■久々の「先制・中押し・ダメ押し」。

初回で主導権を握り切れたことが大きかったですね。
特に、安達のスリーベースは本当に見事な一撃だったと思います。
四回にも貴重な追加点の一発が出て、これで流れをがっちりキープできましたね。

細かいミス（駿太のバント失敗、ヘルマンの怠慢走塁）があったものの、最終回にも糸井の二点タイムリーでダメ押しの点を取って、先制・中押し・ダメ押しの形が出来たので、とりあえずは良かったのかなと思います。

ただ、ブランコに守らせるぐらいなら、ヘルマンにサード守らせてナカジファーストでイイ。
ブランコは今日も危なっかしいプレーがあり、とても信頼がおけない。
（あと、小島のファーストも勘弁。ゴロに弱すぎる。本当にあなたは内野手ですか？）

■西はよく粘ってくれたと思うんだけど…吉田のセットアッパーは私としてはナシ。

一方の投手陣。
西、膝の不調を抱えながらのピッチングで、被安打は10。
正直、調子は悪いと思ったけれど、粘りに次ぐ粘りでよく六回まで踏ん張ってくれたと思います。

ただ、七回に吉田を出したことは大反対。
結果が良くなかった（一失点）ことはもちろんのこと、いきなりロングヒットを浴びてノーアウトの大ピンチを作るなど、内容も全く褒められたもんじゃない。
スコアを見たら分かるように、マリーンズの打線が今日はひどすぎた。

コントロールは構えたところに来ずに逆球になるレベルだし、それなのに直球は140km/h前後。
難しいイニングを投げるのにふさわしいボールではない。
このレベルの吉田を評価するなら、二軍から塚原をサッサと上げて使うのがスジ。
（8回を見事に抑えた岸田レベルのコントロールが吉田の球の強さでセットアッパーをやるなら必要。）

■サトタツの体調面も、かなり心配。

そして九回…サトタツ、心配ですねー。
フォームのバラけも大きいし、球も来たり来なかったりでばらつきが大きい。
何より、そんなにカドを求めていなかったのにも関わらず、先頭に四球を出したりね…

これまた、マリーンズがデスパイネのマズすぎる三振（満塁フルカウントから、ボールゾーンからボール球のスライダーを空振り）と、今江のゲッツーで0に終わったけれど…
ちょっと、今のまま使い続けるのはなぁ…というのが正直なところ。

とはいえ、なんとかマリーンズに久々の勝ち越しを決めたのは好材料。
明日も勝って、いい気分で残りのシーズンを過ごしていきたい。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに！