【管理人コラムVOL.41】海田の「男前なガッツポーズ」がどれだけ見れるかに、チームの未来がかかっている。

こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
試合の中日に当たりますので、今日はコラムをお送りしたいと思います。

今日のテーマは、いまや中継ぎ陣に欠かせない左腕の柱…海田智行投手です。

■海田=安定感。

安定感。

今年の海田を表すと、まさにその一語だと思います。
31試合に登板して、失点した試合はわずかに5。
現在、リリーフでは塚原、吉田がコンディション不良に苦しむ中、守護神の平野と並んで好調を維持しています。

ですが、この海田。
以前は結構、ファンからも辛辣な声が飛ぶぐらい、成績を残せていない投手だったんですよね。
それもそのはず、優勝を争った14年の成績は、防御率7.58(19試合登板)。
その前の年も先発でなかなか勝てず、リリーフに回ったりとなかなか、即戦力の期待に応えきれていなかったのが実情でした。

では、そんな状況から、何が海田をここまで変化させたのか。
私が思う一番大きな要素はズバリ「フォーム」。

■海田のフォームで、一番変化した点とは?

まず、以下の動画のフォームが、2013年のモノ。

続いて、現在のモノ。

現在の方が、溜めが効いているのが分かります。
このフォームで何が良くなったかって、一番はタイミングが取りにくくなったこと。

以前の海田が抱えていた一番の課題が、直球(系)の被打率があまりにも高かった(.339)ことでした。
海田の直球はスライド回転(いわゆる真っスラ)して内側に入りやすいクセ球で、どうしても甘いボールばかりになって打たれやすかったんですよね。
その上、以前の海田のフォームはいわゆる「大人しい」フォームで、1、2の3で合いやすいフォームでしたよね。

この点が、フォームの溜めを作ることで打者にとってはタイミングが取りにくくなり、しかも海田自身にとってはリリースのタイミングが取りやすくなって、一石二鳥だったのでは?と思います。
(今年の海田の直球系統の被打率は.209。もはや別人とも言える数字です。)

このフォーム自体は昨年から取り組んでいるモノだと思いますが、昨年は夏場に差し掛かるぐらいのところで大きな疲労が出て二軍落ちするなど、課題はあったんですよね。
今年も、春先は状態が上がらず、一軍初登板は5月になってから。
正直、最初から海田が居ればもっと勝負になっていたかもしれない…そんな思いもあります。
ほんと、来年こそは、一シーズン通して一軍帯同を成し遂げてほしいと思います。

■海田が、今後どれだけ「男前なガッツポーズ」を見せてくれるかに注目。

いま、本当に中継ぎ陣は苦しいコンディションで戦っています。
残りのシーズンの成績は、海田の調子がどこまで続くか、という点もかなり大きなウェイトを占めると思います。
海田の男前なガッツポーズがどれだけ見れるか。残りのシーズンも大注目して見ていきたいと思います。

↓縞田ファンにもお得なこの動画で締めます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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「【管理人コラムVOL.41】海田の「男前なガッツポーズ」がどれだけ見れるかに、チームの未来がかかっている。」への2件のフィードバック

  1. 実は私が「Bs ウォッチャーズ」を本式に始めたのは、2015年度なんです。
    あの年は言うまでもなく、「辛いシーズン」でしたが、そんな苦境の中、中継ぎとして奮闘した一人が、海田投手でしたので、やはり思い入れが有ります。
    管理人様も御指摘の通り、様々なブログでは「信用出来ない」なんて、辛辣な評価が散見されるだけに、ここんとこの活躍は嬉しいです!
    このまま、2014年度を凌駕する「中継ぎ大国」の一角を占めて頂きたいものです(望)
    それに、海田投手のガッツポーズを披露する為に貼り付けて下さった、縞田選手のファインプレーの動画も、奇しくも同じ2015年度の「私のBs 元年」に奮闘していた選手なだけに、感慨深かったです(悦)

    1. ハンキュウベリーマッチ?さん
      コメントありがとうございます!

      実際問題、14年のイメージは19試合「も」投げさせよって…ってのは私も思っていましたからね。
      辛辣な意見があるのはある意味しょうがないのかな、と思います。
      あとは、ほんと「年間フルで働き切る」って出来れば、そういう雑音は消えていくと思いますがね。

      しかし、あのファインプレーは今でも思い出に残っていますわ。
      同期組の熱いモノを感じましたねー。

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