こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
今回が、森脇監督休養によせて、三回目になります。
※一回目はこちらのリンクからご覧ください。
※二回目はこちらのリンクからご覧ください。
■やはり期待に至らなかったシーズンオフ。
期待するまい。
そう思いを固めていたシーズンオフ。
やはり、期待の出来る動きは少なかった、というのが実情だった。
ホークスからペーニャ、ライオンズからヘルマンを獲得したものの、
攻撃面の軸の中の軸だったデホ、バルちゃんを同時に失ってしまった。
しかも、ペーニャはその前年、膝のケガの影響でホームランがたったの1本。
ヘルマンも活躍はしていたけれど年齢がネックと、正直補強と呼んでいいのかすら懐疑的だった。
■最悪だったスタート⇒ロケットスタート。
その懐疑的な気持ちのまま開幕。
開幕カードの結果は、二つのサヨナラ負けを含む1勝2敗。
…ケッ、やっぱりかよ。そう思ったバファローズファンは私だけではなかったはずだ。
しかも、その次のカードは前年非常に苦手にしていたイーグルス戦。
早くも、絶望しなければいかんのか、という思いが芽生えかけていた。
…しかし、この三連戦をまさかまさかの三連勝。
立役者は故障歴で期待薄だったペーニャだった。
3月は最悪の始まりだったが、4月は球団記録を更新するほどのペースで勝ちまくるという、パーフェクトなロケットスタートを決めることになったのだ。
このまま完全に波に乗ったバファローズは破竹の勢いで勝ち続ける。
西は開幕8連勝という記録を成し遂げ、鉄壁のリリーフ陣はねじ伏せまくり、もはや、7回までにリードしていれば「負けない」ほどになっていった。
気づけばホークスとの完全独走2強体制という、全く予想しえない展開になっていた。
■「闘う気持ち」を完全に身に付けたバファローズ。そして森脇「監督」。
本当に、昨年のことは思い出しても枚挙にいとまがないほどの「魂」のエピソードが数多くあった。
ペーニャが原拓也の消極的な走塁にキレたり…
ペーニャへの死球に燃えた岡田が怒りの一発をぶちかましたり…
(今振り返っても、ペーニャの気持ちの部分は本当に大きな影響を与えていたと思う。)
気が付けば、完全に「闘う集団」としての形が出来上がっていた。
そして、もう一つ大きな変化があった。
それは、森脇監督自身の「起用」の変化だった。
前年、多くのチャンスを与えていた山本和作、宮崎祐樹の両選手への見切りを早めるなど「ミス」に対する目が厳しいものへと変わっていたことだった。
去年とは違う。それは、森脇監督もそうだ。私は確信した。
このとき、私の中でようやく森脇「監督」と心から思えるようになっていった。
■続く勝利にも、消えなかった「不安」。
これらのステップを踏んでいって、バファローズは闘える集団へと生まれ変わっていった。
それこそ「負けた試合」でも、「勝ちすぎたら勝ちパターンの選手が休めないからな」と、ポジティブに私自身も考えるようになっていった。
…しかし、そんな折でも「気がかり」だと思った要素は常に頭の片隅にあった。
続きます。
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