2020/10/4(日) オリックスバファローズ VS 東北楽天ゴールデンイーグルス

こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

オリックスバファローズ VS 東北楽天ゴールデンイーグルス
(2020/10/4 18回戦 京セラドーム大阪)

勝利投手 山田(3勝4敗0S)
敗戦投手 寺岡(2勝1敗0S)

<バッテリー>
(イーグルス)瀧中、池田駿、寺岡、津留﨑 – 下妻、石原
(バファローズ)宮城、比嘉、荒西、山田、ヒギンス、漆原 – 伏見、若月

■8回表までは、悪いところも多分に…。

ひとまず、終わってみれば大勝ではあったんですが…これは浮つかない方がいいタイプの勝ちかな、とも。

というのも、8回表までは悪いところも多分にあった試合でしたからね。まずそっちを処理してから、良かったところの話をしたいと思います。

まず6回までの打線は…さすがに瀧中にひねられ過ぎでしたね。特に序盤の瀧中はテンポも悪く、これぐらい打ってや…って内容でしたからね…。

中でも試合を通じて攻撃面で悪目立ちしたのは岡田。全打席内容悪かったですね…。特に3回裏の遊飛は瀧中を乗せてしまったし、7回裏の狙い通りの4-6-3は、8回表の落ち着かない流れの原因にもなったかなと。

あと、大下はそろそろかも…と。攻守ともに精彩を欠き…いったんお休みさせてもいいんじゃないかな…と思います。さすがに高い注目度も疲れや力みになってきた感じはかなりあるように思います。

■宮城はバッテリーワークをもったいなく感じさせるぐらい良かった…。

あと、これは良かった点とも絡む部分ではあるんですが…バッテリーワークね。なんというかね、もったいないんですよね。

正直な話、今日まさか、宮城で「組み立ての話」をしようと思うとは…。ぶっちゃけ、今日はややこしい組み立てなんて要らん、打たれてもいいって事前は思っていました。

ただ、あの落ち着いたマウンドさばきを見れば、勝たせられた可能性もあったかもなーってのは、感じました。それぐらい宮城は素晴らしいデビューでした。

具体的にどの組み立てが「あー…」って思っちゃったかというと…色気を出して「良すぎるボールを続けさそうと」しちゃった田中のタイムリーと、その難しい組み立てを止めればいいだけだったのに出来の中では課題が残る変化球中心の攻めで「そのまま、通用しなかった」銀次、小郷のところのは反省点になるかなと思います。(特に銀次のはもったいなかった…)

※良すぎるボールの点の補足として…。初回に和田から三振取ってたからいけるんじゃないか、ってところもあったと思いますが、彼は「ストライクのインサイド」が見えてなかったんでね…。田中のは「ボール球」って違いがあったと思います。

■リリーフ陣のバッテリーワークもちょっと…。

あと、末尾の段でトライのことは絶賛させてもらうんで勘弁してほしいんですが…リリーフ陣のバッテリーワークもちょっと…。

全体的にもう一歩(組み立てとして噛み合っておらず、テンポが悪かった…)でしたが、ヒギンス-トライコンビに関しては「ずっと」ダメですよね。

念のため言いますと、今日はヒギンスも定まらない部分が多々あって、良かったとはとても言えないのは事実。だけど、コンビネーションの部分で投げたい球が決まらなかったりってのは頻繁に見る光景(首振ってチェンジアップを投げた。直球がまったく定まってなかったし、そら投げたいわなって思ってしまった…)。

ピンチで強い打球を打たれる危ない展開がほとんどで、なおかつこないだは大惨事。今日も小深田のは定まってなかった直球を選んで強い当たりを打たれた瞬間「やってもうた…!」って思いましたよ、正直。ジャンピングキャッチの安達はビッグプレーでした。最近はよう組んでるんやから、もうちょっとなんかない?とは思います。

■7回、8回で一気呵成!トライの満塁走者一掃が大きかった!

さて、やっと今日のいいところの話を…。やはり7回の攻撃でしたかね。

もっとも、これも本音をいえば相手バッテリーが存分にマズかった部分があるんですが…近めを伏線にせず「ただ、続けただけ」になって漫然と同じように打たれた杉本のところと(詰まったとは言ってましたが、内心ごっつぁんって思った気がします。2打席目はリスクを背負った1打席目の近め意識させる流れが繋がり、外中心でひねられていた)、率の悪い大下に当て、左打席の状態を見ずに不要な際どい勝負で佐野を歩かせちゃったところは、相手がくれた感もかなりありました。

※もちろんですが、杉本がマルチで結果を出したことは素晴らしいです。これでまた先へ繋がりました。

ただ、トライのは別。外読み一本でしっかり右中間を破ってくれたのはお見事でしたね!3点追い越しはやっぱり大きかった!

今日もリード面ではいろいろと言いましたが、この打力はやっぱり魅力。ぶっちゃけ、打線が低調気味になりつつあった中、事実上チーム3番目の長打率を誇る打者を外して打ってどうにかする画を浮かばせにくいのは、そりゃあるよなーと思います。

※打で起用している、と中嶋代行が言っていないのは、そう思われるとトライが打つ方だけに意識を振ってしまう(打ちゃいいんやろ?と思わせてはいけない)可能性を考えてのことかも?と。

今日は宮城を勝たせられなかったけれど、負けを消してやることはできました。4打点なら、リード分は当然ながら差し引きでお釣り。特にこの残り1カ月は大事にしてほしいと思いますね。

末尾になりましたが、8回裏はノーカンかなと…。もう記事が長くなってしまったんで詳細は言及しませんが、相手バッテリーが総合的に酷かったです…。モヤはナイス三塁打でした!これで完全にトドメでしたね。

■今度こそ、やり返してこないと。

とりあえず、負けたまま千葉に行くのは避けられました。

今度こそやり返してこないと。そう思いますね。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに!

<2020年・オリックスバファローズ10月の関連ニュースまとめ>
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「2020/10/4(日) オリックスバファローズ VS 東北楽天ゴールデンイーグルス」への8件のフィードバック

  1. 勝って何よりです。途中まで危なかったですからね。昨日、勝てませんでしたが、イーグルスの中継ぎを疲弊させたのが効きました。
    大下は明らかに疲れてきましたね。
    マリーンズが岩下がコロナに感性し、厄介なことになりましたね。

    1. おかぴーさん
      コメントありがとうございます!

      いやぁ、昨日疲弊させてなかったらおそらく今日も負けでしたね…。よう勝ったと思います。

      しかし大下は疲れがありますね…ちょっと、精彩が…。

      岩下の件、心配です。一軍の話なんでね…。

  2. 宮城、色々課題はあるとは思いますが初登板初先発で5回2失点なら全然良いと思います。
    バッテリーワークの件はね…
    やはりバッテリーコーチの入れ替えは効果が出てないですね。
    バッテリーワークが良くないのは伏見だけではないと思いますね。まぁどうしても若月や松井雅人とかと比べると目立ってしまう部分はありますが。
    千葉の試合でいい加減勝たないと。

    1. ゆうきさん
      コメントありがとうございます!

      宮城、すごい落ち着きでしたねー。打たれ方がもったいなかったけど…。

      若月や松井雅人は経験や他の引き出しで隠せてるところもありますが、トライはそれがないから顕著に目立ってしまってますね。
      ただ、ヒギンスの件に関してはもう、代行就任後からずっと。さすがにいい加減にしてほしいですね…。

      次から千葉ですね。とにかく勝ちたい…

  3. 管理人さん、こんばんは。

    ごぶさたしております。毎日の更新お疲れ様です。
    宮城投手デビュー戦、堂々たるものでしたね。素晴らしい。
    初回のピンチで浅村選手から三振を奪ったボール、捕手の要求からは全然外れていましたが、結果オーライ。やっぱり打者に向かっていってしっかり投げ切っていたその姿勢が空振りをさせたんだと思います。外れ外れでもご縁があってのドラ1。オリックスのが昨年から本格的にスタートさせた育成の方針への真摯な姿勢が素晴らしい選手を引き寄せたのだと思いますね。
    日刊スポーツの記事によると、今日の球団独自の入団テストに投手9人野手9人が受験してくれたそうで、福良GMのコメントでは良い選手もいたようですね。ありがたいことです。
    現在オリックスの支配下選手は67人、全ての選手のレベルを上げて一軍の登録選手が入れ替わっても常に充実している強いチームにすることが中嶋監督代行のミッションだと思いますし、替わってからのここまでの選手起用はその意図に沿っていて問題はないと感じています。なので個人的には今年は代行になってからの成績が一つでも勝ち越せればOKで、選手起用、采配は全て来年への布石(当然支配下のメンバーは来年変わりますが)となっていればいいと思っています。
    チーム作りの本来のあり方を理解した人材がようやく集まってきたオリックス。現場的にも西村前監督、中嶋監督代行、どちらも良くやって下さって今のチームがありますし、来季以降の未来に期待しかないですね。選手も全員が球団の宝、一人も無駄にしないぞという球団、現場の姿勢が伺えますし、後は全員が自ら考え自らの意志でプレーする、強い選手になってくれることを信じて祈っています。

    1. ひさしさん
      コメントありがとうございます!

      宮城すごいですね…。ストレートがとんでもない出来でしたね…。日刊スポーツさんのコラムで西本聖さんも大絶賛でしたねー。
      あのボールはかなりの闘志を感じました。というか、正直もっとバランバランしていると思ったので、ビックリしました。
      まとまっていたからこそ、組み立ての話に言及しましたが、それができたこと自体がもうものすごいことだと思います。予想の遥かに上でした。

      正直、育成と勝利を両立という難しいミッション(しかも正解かどうかは少なくとも来年にならないと答えが出ない)をやっていく中で、素直に気になる点については言及させてもらっていますが(現実は消化試合でもある。試合内容としては、まだCSがかかっているプレッシャーでヨソが勝手にこけてくれてる面はやっぱり感じる)、なんとかするぞ!という意思は感じています。
      で、今年のうちに出た課題を持ち帰って、来年きちんとスタートする(これが難しすぎて、今まで出来ていない…)ことができる、ということが大事だと思いますね。

      ほんで、現場として泥をかぶってくれた西村前監督へのリスペクトもあってしかるべきやと考えています。
      (正直、最近のホーム放送でもややそこに対する薄れが見えるのが少し残念ではあります…。勝利に不慣れで気分が高揚しすぎているのを感じます)
      そんな中で、中嶋代行も、正直自身の手腕についてイイですね、というノリで質問への回答を求められることに対しては否定的な見解をキープしているところが素晴らしいと思います。
      あとは首脳陣に対する仕事のしやすさへの配慮と、それに伴うであろう選手の成長。これがなされてくると、より強くなっていくんじゃないかと思っています。

  4. 宮城は想像以上に良かったですね。高卒左腕一年目で速球変化球制球ともにここまでまとまっている投手はそうそういないんじゃないでしょうか。偶然にも同じ日に河野が先発していましたが、二人が投げ合う日が来るのもそう遠く無さそうですね。打線の方も途中まではこの数日と似たような感じの嫌な空気でしたが、最後はトライが吹き飛ばしてくれましたね。当たりが止まりかけていたラオウに殊勲打が出たのも大きかったです。あとは地味に佐野のボール判定も勝負を分けたかも?あそこは審判によっては普通にストライク取られてもおかしくないコースでしたしイーグルスが前2戦からリリーフ総動員で苦しかった所を良く突いたと思います。
    最後にリードについては・・確かに管理人様のトライ評は些か辛口に感じる時も正直有ります。ただ出過ぎた事は承知の上でこれだけは言わせて頂きたいのですが、若月のリードが外一辺倒で無い事は「ど素人」でも分かる事だと思います。

    1. 遊次郎さん
      コメントありがとうございます!

      宮城はもう、ある程度ねらった投球ができている、と言っても過言ではない形でしたね。
      河野との投げ合い、割とほんとに近々あるかもしれません。

      打線も重たーい…ってなってた中でしたが、スカッとする一撃をトライがぶちかましてくれましたね!
      杉本もよう価値あるマルチ、出してくれました。先につながっていくうちにまた持ち味が出てくれば。

      佐野のアレは反省もしてほしいところ。審判が辛すぎなところもありましたし、能動的に見逃せたわけではなかったですしね。
      しかし、イーグルスはリリーフ突っ込みすぎでしたね…。結果として瀧中を勝たせることができず、消耗もする苦しい試合になりましたね。

      配球面はあくまで私なりの根拠、ではありますので、改めて勉強してアップデートしていこうと思います。

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