こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

北海道日本ハムファイターズ VS オリックスバファローズ
（2016/5/10 東京ドーム）

勝利投手 有原（4勝0敗0S）
敗戦投手 ディクソン（3勝3敗0S）

＜バッテリー＞
（バファローズ）ディクソン 、佐藤達 、海田 、白仁田 – 伊藤 、山崎 、齋藤俊
（ファイターズ）有原 、宮西 、高梨 – 市川

＜本塁打＞
（ファイターズ）大谷 6号ソロ(2回) 、田中賢 1号2ラン(3回) 、レアード 10号ソロ(4回)

■伊藤の「軽いプレー」が、ディクソンの制球に影響したのは否めない。

今日はもう、初回ですよね。
失点こそなかったですけど、今日のディクソンの出来を左右するとんでもないプレーがありました。
そのプレーっていうのが、中島卓也の振り逃げのシーン。
ディクソンが投げ損じたわけでもない理想通りの高さに投げたナックルカーブを、伊藤がこともあろうか手だけで取りに行って逸らしたんですよね。

で、このプレーの何がまずかったかって、ディクソンのボールを投じる高さに影響したからなんですよ。
この後ディクソンは勝負を決する4失点をすべてホームランで失ったんですけど、ぜーーーーんぶ高かったんですよね。
それはナックルカーブも込みでね。
もちろん、ディクソンも「高くなっちゃいけない」と割り切りを計ろうとしたとは思いますけど、逸らされ方として腑に落ちるモノではなかったと思うんですよ。

ホームランを打たれた配球も正直腑に落ちない（あてにできないスライダーを二つやられている）ですけど、今日はそれより何よりキャッチング。
5回で下げられた上に、ディクソンが山崎と組み始めたら持ち直した（低めにも来るようになったし、ピンチもしっかり三振で乗り切れた）わけですから、本当に伊藤には猛省してほしいです。

■打線はまったく見どころナシ。

で、打線は…有原にねじ伏せられた、という印象でしたね。
ウチが貧打なのを差し引いても、今日の有原は良かったと思います。
正直、8回途中で下げたのも「エッ！」って思ったぐらいでした。
少なくとも、去年のような「なんでウチだけが打てないんや！」っていう投手ではなかったと思います。

なんせ、散発、すべて単打の5安打ではどうしようもないです。
好調だった西野・糸井・岡田が完全に封じられましたしね。
強いて言えば、7回のブランコのサードライナーが一番おっ、って思った瞬間だったかな。
それぐらいに、見どころはなかったです。

■齋藤は一応無失点だったけど、正直一軍では厳しいと思う。

そんで、今日は代打の関係で齋藤俊雄が二年ぶりに一軍でマスクをかぶったんですが…
結果は無失点。ですが正直一軍でマスクをかぶるには不安っていうのが正直なところだと思いました。

サトタツみたいに、強いボールがあるピッチャーなら割と大丈夫なんですけど（そういえば現・ホークスの寺原とも好相性だった）、変化球を主体にするピッチャーのリードがね…
ストライク⇒ストライクになるインサイドの変化球で決めようとする配球が個人的にはあり得ないと思う。
やるならボール球にするぐらいじゃないと…
現に、海田と中田の対戦での危ないレフトフライはそれこそ「バットに向かって投げてるのか？」っていう軌道を描いてましたからね。
以前から言われているキャッチングの課題も出てましたしね…
（ワンバウンドで膝を折るのが遅く、結果手だけで取りに行くような形に何度もなっていた）
結果こそ無失点だったけれど、あの内容では信頼には至らないと私は思いますね。

■借金6に逆戻り…

しっかし、中身に乏しい試合で3連敗。借金は6まで逆戻り。
明日は不振の東明。ここで負けてしまうとチームの雰囲気に致命的なマイナスですから、本当に頑張ってほしいです。

明日のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに！

＜オリックスバファローズ・５月末まで＞
⇒５月末までのニュースまとめはこちらをクリックしてください。

＜オリックスバファローズ・開幕から４月末まで＞
⇒開幕から４月末までのニュースまとめはこちらをクリックしてください。