2020/9/1(火) オリックスバファローズ VS 福岡ソフトバンクホークス

こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

オリックスバファローズ VS 福岡ソフトバンクホークス
(2020/9/1 16回戦 京セラドーム大阪)

勝利投手 山本(4勝2敗0S)
敗戦投手 千賀(5勝3敗0S)

<バッテリー>
(ホークス)千賀、加治屋、川原 – 甲斐
(バファローズ)山本、ヒギンス、ディクソン – 伏見

■勝利に、謙虚に。

正直なところ、代行のインタビューの通り「謙虚に…」という認識でおった方がいいかな…とも思う試合ではありましたね。まずはその点から。

ホークス、8連勝中だったじゃないですか。その分、「同じような陣容」で投手運用してたのかもなーと。

スタートの時点で「あれはしたくない、これもしたくない」みたいなのがあったんかなというのが、6回あんなにボロボロの形になったのにも関わらず7回に千賀が上がったときに特に感じました。普通は続投やないと思います。あの判断には少なくとも、チームの勝利への必死さは感じませんでした。勝ち慣れた大人のチームのホークスゆえかな…とも。

こういうときには、絶対に負けちゃいけないんですよね。7回の時点で、もう半分勝利をプレゼントされていたようなものでしたからね。(8回の鼻血を出してた川原も、守備連携とか見た感じコンディション良くはなさそうでしたしね…)そういう試合をちゃんと取れた、ということは良かったと思います。

■山本-トライは次も見たいし、次が本当に大事。

そこはともかくとして、今日の大きなトピックは…山本-トライバッテリー、だったんですが…。

一番大事なのは「次の登板」だと思います(勝っただけではなく結果を出したので、もちろん次もこのコンビでOKだと思います)。ホークスはよく研究している分、面食らった側面もあったと思うんでね。フォーシームとカーブは明らかにいつもより多く、カットやフォークは少なかったと思いますし。

こういう言い方をしている時点でお気づきの方もいるかと思いますが…このコンビは今までの組み換えとはわけが違うぞ、と正直、思っていました。なにせトライの場合は「鋭い、縦変化のボールのブロッキング」が良くはないってのもあり、さすがにどうなの?と(つまるところ、リード以前のところでは?と)。

予感通り特に序盤の山本、武器にしたいフォークのときに緩んだりして変化が鈍く見えたんですよね。その上で直球が最初は「いつもの大暴れ」という状態に見えたので…「これは一点でも取られたら、もう止まらんかもな…」と。

ですが、初回の満塁、トライが(あえてこの言い方をします)なんとかしてきましたよね。ここで山本もなんとかなって…という形が取れたのがよかったと思います。

このあと、実は何個か危ない配球(5回の中村四球のあとに難しいインハイ直球要求でギータにレフトスタンド持って行かれかけたヤツとか)もありましたけど…乗り切ってますからね。この「ツキ」というか、勢いは評価に繋がるものだと思います。

なんせ山本が4勝目で完全に立ち直ってくれるかもしれないわけですから。トライ、いい仕事したと思います。

■8回のベンチワークがバッテリーを救った!

今日はちょっとブログが長くなりそうですが…もう一点、見逃せない良いポイントがあったのが…8回のベンチワーク。

正直、ヒギンス-トライコンビ、ヤバかったんですよね。グラシアルのところで追い込んでからなぜかヒギンスがカーブを連投で投げたがってカウントが乱れ四球、栗原もせっかく2球で追い込んだのに釣りに失敗して繋がれ…っていう、かなりまずいランナーのため方になったんですよね。

ここで高山コーチがマウンド行って間を取って、おそらく配球面の話をしたんじゃないかと。ここできちんと「最大の持ち味のストレート、チェンジアップ」に切り替えて0で抑えたこと。これが大きかったです。

ここでもし一点でも入っていたら、トライが乗り切るためのもう一つの関門「縦割れナックルカーブのディクソン」をしんどい展開で受けないといけなかった可能性も高かったですし、よう救ったと思います(最後追加点で5点差になっていたのもよかったです)。

■「無死満塁・吉田正尚」で勝負あり!

一方の打線は…6回に最高の形をもらったというか…それで出来上がったのが「無死満塁・吉田正尚」でしたからね。ここをよく決めてくれました(正尚、ホークスを克服しましたね!)。

この正尚前の中川のバントも効きましたね。あの辺のツキも後押ししてくれましたね!

残りの2イニングの追加点は先述の事情もあり「過大評価はしない方がいい」とは思いますが、それでもやはりいい試合運びをできたことは大きいと思います。

■ナメた試合をさせないためにも、どっちか絶対取ってほしい。

さて、これまた大事なのは明日以降。どっちかは絶対勝って、今後ナメた試合をさせないようにしたいところ。

そうなったときに、もっと面白くなっていくんじゃないかと思います。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに!

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「2020/9/1(火) オリックスバファローズ VS 福岡ソフトバンクホークス」への6件のフィードバック

  1. バッテリーを変えるのは怖い所がありましたが
    今日は良い結果が出ましたね。
    正尚はまぁいつも通りというか。

    1. ゆうきさん
      コメントありがとうございます!

      初回と5回にポイントがありましたが、運も味方してくれたかなと(特に5回)。
      ただ、その運を引っ張ってこれたのはトライの持っている「流れ」かも。山本もやっと勝たせてあげられましたね!

      正尚、もう褒めるのも野暮ですかね?また打率上がりましたね…笑。

  2. 正尚は申し分ない感じになってきてますね。得点圏ならびに勝利打点の部分で物足りなさを感じていましたが、直近は克服傾向。以前より、アベレージに活路を見出しているように見えるので、後ろを打つ大砲が必要ですね…

    トライの活躍は嬉しいのですが、若月のフォローがどうなのか気になります。チャンスのなかったメンバーに活躍の機会を与えて欲しいですが、前体制で重用されている選手と分断されるのは、よろしくないので。
    福良ラインを引継ぐ中嶋代行ならその辺りは大丈夫と思いますが…

    1. アルパカさん
      コメントありがとうございます!

      正尚、本塁打は物足りない面もありますが…あの率なんでね。てか4割とかも見えてくるかも…?

      若月の、たしかに気になりましたね。記事内でも言及した通り、ミスはまぁまぁしてるしなんならトライの方が多いぐらい。
      ただ、若月をフォローするコメントをきちんと出してフォローしたデイリーの記事を見たときに思わず拍手しました。中嶋代行、目配りできているように思いますね。

  3. 先週のリベンジを見事に果たせましたね!山本は初回大荒れでこれはヤバいぞという感じでしたが、なんとか抑えて開き直ったかその後は球数少なめの本来の投球ができてました。7回、いつもの工藤監督なら豊富なリリーフ陣に物を言わせてくる展開ですがそうしなかったのはまあ・・半分くらい試合を捨ててたのかもしれないですね。それでもホークス相手に中々できない快勝なので嬉しいですね。
    あと今回もう一つ個人的に嬉しかったのが試合後のコメントでバッテリーを変えた事に関して、中嶋代行が若月をフォローするコメントを出してくれた事です。最近負けが込んでいた事も有って捕手批判(というか若月批判)も目につき
    あ~またこの流れ来たか、やだな~となっていたのですが、中嶋代行が理由も無く変えているわけでは無いというのが分かってほっとした気分になりましたし、より中嶋代行に対しての期待も大きくなりました。勿論、若月自身も現役時に多くのチームを渡り歩いてきた中嶋代行から学ぶものはこれから沢山有るはずですので、トライと一緒に誰にも文句を言わせないくらいの捕手になって欲しいですね。

    1. 遊次郎さん
      コメントありがとうございます!

      山本、あそこで1点でも取られていたら2点、3点となっていた可能性が高いと思います。よくトライも踏ん張らせたと思います。
      7回は…結果的にホークスとしてもガッツリ士気の下がる展開になってしまい、千賀に苦言を呈してましたね。まぁ、6回の時点で半分捨ててたとは思いますが。

      そう!このコメントものすごく若月にも大きいと思うんですよね。
      以前のそれこそ日高-鈴木論争や、伊藤-若月論争のときのように「明らかに失点や被安打が多い、みたいなわかりやすい指標」がなく(個人的に、勝敗全部を捕手に被せるのはNGだと思っています。そういう意味で、若月はやたらと外すほどか?と言われると…)、なにかしらの意図説明があった方がいいなと思っていたところだったので、とても良かったと思います。あと山本も、勝ったとき若月のところにサッと行ってましたよね。このへんからも、信頼はあるんやなと改めて思いました。

      もしかしたら、いまは「トライをなんとかするチャンス」と捉えているのかもしれませんね。
      言うてもどっちも使える方がいいに決まってますしね。

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