2020/9/6(日) 東北楽天ゴールデンイーグルス VS オリックスバファローズ

こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。

東北楽天ゴールデンイーグルス VS オリックスバファローズ
(2020/9/6 12回戦 楽天生命パーク)

勝利投手 飯田優 (1勝0敗0S)
セーブ投手 ディクソン (0勝3敗9S)
敗戦投手 福井 (0勝4敗0S)

<バッテリー>
(バファローズ)張、飯田優、吉田凌、山田、ヒギンス、ディクソン – 伏見
(イーグルス)福井、近藤、青山、酒居、津留﨑、池田駿、宋家豪、寺岡 – 足立、下妻、石原

<本塁打>
(バファローズ)吉田正 10号2ラン(3回表・福井) 、 吉田正 11号3ラン(8回表・宋家豪)
(イーグルス)島内 6号ソロ(3回裏・張)

■悪いところの出し合いみたいな試合に…。

うーーーーん…勝つには勝ったんですが…なんというか「お互いの悪いところの出し合い」みたいな試合でしたね…。率直に、これじゃ勝ち続けるのは難しいかなと…。

例によって、良くなかったところから…。

昨日に続いてで恐縮なんですが…バッテリーワーク、本当に悪いですよね。なんでうまく行っていたところまで組み替えるかな…。前回の張-若月の内容は組み替えるような内容ちゃうかったでしょ…。勝たせるどころか4回100球付近になり降板。

今日の初回は観ててちょっと怒声が出ましたね…。トライの守備、ちょっとあれでは…。

フォークをストップしきれず進塁を許した直後に、三塁牽制悪送球で先制、そこからメロメロになって2点の追加点…。こんなんダメですよ…。

ほんで、もうひとつ気になったのは打者田中への組み立てと、投手ヒギンスの組み立て。(島内にも同じように打たれたけれど、ランナーがずっといたから簡単に進塁を許さないために外に固めるのはしょうがない面もあった。ちなみに本塁打は仕方がなかったと思う。逆風だったとのこと)

※あと、せっかく浅村に2、4回と山ほど近めを意識させたのに、左右の違いがあるとはいえ山田投球時に3球連続インサイドで痛打されたのも…。島内の外固めせざるを得なくなった要因でもある。最終的には2走が大チョンボで併殺になって助かったけど…。

田中、この三連戦ずーっと変化球への反応、いいじゃないですか。2発食らった本塁打はいずれも変化球でね。1打席目に直球をヒットにされたのを嫌がったのかもしれないですけど、あれはあくまで「レフト前のヒット」。怖がるほどの結果ではないですよね。

特に危なかったのが4回の張の2球目インサイドスライダー(ポール際大ファール。入ってれば逆転の場面)、そして8回ヒギンスの続けた2球目チェンジアップ(こっちは失点の原因にもなった)。※6回吉田凌のときも、スライダーにこだわりすぎで…。

中でもヒギンスに関しては「コントロールがままならないのに、なぜチェンジアップにこだわる?」と。点差があったんだから直球中心で全然良かったのに…。

あくまで個人的な見解ということは断りを入れさせていただきますが、この感じのディフェンスで勝つ確率が上がっていくとは…。

■相手バッテリーが悪すぎた…。正尚にあんなに勝負してもらえるとは…。

ただ、今日は相手のバッテリーがさらにひどかった…苦笑。イーグルスの弱点ですよね。

まずあの6得点のゾーンですが…正尚1本目本塁打までは、ある意味まだしょうがなかったとも。これも解説の野口さん(元捕手)には真っ正直すぎとは言われてましたが。

ただ、そのあとのジョーンズに対してのファーストステップで大失敗しましたよね…。変化球中心っていう、データ見てたのかな?と思しき組み立てに加え、2塁に行ったジョーンズになぜか牽制…。こういうジョーンズへの警戒のし過ぎが最終的な正尚の大爆発を招いた(強気勝負?なのか…近め変化球で取りに行った2本目の配球はあり得ないよ…)と思います。

3回の話に戻すと…集中力をわざわざ欠いて、乱れたところを杉本!逆転の今季初長打!

杉本の7番、ちょうどいい気がします。1死で前打者の安達にセーフティとはいえバントのサインが出ていたりと、ちょっとあつらえすぎではありますが。ただ、それでもマルチで打率が.243まで来ましたね。四球ふたつ取ってきて出塁率も上がってきました。

あと、守備面では厳しい内容でしたがトライは打でひとまず取り返してくれたことは良かったです。打も不振気味だったところでのマルチに打点付きですからね。

■オーダーは代行の采配勝ち。

最後に、オーダーと基本的な采配については…これは中嶋代行の勝ちだったかなと。

岡田2番はマルチなら十分ですし(正尚弾にも繋がった)杉本もちょうどいい打順でマルチに4出塁ですからね。あと、投手を出す順番も今日は間違いなかったと思います。

特に吉田凌、頼れるようになってきてますね!

あと5回に登板した飯田が移籍後初勝利!おめでとうございます!

強気でかつ、強いボール投げ込んでますよね。これでチームに溶け込んでいけたら、と思います。

■勝てたことは雰囲気に活かしてほしい。

ひとまず、勝てたことは雰囲気に活かしてほしいですが…バッテリーワークは早急に改善が必要なレベル。打線のおかげで連勝、ってなっていけば変わってくるかもしれませんが…。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに!

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「2020/9/6(日) 東北楽天ゴールデンイーグルス VS オリックスバファローズ」への12件のフィードバック

  1. まぁ確かに前に若月と組んで良かったのを知っていただけに伏見と組んだのは意外でしたね。
    若月と伏見では一軍の経験の差があるし、同じ配球になる事はないですから。
    伏見、打つ方は久々のマルチで打点付きのヒットがあったのは良かった。伏見がスタメンの時は打ってなんぼのところはありますね。
    張、代行が言う分にはゾーンが辛かった部分があって厳しかったとのこと。
    打線の方は…
    今日は采配勝ちだったかと思います。

    1. ゆうきさん
      コメントありがとうございます!

      同じ配球にはならん、とは思いますが、さすがにもっと打者・投手の状況を観てほしいですね…。
      ひとつふたつのリードミスは仕方ないと思いますが(そこは割り切るべき部分)、あの完封以降は無謀な配球が目立ちすぎているように感じます。
      ただし、打ったのはナイスでした。マルチで打点もつきましたしね。

      えー、ちょっとそれは…今日のゾーンはある程度妥当だったかと思いますが…。

      打線は岡田2番を当てたことが大きかったですね。ここにジョーンズへの組み立てミスが重なってドエライことに…苦笑。
      正尚を爆発させられたのは代行の力も大きかったと思いますね!

  2. とにかく勝ってよかったですね。バッテリーミスも救われました。岡田が再生したのはさすがですし、打順もはまりました。伏見は張、ヒギンスには合ってないですね。

    1. おかぴーさん
      コメントありがとうございます!

      なんせ勝ったのはよかったです。岡田の2番はよう当てたと思います。
      一方でトライは…もうちょっと、配球面も含めた守備頑張って…。正直オーソドックスな配球ができれば打力で凌駕できるのにもったいないと思うんですよね。

  3. 守備は今一つですけど、トライの打力は魅力ですね。
    杉本も下位に置いておけば、マークも分散されて怖い打線になりますね。
    今日のオーダーは当たりかも。

    来週は西武ドームですね。
    残暑厳しい折、体調管理にはくれぐれも。
    5年くらい前、晩夏の西武ドームで熱中症になりかけました。
    気をつけて欲しいです。

    1. こたふさん
      コメントありがとうございます!

      そうなんですよね…。今日、トライは打って取り返したのは花丸なんですよね。
      ただ、今日みたいに「相手もしょっぱく」ないと、今日ほどミスすると「捕手の本分」で勝てないってなりますからね…。
      カッカせずに、もう少し落ち着いて守備もしてほしいところではありますね。

      あと杉本は下位なら怖がってもらえるかも。今日の采配自体はおおむね当たったと思います。

      しかしメットライフドームは…9月に入っただけまだマシとは思いますが、それでも要警戒。
      とにかく体調崩さないように…。

  4. 中嶋代行になって初めて打線のおかげで勝てた試合になった気がします。ラオウにも漸くらしい当たりが出ましたね!以前よりは粘れるようになってきているし、相手からすると七番にいられると嫌でしょうね。Tもとりあえず底は脱したかなと。バッテリーに関してはトライはここまで連日スタメンマスクを被るのは初めてなので、今までになかった粗さが出ているのかなと感じました。捕手で「毎日ちゃんと守る」って言う程簡単な事じゃないんだろうなと、だからこそ守備が評価されてる捕手はどこでも重宝されるんだなと思いました。あと飯田は移籍後初勝利、まだ二試合目ですが早速トレードの効果出ましたね。吉田凌も安定しているしリリーフ陣の層は厚くなってきてるのかなと思います。

    1. 遊次郎さん
      コメントありがとうございます!

      杉本、今の感じなら結構イケるかも?(なんでかはようわかりませんが、不安な守備の捕球機会が少ない。昨日はひとつのフライを無難にこなしていました)
      このまま試合に出つづけて、慣れがでてきたときに総合的に精度のいい選手になっていけるかがポイントになってきそうです。
      岡田の2番は完全に采配勝ち。中嶋代行になってこういうものは増えた(もっとも、状況が状況だけに、なりふり構わずできるとも。オフにどういう契約状況になるか…)気はします。

      一方のトライは…若月のライバル捕手(2本目の捕手)として育てようというのもわかるんですが…中堅の30歳でしょ?とも。
      チームとして、勝利を至上にしなくていい状況とはいえ、いまのトライの扱い方は「すげー打てる捕手だから、リードは育つまで我慢!」みたいな使い方に見えます。
      私はリード面に関してよう指摘する方ということを差し引いても、もうちょいそっちのミスを減らせないと投手がソッポ向いてしまいそう…。

      飯田はすぐ勝てましたね。実は投球内容はそんなに良くなかったんですが(かなり危なかった)、勢いはありましたね。
      小林も頑張って!いきなり二軍で打たれたのが記事になって、トラの洗礼受けた感じですかね…。

      しかし吉田凌は本人が掲げた目標?クリアしたんちゃいますかね(登板数)。
      他の若手投手が一軍に定着しきれない中、このまま完走しきれたらと思います。

  5. 以前の杉本と違って粘れられるようになったので7番に座っていたら相手として長打のイメージあるだけに警戒の分散役目にも、なると思います。
    岡田は、2番の方が結果残せられるような感じしましたね。
    飯田は、映像観ると内容的に攻略されていても、おかしくなかったが短期間で移籍初勝利できたことによってチームに馴染んでほしいです。

    吉田正が誰も達成していない夢の4割打者に注目されているようですね!
    確か当時の加藤元編成部長が、押し切って1位で単独指名に成功したと思います。

    1. ひろしさん
      コメントありがとうございます!

      杉本、徐々についていけるようになってきましたね。
      もう少ししたら、長打も出始めるのかな?と思います。

      岡田はチャンスで回らない方がいいのか…微妙なところではありますが、正尚とのつながりは良さそうです。
      飯田は危なかったですが…何とかなって良かったと思います。

      正尚、本当に凄いですね…。
      加藤さんはこの一つだけでも本当に大きな実績だと思います。守備の姿勢も厳しく見た上で採ったとのことでしたしね。

  6. 段田団さん
    コメントありがとうございます!

    リードはよかったけど打たれた、はあり得ないというところがそもそも私は違う考え方をしています。
    リスク管理をしたうえで、それでも打たれたのか、はたまたそこを怠って手前の段階で打たれるのか(被弾が激増した背景には、バッテリー全体のリスク管理不足も大きいと考えています)。これは積もり積もると失点として大きいと私は考えています。実際に敗戦にも繋がっています。
    また、壁としてブロッキングも私は若月の方が優れていると思います(フレーミングは伏見の方がいいと思います)。
    何度か言及していますが、伏見は縦の鋭い変化球のブロッキングに反応が遅れることが多い点が怖いです(特にディクソン相手。先日も腕に当てて大きく弾くなど、不安を露呈していました)。

    で、リードに関しては感じる部分が多いので私自身の言及割合が多く、誤解を生んでいる可能性もあると思いますが、今までの最大の敗因は「野手の駒不足・力不足」で、リードがすべてとは思っていないことはお断りさせていただきます(本文中にも書きましたが、なにとぞ個人の見解ですのでご容赦いただけますと幸いです)。

    捕手を一野手として捉えるのか、捕手をまず守備の砦として考えるのかによって考え方が変わると思いますので、私と段田団さんの考え方は違う、ということだと思います。
    捕手としての実績を考えた際に、昨年最優秀防御率を導き、最高勝率を導き、盗塁阻止率ナンバーワン。使い続けた甲斐もあって、今年は打撃も成長の跡を見せてきている。これでもこの数年間がおかしかった、と言われるのは私としては寂しいです。
    ※また、配球を読んだから打てるのは「相手のボールを打てる打力がある人」限定だと思います。もちろん、これができていない若月の打力不足は指摘されて当然だと思います。

    それこそ、2点をなかなか取れない打線(山本の防御率で10勝させられなかったことを元にこの表現になっています)の中の原因のワンピースではあったと思いますが、同じように捕手の打撃が貧弱だったイーグルスは3位まで行けていたわけで…(捕手が打っていれば1位だった、などとは思いません)。以前の編成部門が野手の強化をおざなりにしていたから、点を取れなくても勝てる⇒リード面の強化、という考えは、私は間違っていなかったと思います。

    で、中嶋代行の面に関しても誤解をされているかと思いますのでお伝えいたしますが…
    私自身も野手の起用に関しては疑義がありましたが内容の改善をしていることは言及させていただいていますし、良くなかったことはよくなかったと話しています。
    どうしても私の野球の見方が配球を中心にしたものでもありますので、割合としてくどくど話しているように映ってしまい、段田団さんのようなご意見の方(もちろん見解は自由です)にはご不快にさせてしまった面もあったかと思います。

    反論のような形になってしまいましたが、段々団さんが考えを述べられた点について、私なりに誠実に回答をさせていただいたつもりです。
    貴重なご意見ありがとうございました。

  7. 段田団さん
    コメントありがとうございます!

    こちらこそ、大変聞きにくいコメントリプになったと思いますが、丁寧な返信いただきありがとうございます。
    私が荒ぶっている時期からとのことで…大変恐縮です。応援いただきありがとうございます!

    そうなんですよね、勝ってほしいのは共通認識だと思います。
    ただ今年は特殊なシーズンゆえ、もっと思いやりをもってチームを見てやってほしい思いも強くあります。
    ※正直、主軸にできそうな選手は今年のうちにあと2人は見つけてほしいところ。特に中川は本当に復調してほしい…。

    若月、選手会長でもありますからね…。もちろん、チーム状態の責任を感じるのは悪いことではないんですけど、もっと責任が本来は分散していないといけないんですよね。
    それこそ「自分のすべき仕事はきちんと真っ当にこなしていた(打も)」のに負けていたので、ホンマにきつかったと思います。

    で、リード面もそこは納得です。やることはやった、という自信を持っていいレベルのリードはできていたわけですからね。
    極端な話、今年は勝敗を最大目的にするのは逆に今後に繋がらない面もありますし、トライも使える方がそりゃいいに決まっているので、トライも今年中にチョンボっぽい組み立てを少しでも減らしていければ…と思います。
    ※ただし、これもシーズン終了後に中嶋代行が最低2年以上の契約となってくれないと…と思います。そうじゃないと現場が混乱しただけで終わってしまう…。

    信じて応援していきたいですね!

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