も見て改めてそやなぁ、と感じました。
    今年は自分も現地で10試合ほど観てますが、負けた後(何なら勝ち試合も)の首脳陣批判が多いです。本当に。
    負けてて気分が落ちてる時に余計にいい気はしないですね。

    自分もただの1ファンです。
    でもファンに出来る事は「チーム、選手を信じて応援する」に尽きるかなぁと思ってるので今は耐えます。

    HALさんも忙しい中更新ありがとうございます。
    楽しみにしてます。

    1. さわけんさん
      はじめまして、コメントありがとうございます!

      ちょっと、野手はもちろん理解しているとは思いますが「投手陣におんぶにだっこ」状態であること、絶対に取り返してほしいところです。
      そのためにも、まずはしっかり守れる野球もしてほしいところですね。

      ほんまね、批判マインドを「持つな」とまでは言えないけれど、しまっとくことはできんか?って思うモノが大多数を占めてますよね。
      しっかり、応援していきたいと思います。お気遣いもありがとうございます!

  5. お忙しい中久しぶりのコラムありがとうございます。とても興味深く拝見させていただきました。
    藤井コーチも外から見ていてある程度は分かってたかもしれませんが、九年ぶりに帰って来ていざ蓋を開けてみたら…ってな感じなのかもしれませんね。高山コーチは三年ぶりで以前の教訓もあって比較的スムーズに入れたのかなと。
    監督に関しては、私は2015年に誰も拾おうとしない『火中の栗』を拾ってくれただけで充分だと思ってます。2002年以降(だと私は思ってます)弱体化の一路を歩んで来たこのチーム、中々すぐには強くなりません。
    それでも今年はおぼろげながら形が出来てきたかなと。後はオフの藤井コーチの手腕にかかっているかなと。
    『批判』に関してはリンク先の文章も読ませていただきました。ネット上の書き込みとはいえ相手は実在する人間ですから、本人がそれを聞いてどう思うかぐらい考えてほしいものです。何にも考えない人もなかにはいるみたいですが。
    私は年に数試合現地で観戦します。その際は三階内野席ですが、直接批判的なヤジは全くといっていいほど聞きません。なので、ファンのほとんどの方々は管理人さんの考え方と同意見だと思いますよ。
    なんにせよ今シーズンまだ自力優勝の可能性が無いだけで、あとは何も確定してません。批判は一旦置いといて、もう少し選手をコーチを監督を信じて応援してみましょうや、ねぇ皆さん。

    1. 磁石団長さん
      コメントありがとうございます!

      藤井コーチは来年がどうか、でしょうね。今年は「選手が戸惑っている」みたいな声を複数(若月、岡田かな?)聞いたこと、そして作戦指示がハマらなかったこと。この辺は改善してほしいです。もっとも、前者は続けさせることで解消ができるかな、とは思います。たしかに高山コーチはなんだかんだ、ある程度現状を知っていたと思いますしね。

      ほんと、いま思うと福良監督、よう就任してくれたんやなと思わんとな、と。
      結局、報道の様子から察するに梨田氏に断られて「オワタ」みたいになって球団に泣きつかれた…ってところでしょうしね。
      ※結局、今は岡田氏や森脇氏にかかせた大恥のみそぎをしている最中、なんやと思います。

      ほんで、球団に勘違いしてほしくないのは「SNSをやってる」「批判行動を起こす」人だけがファンやない、ってことですね。
      現地で応援されている方にはいろいろな方がおられますし、批判が「総意」だとは思わないで欲しいと思っています。

      そうなんですよね、まだ自力優勝がない、というだけ。
      今日からまた、しっかりやっていってほしいですね。

  6. 「コーチの批判と人気の有無」は考えさせられました。
    確かに青波党で田口大好きの私は、二軍監督を批判することは滅多にしませんし(苦笑

    いつだったか、福良が田口を二軍監督に呼んだとき、
    「そろそろあのときのメンバーが何とかせなあかんやろ」
    と言ったとか。
    あのときとは、言わずもがな95年96年。

    そのコメントを聞いてからは、福良田口ラインを短期間で切るのは良くないな、
    むしろじっくりやらせてみるべきだと思いました。

    藤井もあのときのメンバー。
    やはり強い時をしってる人たちで、もう一度強いチームを作ってほしいです。

    1. こたふさん
      コメントありがとうございます!

      田口二軍監督は、話し上手&文章上手ですよね。だから、ファンにも考えが伝わっていて…ってのはあります。
      反面、福良監督は話しベタ、だからこそ、言葉の切り取られ方で変な伝わり方をしてる気がするのもね…ただ、ここは本人の努力も必要だとは思います。
      で、コーチに至っては意見表明の場すら少ないから、意図の説明がファンにできないことも多いですしね。その結果、誤解されたまんま…みたいな例が多く、悲しいですね。

      あとは、強いときを知ってるメンバーも「あのときは…」っていうので嘆いたりしないようにはしてほしいところです。
      そうなると「強いのを知っていること」が「枷」になってしまうんでね。どこまでうまく、選手と折り合えるか…ですかね…。

  7. コメントさせていただきます。

    ダメのレッテルを貼った選手はいいプレーしても褒めない、スタメン出場したらブーイング・・・

    チームはCS出場目指して足掻いてるのにファンがそっぽ向いて首脳陣やレッテルを貼った選手に対するいじめが酷すぎて今シーズンは見るに堪えない・・・

    1. ロックブーケさん
      はじめまして、コメントありがとうございます!

      そうなんですよ。特にその傾向が目立つのが小島ですよね…。たしかに今年はお世辞にもいい成績とは言えないですが、そこで「応援ボイコット」みたいになるのはどうかと…。
      率直に言うと、現場よりファンの方がよっぽどダメ。罵詈雑言でどんだけ足引っ張るねんと思いますもん。

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