2021/5/15(土) オリックスバファローズ VS 東北楽天ゴールデンイーグルス

こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

オリックスバファローズ VS 東北楽天ゴールデンイーグルス
(2021/5/15 7回戦 ほっともっとフィールド神戸)

勝利投手 竹安 (2勝0敗0S)
セーブ投手 K-鈴木 (0勝0敗1S)
敗戦投手 田中将(2勝3敗0S)

<バッテリー>
(イーグルス)田中将、酒居 – 太田、下妻
(バファローズ)田嶋、竹安、山田、富山、村西、能見、K-鈴木 – 頓宮、若月

<本塁打>
(バファローズ)吉田正 8号3ラン(6回裏・田中将)

■いろいろと気になるところもありましたが…。

※今日は全部観れています。

ふーーーー…よう勝ちましたね。ただ、もちろんですが…悪かったところもかなりあったのでまずそっちの処理からします…。

まずは田嶋-頓宮バッテリーですが…うーーーーーん…。正直な感想としては、もっとなんかないか?という感じ。

2失点で済んだのは相手のミス(小深田の盗塁死で流れが止まったか…)もあってのこと。四死球も5と多く、とてもじゃないけど攻撃のリズムを呼べる投球じゃなかったですね…。5回で降りなきゃいけなくなってる時点で「失敗」なんでね…。

で、田嶋のリードの件(ゾーンを審判と争うクセがあるかな…)はともかくとして…頓宮の守備はちょっと、本当に厳しいです。

4回の送球エラーでの失点はもちろんのことですが、そのまま崩され過ぎなんですよね。次のプレーで小深田のセーフティーで塁に入っていない宗のところへ送球して野選とか…さすがにきつかったです。

※もちろん、紅林もあれぐらいなら取らないといけない面もあったし、宗が強く制していかないとという面もあったと野田さんの指摘もありましたが…。それでも「弱点」として明らかに衝かれている画がある以上…。

投手の調子が少しでも悪かったら、こういうのを「おんぶ」はできないですよね。いくら打撃重視の捕手でも、こういうプレーが拙くてレギュラーガッチリはさすがに無理かと…。

あと、さっきの野選の件ともつながるんですが…やっぱり「安達・大城・伏見 or 若月」いずれもナシの守備陣は厳しいですよね。経験不足からか、見たことないようなミスがどうしても目につくというか。こういう「開幕のころ」みたいなヤツは正直、もう勘弁してほしいです…。

■竹安が流れを呼びこみ、福田・宗で崩し、正尚逆転弾!

ただ、そんだけいろいろあった中であくまでスコアは「2-0」だったのが結局は勝因になりましたね。

大きかったのは初の3凡を持ってきた竹安でしたね。初めてテンポが出て、これが6裏の攻撃に繋がりました。

福田がめちゃくちゃ苦労させられたマー君をセーフティーで揺さぶりヒットを生み出し、宗が続いて…正尚!逆転弾!!!

素晴らしかったです。ここしかチャンスはなかったですからね。やっぱり、取るべき点を取っておかないと…ってのは改めて感じましたね。

※あと、8回もまた福田・宗ラインからの杉本犠飛が飛び出し、これまた効きました。というか、これがなかったらエライことになってたかも…。

■リリーフ陣、不安ももちろんあったけれどなんとかつなぎ切った!

一方で、もちろんここから心配だったのはリリーフ陣。果たしてどうやって抑えるつもりなのか、と。1点差を3イニングキープし続けるのはあまりにも厳しいのは数字上も事実と言わざるを得なかった中なので…。

まずは竹安の「跨ぎ」。これは失敗でしたね…。やっぱりあと一歩、ワンアウトが届ききらなかったですね。茂木に痛打され、田中の四球はちょっと切れかかった感じでしたね…。

そこを救ったのが山田でしたね!先に相手方が動くのを確認してから投入し、押してフライアウトで仕留める、いつもと違う形が出せたと思います(ここは頓宮の配球も良かったと思います。スピードは確かにいつもよりあったので)。

続いての関門が8回…というか、ここは関門じゃダメなんですが富山…。これは下手したら再調整もあるかも。勝負に全然いけてなかったですね…。左に四球連発してランナー貯めてるようではきつい…。5月のWHIPは2.77。被打率は.421。うーーーん…。

ただ、これを救ったのが村西でしたね!満塁での投入になりましたが、見事浅村を併殺斬り。本当に本当に素晴らしかったです。

表情見たらめちゃくちゃ不安でしたが…よく投げ切りましたねー。結局、登板3試合すべてでホールドがついており、無失点。また、右殺しっていうイメージは今までの起用からもちゃんとついていたでしょうから、それも良かったんじゃないかと思います。

あとは最終回…これは予想外の関門でしたが能見さん…まさかの制球難でランナーを溜め、失点…。で、ここを「交代」ってカードをまさか切るとは思ってなかったんですが…

なんと交代のKが押しまくって二人仕留めてセーブ取ってくるとは…素晴らしかったですね!

昨日、変化球をガツンといかれた中でしたから、もう腹くくって直球を信じて投げ込む形でしたね。特に小郷から取った三振が圧巻でしたね!しかし勝利の瞬間、会心のガッツポーズでした。このまま繋がっていけば…。

で、継投の采配自体も…少し前の「ただ試し出ししてるような形」よりも、意図を感じました。なんせ、リリーフ陣を作らないといけない状況はずっとあって、それをするならもう、今しかないわけですしね。今日の「狙い通り」を、今後に繋げてほしいと思います。

■5割というよりも…。

しかし、勝ったことが大きいと思います。もちろん、今までのように余分なダメージを受けたわけでもない(ここが結局、大きいと思います)ですしね。

明日も5割はともかくとして、下がらないような試合内容で行きたいですね。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに!

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「2021/5/15(土) オリックスバファローズ VS 東北楽天ゴールデンイーグルス」への14件のフィードバック

  1. マー君相手に逆転勝ちは大きいですね!去年のまさたかは打率ほどはチャンスに強くない印象でしたが、今年は本当に頼りになる。そして新1,2番のチャンスメイク力も光ります。

    しかし頓宮の守備はお粗末。冷静さがないのか、ピンチになるとより顕著に。実績を上げてない中での正捕手起用は急ぎすぎ。森友哉がまずはDHでスタメンを掴んだように、サブの捕手&DH起用からの再スタートでよいのでは。

    リリーフの村西、Kはドキドキでしたが、球自体はいいものを持ってるし、とにかく結果が出たことを糧にして頑張ってほしいです。

    1. 奈良人さん
      コメントありがとうございます!

      去年の正尚は勝負強さ、となると一歩、でしたが…今年はすごいですね。本当によう打ってくれました!
      ほんでこの1、2番がここまでガチっとはまるとは…。

      頓宮、ちょーっとあまりにも守備力が低すぎますね…。我慢していいレベルではないと思いますが…。相手の盗塁ミスで流れが止まりましたけど、あれも「ミスをしたからこそ」仕掛けられたもの。
      リードはともかく、できて当たり前のプレーができてないのはきつい…。これでノーヒットだと(こっちはある程度仕方ない面もある)、追い込まれてしまいますしね。なんせ、勝てる手ごたえも出てきつつある中、無理して使うのはちょっと違うような。

      村西もKも、ドキドキはしましたが勝負に行けてたのがよかったです。反対に、富山は向かっていく投球には見えず…。ちょっと自信を失ってそう(先頭を取っただけなのにガッツポーズしてたのも気になりました)。
      リリーフに関しては、それこそ完全な信頼があるのはおそらく比嘉(と、山田)だけ。若いメンバーはなんとか実績を右肩あがりで積み上げたいところですが…。

  2. こういう勝ち方は、大きいですね。
    苦手な田中将大を福田、宗、吉田正尚で粉砕しての勝利。
    厚い壁が崩れました。
    村西の併殺、K鈴木の三振にはわたしも声をあげました。球の力を信じた中嶋監督の好采配でした。能見のあとをうけて、K鈴木は、大丈夫かと思いましたが、村西で上手くいったので、こういう時はえてしていけると思いましたが、ホットしました。
    明日は気楽に見られます。

    1. おかぴーさん
      コメントありがとうございます!

      マー君、途中までは本当に苦労させられましたからね…。しかし1、2、3番で見事な攻略になりました。

      今回はきちんと信じて出せたんちゃうかと思います。おぼろげながら、以前とは違い「出してみよう」ではなく「いける」だったと思います。何をさせたいかが明確になりつつあると思います。
      能見を代えた後も、Kの組み立てに狙いがあった(同じようなやり方ではなく、押して勝つっていう)のが良かったと思います。

      まぁ、明日は無理やり勝ちに行く必要はなくなりましたね。取れればおいしい、ぐらいの気持ちの方が勝てるかも。

  3. 浅村の2併殺が大きかったですね。
    どちらかでも打たれてたらまずかった。
    楽天にしてみれば痛い負けになったことでしょう。 

    しかし太田は…
    一打席目こそ三直でしたが、あとのフライと三振は、いったい何を待ってて、どういう狙いで打ちに行ったのか、さっぱり見えて来ません。少なくとも私には。

    そして三振→守備固め大城登場 の流れも… 
    守備固めが必要なレベルの打者がOPS.419 BB/K0.08 って…
    言葉を選ばずに言えば、「一軍レベルではない。出すだけ損」
    という数値です。

    素質は認めますから、二軍で打席数与えてあげて…

    1. こたふさん
      コメントありがとうございます!

      浅村、大大大ブレーキでしたね…あとディクソンも…。どっちかが一本打ってたら確実に負けていたと思います…。

      で、記事の長さの都合上あえてスルーした太田ですが…私もガッカリ。ちょっと、あのまま使うことにはうまみが感じられないですね…。
      なんせ、簡単にアウトになってるせいで1打席の中での積み上がりが少なすぎるんですよね。この辺がそこそこ球が見れるようになった紅林と差がついてしまった原因のひとつかなと…。
      ほんでね、やっぱり拠り所にできる数字がないから、もう一軍でできることがないと思うんですよ(もっと言えば、序盤のラクな場面のセカンドゴロの送球も引っかかったような送球で、雑でした…)。

      それこそ、二軍では元が同じような起用で苦しんでいますが…(あっちは規定に乗っててたった9安打。もっと深刻…)、時間空けたりしてやったらいいのに…ってのは違うんですかねぇ…。
      使うことだけが勇気じゃない。そこは思いますね。

    1. ゆうきさん
      コメントありがとうございます!

      勝てたことがOK。とにかくそこですね…。
      しかし頓宮はちょっとあのままでは…。教育で補いきれるレベルでは…。守備要素全部ダメなんでね…。

  4. 超久しぶりのマー君との対戦という事で試合前から凄く楽しみにしてました。5回あたりまではとにかくグダグダでこりゃ駄目かなと思いながら見ていましたが、まさかマー君にこういう形で勝てるとは感無量ですね。逆に相手ファンにはとてつもなくイライラMAXな試合だったでしょう。20人もランナー出て3得点ですから・・こうして数字だけ見るとほんとに良く勝ち切れたものです。切り抜けたリリーフ陣は自信に繋げて欲しいですね。

    1. 遊次郎さん
      コメントありがとうございます!

      まー、相手から見たらひどい試合だったと思います。最低でも昨日の倍は点を取って当然の試合だったかと…。
      しかしマー君はやっぱり大した投手。ツーシームとフォーシームの投げ分けがすごかった…。そこに勝てたのは本当にすごいと思います。

      リリーフ陣も自信にしてほしいです。特に村西はそろそろ落ち着いて投げてもエエで…。数字上も0ですからね。

  5. これはもう、” ナカジマ·マジック “ というんでしょうか。正尚の一気逆転一発もびっくりしたけど、あの継投はまさかまさか···の人選でしたね。野田さんさえも予想つかずのようでしたが、そんなのは頭の片隅にもなかったでしょうね。14年当時、ああいう場面でことごとく切り抜けてきた、” スペシャル比嘉さん “ と当然思てたんですが、いやぁ、そんなキャリアさえもほとんどない村西とは·····。そして最終、頼みの能見さんが打たれて、今度こそは比嘉さんしかおらんやろ····が又しても ” えぇ~~ “ のKとは····。中島さん、それはあかんやろ·····。前試合で、あんな楽な場面でさえも、いきなり一発喰ろてんねんで、そりゃなんぼなんでも····。もう見てて、覚悟決めましたね。同点で切り抜けてくれりゃ、ま、サヨナラチャンスもあるし····。も、それがそれが····。対したバッターが格落ちだったとは言え、ラスト2球のストレート、うなりを上げてましたね。Kて私の印象では、メンタル弱そう···というふうにしかないんですが、いやぁ、見直しました。投げた球もそうやったけど、気持ちもなんかかなりグイグイで、見事な、立派な、キャリア初セーブでしたね。
    あの2パターンは、正尚の起死回生さえもどっか行ってしまったような、ハイライト中のハイライトでした。プロ野球ニュースでも、中島監督の ” 育てて勝つ ” を実践したと、絶賛でしたね。ひとつ間違うたら、采配ミスでは収まらんかったやろうに。腹くくったんでしょうかね。それにしても、お見事でした。神戸の山奥まででも見に行った人らは、3時間以上、堪能できたでしょうね。そのあと大花火もあったし、腹一杯で球場を後にできた事でしょう。さあ、大阪に戻ってきて、こんな時に実に残念な無観客ですが、一気に決めましょう!!

    1. モリケンさん
      コメントありがとうございます!

      まー、もちろん比嘉さんでも良かったと思いますが、リリーフを作らないといけない状況になっているのも事実で、そういう采配も必要ではありましたからね。
      村西はなんだかんだ、登板試合でホールドもつけられていて、防御率も0で、右殺しイメージで起用してるんやでってのもなんとなく伝わってはいました。今までの「根拠の感じられない出たとこ勝負」とはちょっと違ったかなと思います。
      で、Kもおそらくは「直球で勝負してこい」と言ったのかも。前日は変化球で持っていかれたんでね。加えて打線としても下位でしたから、それなら勝負になると踏んで…って感じには見えましたね。なんせ昨日のボールであれば抑えも務まるかなと思うぐらいでした。

      もっとも、Kが連投で、おそらく能見さんも連投はしない。今日は大量点がないと勝つのは難しいかもしれませんが、果たして…。

  6. 吉田正の1発は、技術でスタンドへ届いたと思いました。マー君が投げた球は甘くなかったが、お見事でしたね!
    全盛期のマー君と比べたら落ちていると思うが、
    それでも攻略は、難しいかったと思います。

    杉本の犠牲フライの貴重な1点は、9回表のこと考えたら非常に大きな1点になったと思います。
    宗が送りバントしていたが、切り替えたのが成功に繋がったと思いますし送りバントだったら、吉田正は、申告敬遠だったと思いましたね。

    1. ひろしさん
      コメントありがとうございます!

      マー君の球は、今までに比べれば甘かった、ぐらいでしたもんね。正尚、ほんとさすがです。
      ただ、新しいスタイルのマー君、これからは苦労するかも。投げ分けはえげつなかったです。

      杉本、よう上げてくれましたねー。どう考えたって追加点が欲しかったのでね。
      まぁ、正尚歩かせで杉本、ってのも今は十分怖いですからねー。バントでほんまは成功してほしかったんやとは思いましたけどね…(上げちゃってたのはNG)。

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