【管理人コラムVOL.33】「智辯学園より弱い」チームが、強くなるために必要なモノ。

こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
試合の中日にあたりますので、今日はコラムをお送りしたいと思います。

今日のテーマは…今のチームが強くなるために必要なんじゃないかと思うことをお話しします。

■いまのチーム全体に、欠けているもの。

「智辯学園より弱い」

先日、このような屈辱的な言葉でまくし立てたのは、球団本部長の瀬戸山隆三氏。
正直、うちの選手に対してというより智辯学園さんに謝った方がいいと思うが、問題の本質は私はそこではないと思っていて。

どうにも、私にはチーム全体に「自己責任マインド」が欠けてるように思えてしまうのだ。
例えば、昨日の試合の敗戦時の福良氏のコメント「選手全員がどう考えるか」というところにも表れている。
正直、「は?アンタはどう考えるねん」って思いましたもん。こういう姿勢では選手も付いてこない…

で、選手は悪くないのかというと、ハッキリ言ってそうとも言い切れない部分もある。
ここにも「自己責任」マインドの欠如が見受けられるから。
球界全体でもトップクラスの高給でありながら「身体すら作ってこない」選手がいたり、監督に委縮して力が出せないといったことを言ってしまったりとか(岡田監督時代に表面化した内部批判。正直、現状の結果を見るとこのマインドは未だにあるように思う)、はたまた不調時に自分を責めるばかりで結果が向上してこない選手も、うちには多いように思う。

■まずは現場から「勝つための最低限」をやらないといけないんじゃないか。

で、私がまず変わる必要があるのは、やっぱり一番は現場だと思う。
もちろん、フロントも良くはない。勢力が一枚岩でない(本部長派と村山派)とか、そういうところは本当に何とかしないといけないと思うし、「お金かけたからOK」みたいなピンズレを起こした補強をしていないか、とかそういうところは絶対にわが身を振り返ってもらわないと困る。野手の過剰補強は、この一枚岩でない体制が生んだ、という話はよく耳にするしね。

ただ、やっぱり野球をするのは現場。与えられた戦力をどうするか、手を尽くす必要が当たり前にあるわけで。
現状のチームの様子を見ていると、不用意な起用でケガ人を出してしまったり、結果が芳しくない選手をダラダラ使って負けたりとか、調子のよくない選手を一軍に上げてきては下げたりとか、どうにも「勝つための最低限」の行動を実践しているようには私には見えないんです。
要は、すべき自己責任を果たしていないから文句を言っていい立場にない、って話で。

いわば、現場のコーチングスタッフは「中間管理職」みたいなもんだから、たしかに苦労はあるんだろうとは思う。
フロントの顔色も、選手の顔色も、そりゃー気になるんだろうしね。
でも、そもそも「そういうお仕事」だってことはわかっていたはずでね。
監督なんて、誰でもが出来る仕事じゃないし、無理なら断ればよかった話でね。

■対話を期待するな!自分から行けって思う。

ほんで、選手も変わらないといけないと思うんですよね。
いわば、岡田監督や森脇監督のシーズン中途での解任劇(コリンズ氏もそうか)、コーチの度重なる配転は、ある意味選手が起こした出来事でもあるからね。
こういう出来事をみて「あぁ、またやってるわー」ではダメなんですよね。
自分自身が監督の描いているビジョンを理解しようとしなかった側面もあるんじゃないか、って視点がないと、いつまで経っても「対話」と称した「首脳陣の歩み寄り」を期待しないといけない状態からは抜けられないと思う。

こういう姿を見るといつも思うんですよ。自分からいかんかい!ってね。
監督の考えてることがわからないなら、聞きに行けよ!ってね。
話しやすい、話しにくいの問題ちゃうやろ、と思うんですよね。
自分自身が野球で食っていくつもりなら、わからないと仕事にならないんだから。

■とにかく、自分のことにそれぞれが集中してほしい。

もちろん、責任のウェイトはおのおの、違うと思う。
こればっかりは、正直「見る人の感想」でしかないから、なんとも言いようがない部分はある。
(私は、現状では現場の首脳陣が一番悪いと思っている。ヘンな横やりを誰かが入れてるわけでないのなら。)

だから、フロントはフロントのこと。現場は現場のこと。
とにかく、まずは自分自身の行動に意識を集中させろって思う。
それができなかったら、ぶっちゃけ誰が監督をやってもチームが根本から変わることはないと思う。
とにかく、自分のことをやるしかない。そこに早く意識を向けてほしいと思う。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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「【管理人コラムVOL.33】「智辯学園より弱い」チームが、強くなるために必要なモノ。」への6件のフィードバック

  1. やはり平野が抜けてリーダー不在なんですよね。イデホが昔、オリックスの選手はやわで甘いと言ってましたが、その通りなんですよね。監督フロントの責任も大ですが、選手の甘さも大きいですよね

    1. おかぴーさん
      コメントありがとうございます!

      そうなんですよね。そこを埋めていた坂口・平野恵一がどっちもいなくなったのが痛すぎるんですよね…

  2. ヤクルトの1番と2番バッターは、元オリックスの主力であったことは、悲しいですね。
    ソフトバンク補強に大金積みこんでいるが
    若手も育っている所が、オリックスと違うところかな?

    1. ひろしさん
      コメントありがとうございます!

      大引は伸び悩みもあったので致し方ない部分はありますが(糸井を獲得できたから2位になれた)…グッチはねぇ。
      ソフトバンク、軸は自前の選手ですもんね…

  3. 今日神宮でヤクルト、ソフトバンク戦を見ましたが、坂口良かったですね。しかし、何でヤクルトに三たてできたか、不思議です

    1. おかぴーさん
      コメントありがとうございます!

      ヤクルトのピッチングスタッフがしんどかったから何とかなりましたけどね…
      グッチが良ければ良いほどセツナイ…

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