2020/10/11(日) 北海道日本ハムファイターズ VS オリックスバファローズ

こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

北海道日本ハムファイターズ VS オリックスバファローズ
(2020/10/11 17回戦 札幌ドーム)

勝利投手 増井(2勝2敗0S)
セーブ投手 ディクソン(0勝3敗13S)
敗戦投手 上原(1勝3敗0S)

<バッテリー>
(バファローズ)増井、荒西、比嘉、山田、ヒギンス、ディクソン – 松井雅
(ファイターズ)上原、西村、金子、秋吉、公文、井口、堀 – 清水、宇佐見

<本塁打>
(ファイターズ)中田 28号2ラン(6回裏・荒西)

■2番佐野がキーマンとして機能!主導権を握る契機に。

うーーーーん…まぁ、勝ち越したし…というところ、ですかね…。ただ、内容はちょっとまたしても今一歩ではありましたね…。

今日はもう、両軍ともにバッテリー、反省ですね…。試合がやたらと長引く疲れる試合の原因になっちゃいましたしね…。で、つまづいた幅が大きかったファイターズの方が大きく点を失ったって感じに見えましたね。

ここで私が思う今日のヒーローなんですが…3安打2打点、ヒーローの安達はもちろんなんですが…2番起用の佐野が素晴らしかったと思います。

正直ね、一打席目のバッテリーの攻め方はなんやこれ…と思いましたよ?上原の直球が十分強いのに変化球中心で段々カウントが悪くなって、佐野が粘りを見せて10球目に四球を取ってきてね。(このあとの8回の打席でも山ほど粘ってきた。アウトになったけど素晴らしい粘り。もっとも、井口のフォークが低めに来ない懸念からか、見切っていたスライダーを多投させた宇佐見にも問題があったように思いますが…)

で、この粘りが効きましたよね。結局大事な先制点を相手からしたら簡単に失う形に繋がって(安達、失投をようのがしませんでした!)、強い後悔が残る形になったと思います。

その後悔の部分について、もしかしたら中嶋代行からなにかアドバイスもらったかもしれませんね。3回表の次の打席ではバチーンと直球を引っぱたいて左中間を破る「今季初打点」のツーベースに。

これを契機にして正尚は外投げ損じ逆球直球(インサイド攻めをムダにされた…)、杉本は1打席目の伏線(フォークでアッサリ三振。ここもマークがあったかと)を見事に回収するタイムリーと、ここまではもう相手バッテリーの組み立てを見事に潰してきたと思います。主導権はここでしっかり握れた形に。

※相手ながらフォークに関して、2回表ランナー2塁で清水が簡単に弾きよったのは喝。どうもファイターズ戦はこういう場面をよく見るというか、基本的なバッテリーの信頼感が醸成されていないように感じます。

■5-0が6回に暗転…。苦しい試合展開に…。

ただ、バッテリーはこっちも落とし穴というか…6回にあんなヤマを迎えてほしくなかったですね…。5点リードが一気に1点差に…。

正直、今日の増井は良くはなかったと思います。6回までこれたのは松井雅人のリードと打線と大下・佐野と守備の好プレーのおかげ。加えて、6回まで捕まってなかったのはファイターズ打線も悪かったかなと…(やっぱり近藤なしはラクだったか…)。その悪かった分が繋がる形で一気に噴出したのが6回だったかなと。定まらず、余計な四球で繋がれ大田にやられ2失点…。

で、ここを継いだ荒西が良くなかった…。おんなじ失敗何回するんよと…。外のスライダーの投げ損じを中田にドカン…。あれは荒西がしっかりしてもらわないと…。中田相手に不用意に近めには突っ込めないんだから…。

■リリーフ陣の組み立ても苦しむ要因に…。

あと、リリーフ陣の配球の組み立てはもう少しね…。

まず気になったのは7回比嘉の対樋口のところ。正直、あれで打たれてアップアップするのはアカンかなと…。得意なスライダーなしでインサイド直球をやや失投して持ってかれたのは多分に後悔したんじゃないかと…。結局続く清宮にも低めに目が向く前に高めで遊んでしまって、むしろ低めに意識が集まって見切られて四球ってピンチはもったいなかったかなと。

ただ、比嘉はそのあと杉谷のバントをスーパーフィールディングで3塁で刺したのはよかったんですけどね(もっとも、これも松井雅人の一塁指示が見えてなくてのこと、ってのはありましたが…)。

おそらくですけど、山田はできれば使いたくなかったんちゃうかなと思います。どうみても調子悪かったですもんね…(松井佑介のスーパー好捕もよかった!)。跨ぎになるのにヒギンス突っ込むほどでしたから。それを踏まえても、下位でムダにランナーを溜めることになったことは反省点かなと思います。

※ヒギンスはよく凌いで、跨ぎ(跨いでからの8回がどうなるかと思ってましたが、むしろ良くてホッ…)もクリアしてくれました。

また、先述した「低めに目が向く前の高めの遊び」は9回裏ディクソンの対清宮、西川のケースも同様。清宮に関してはほぼ、同種の失敗。これはちょっと…。

高めは何球もドンドコ投げられる球じゃないし貴重なんだから、イザというときに残しといてほしいですよね…。あの遊びで「低めで何とかする気なんやな」って意識がより強くなりますしね。もっかい高めに振るでもなく、低めを見切られて2つボールカウント稼がれるのは投手からしたらツライですよね…。粘られて打たれて、これでファイターズ戦3戦連続失点…。これじゃあ、もう投げるの怖くなってしまいますよね…。

この3戦とも、バッテリーは締まらず、野手に負担をかけてしまう格好になったので、次の3連戦はビシッと行ってほしいですね…。

■7・8回の追加点が効いた!

なんせ、今日は野手がよう頑張ってくれたと思います。5点リードを早い段階で奪って、主導権を握ってくれたのは先述しましたが、形の悪い失点、流れを悪くなったポイントでの7回・8回の追加点が最終的に効いたと思います。

ここの秋吉-宇佐見バッテリーも「おいおい…」感はありましたけどね…。安達は初球飛びつくんでね…。入れちゃったのはお粗末。よくぞ安達は逃さず叩いてくれたと思います。

あと、松井雅人の自分で自分を助ける8回の快打も効きましたね!あれが結局一番勝敗を左右した気がします。

■次の3連戦はバッテリーに頑張ってほしい。

しかし、この3連戦は打線で勝ち越せた格好に。次はバッテリーでしまったところも見せていってほしいところですね。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに!

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「2020/10/11(日) 北海道日本ハムファイターズ VS オリックスバファローズ」への8件のフィードバック

  1. バッテリーワークが上手く行きませんね。捕手陣全体が苦しい。
    守護神は中々簡単に務まるところじゃないのでね…
    経験を積ませようにも。
    安達がいるいないじゃ大きく勝敗がね。
    太田の怪我や宜保がまだしっかりした状態ならと思いますね。
    今年の大城では厳しいですもんね。

    1. ゆうきさん
      コメントありがとうございます!

      せっかく打ってても、ちょっとシラっとしてしまう失点が気になりますね。2軍ですら一年まだこなしていない齋藤コーチには酷ですよね…。
      正直、ディクソンの今の状態は「明快にボールが悪くはないのに捕まってる」状態。これではいけない…。
      守護神は育てるというより、ある程度できあがってないとキツイですしね…。

      安達の存在が少し勝敗を握り過ぎてますね…。太田・宜保がいい状態だったら…。
      大城の状態、やっぱりケガやら体調不良やらで歯車完全に狂った印象がありますね。

  2. まず、勝ってよかったですね。安達、佐野のチームになってましたね。ただ、バッテリー、リリーフは不安の残る展開で危うかったですね。
    ディクソンはファイターズが苦手なのか、紙一重でした。近藤が出なくてよかった。

    1. おかぴーさん
      コメントありがとうございます!

      安達と佐野が見事にやってくれましたねー。
      しっかしバッテリー・リリーフ陣はもう少しラクに勝ってくれないとね…。
      ディクソンは完全に苦手意識ついたでしょうね…。全捕手で打たれたのはもうちょっとこれは…。近藤が居なくて助かりました。

  3. HALさん、いつもありがとうございます。私も今日のヒーローは佐野やと思います。初回の10球粘っての四球、盗塁。しっかり捉えてのタイムリーツーベス。そして特筆すべきは、試合展開が縺れたところでの松井の貴重なタイムリーツーベスの後に、結果は凡打やったけど10球以上粘った事。相手に長く守らせたことにより反撃ムードを断ち切ったと思います。
    やっぱり日曜日に勝つのは良いですね。2日間安らかな気分でいられる。

    1. たかしさん
      コメントありがとうございます!

      佐野がようやってくれましたね。一打席目の相手のまずい攻め方を見事に破って、そこからはもう自分のペースになりましたね。
      ひとりであんだけ投げさしましたし、なによりあの力強い2塁打には成長を感じさせました。集中力も切らせたと思いますしね。

      日曜の勝利はやはり気分いいですね!

  4. 珍しい純国産打線同士での戦いはこちらに軍配が上がり、皆良く打ってくれました。増井は5回過ぎるとどうしても掴まりがちになりますが、先発調整がシーズン途中からと考えるとまあ仕方ないのかなと。逆に最初から先発使用で仕上げてくるであろう来年はどうなるか楽しみでも有りますね。しかし言われてみると他チームと比べるとファイターズはやたら捕手がポロポロ逸らしてる印象が強いですね。投手自体は悪くない陣容だと思うので敵ながら勿体無い感じもします。
    とりあえず苦手な札幌でモヤ抜きで勝ち越しは上出来だと思います。なんとか最下位脱出に光が見えてきたので次回はホークス相手に首位いじめと行きたいですね!

    1. 遊次郎さん
      コメントありがとうございます!

      そういえば、純国産打線同士やったんですねー。失念しておりました。しかしよう打った!
      増井は昨日は最初からバラバラしていて決して良くなかったんで、ほんまバックと松井に感謝の二勝目かなと。

      たしかファイターズはパスボールもめちゃめちゃ多かったかと。走られまくりですし、組み立ても正直「ただ投げてるだけ」みたいに見える場面も多く…+αで打率はみんな2割未満…苦しい…

      それにしてもモヤ抜きを考えれば打線はほんまよう頑張りました!(バッテリーはもっと頑張ってくれ…)ホークス相手にどうなるか、ですね。

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