こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
本日から二日に分けて、オープン戦を振り返るコラムをお送りいたします。
今日は投手陣から、振り返っていきたいと思います。
私が思うキーマンは、この方だったと思いますね。
山崎福也。言わずもがな期待の二年目左腕ですね。
で、今回のオープン戦、間違いなく彼がキーマンだったと言える理由が、3/10に起きた出来事にある。
■悪いながらの「粘りのピッチング」で、二軍に落ちた。
その日の山崎福也は、調子が悪いながらも5イニングを投げて1失点。
昨年、3勝だったことを考えても、まぁ結果を出したことを評価するべきではないか、と私は思っていた。
ところが、試合終了後のニュースを見て愕然とした。
「佐藤峻も山崎福も“打たれた”とか“打たれない”の前に、もっと気持ちを出してほしかったね。バッターに攻めていかないと。もっとバッターに対して向かっていく姿を見せてほしかった。」
このコメントと共に、次はファームで投げてもらいます、ということが添えられていた。
5回1失点という内容で、二軍行きを通達されたのである。コレは信じがたいことであった。
■近藤大亮のローテ確定が歯車の狂いのスタートだった。
で、このような愚策になってしまった原因が、私のブログにいただいたコメントで推察された。
3月頭の早い時期に、近藤大亮に「合格でしょう」などと言い、ローテを当確させてしまったことに原因があるのではないか、と。
正直、この決断も思いもよらぬものであった。
確かに、近藤大亮はいい投手だとは思う。戦力になるのは間違いないと思う。
だが、右4枚はほぼ確定している投手陣の中において、絶対にローテ入りさせないといけない存在か?と問われたら私の答えはNO。
第一、今まで一軍戦で投げたのはMAXが5回じゃないか。
その上、三振が取れたとはいえオープン戦最後の登板は4イニング止まり。
4つも四球を出し、しかも要らない四球もあった(これは酒井コーチもコメントで認めている)。
それなのに、一度灯した当確ランプの灯を消すのが怖いのか、媚びたように内容面(三振)の評価に走るようなコメント。
先発は三振を取るのが仕事かい?違うやろ。
安定してイニングイート出来るかどうかの方がよっぽど大事ちゃうのか?
さちやは紅白戦も含め、全ての試合で予定通りのイニングをきっちり消化するピッチングしてたやないか。
しかも、戦力的に全然足りない左腕。試合自体は作れているんだから一軍で使って普通やろ。
■3/10を境に壊れた、チームの環。
ほんで、コレは間接的にだとは思うけれども、この3/10を境にしてチームの状態がガクンと落ちた。
勝ったのはこの日が最後。結局、最後までオープン戦で勝利することは出来なかった。
私には、どうしてもこの試合で壊れてしまった「チームの環」というモノがあるように思えてならない。
さちやが投げた試合は勝った。さちやを落としてからは全て負け(引き分けも褒められた内容でも何でもない)。
この現実を認めていかないと、ホント、ヤバいと思うんですよ。
中でも、一番変わってしまった…というか、首脳陣をナメた感じになっていると感じるのがディクソン。
初回登板(3/5ジャイアンツ戦)では快調だったが、そのさちやがファーム落ちになった翌々日の登板でまさかの大炎上。
そこで残した「何点取られるか試したんだ」というアメリカンジョークは、これほど間の悪いものもなかったと思う。
しかもその試合は開幕カードのライオンズ戦。そのことを考えるとあまりにもお粗末。
おそらく、この内容が普通レベルであれば開幕2戦目は、投げた曜日(土曜日)を考えてもディクソンだったはずなのに、当初の5枚目というところから近藤大亮を繰り上げという始末。
これで大きく大きくチームプランがグチャグチャになったのは想像に難くない。
で、次の登板となった先日のタイガース戦でも3イニングで4点を失い、とても褒められる内容ではないのに、「4、5回は修正していいバランスで投げられた」という旨のコメントを残してしまった。
しかも、それを福良監督までも「良しとします」と認めてしまった。
こんなの、私がプレーヤーだったら我慢できんよね。
■勝ちに結びつくイメージは、出来ているのか?
もちろん、オープン戦ですから、一番大事なのは勝敗ではない。
ですが、勝ちに結びつくような試合運びがイメージできているようには私は全く思わない。
サトタツも首脳陣の方針なのかなんなのか、不必要なタイミングで3分の1登板を強いられたり(大山も投げ過ぎ)、はたまたコーディエはその逆で、異常に大事に大事に使われて結局連投テストなしなど、実戦を想定しているのかどうなのか、まったく見えない起用ばかり。
正直、去年から現首脳陣には不信感があったけれど、「代行」から「監督」になって、それがより加速してるように見えてならない。
選手には腐らずに頑張ってほしいと祈るのみ、です。
首脳陣が何もしなくていいぐらいに、結果を出していってほしいと思います。
まずは、開幕マウンドに立つであろう金子千尋に、それを期待したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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