こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
試合の中日が続きますんで、ナイター時間帯にコラムを書きたいと思います。
テーマは読者さんからいただきました…「助っ人たちの総評」ってことでやってみたいと思います。
■今年のメンバーは、よく頑張ってくれている。
もう、冒頭から結論ですが…今年の助っ人はホント、よく頑張ってくれていると思います。昨年の悪夢を思うと、雲泥の差と言ってもいいと思います。
もはやファンの間でも神格化され始めているロメロをはじめ、ほとんどのメンバーが一軍で何らかの活躍をしたってのは素晴らしいことだと思います。ほんと、ここは去年とガラッと変わったなーと思いますね。
それでは、今回のコラムではひとりずつ、見ていきたいと思います…。
※ジョージに関しては、支配下に入っておらず、管理人が実際に確認した映像サンプル数が少なすぎるため今回は掲載を見送ります。支配下に入って活躍した際に、記事にしていきたいと思います。
■ロメロにメロメロ…
9 ステフェン・ロメロ外野手 .270 11本 29点(33試合)
もはや、彼に関しては説明不要ですよね。素晴らしいとしか言いようがないです。
例のケガだって、一生懸命やった結果ですからね。なんせ、いつも見ているこちらのサイトにある「UC率(勝負所での打率)」が.296に加え、通常の得点圏打率も.359と、そら勝負強いわと…。
ちなみに、うちのサイトの今月の記事数が7と、ダントツトップでもあります。いかに傑出した活躍をしているかがわかりますよね。これからもドカッと4番に座り続けてほしいです。ケガだけ気を付けて!
■昨年のノー天気から、ハングリーな姿勢へ。
4 ブレント・モレル内野手 .281 1本 10点(33試合)
一方で、地味ながらもいい活躍をしているのがモレル。
開幕前の骨折で、ひょっとしたら今年出番ナシちゃうか…と思われましたがロメロの故障と長打力不足を補うために一軍定着。上記の数字は平凡ではありますけど、得点圏打率は.438とロメロをしのぐレベル。また、代打率が驚異の.714。ベンチに居ても良し、と言える珍しい助っ人だと思います。
長打率が.393とちょっと物足りないものの、それでも層が薄いサードのポジションにつけるということ、セカンドも思ったよりは守れている…というか、昨年のノー天気さから出場機会に貪欲に、ハングリーさを出してくれているところが、個人的にはいいことだと思います。
■踏み忘れで一躍有名に…ただし、OPSは出色。
12 クリス・マレーロ外野手 .250 2本 4点(9試合)
シーズン途中で獲得した大砲候補。本塁踏み忘れというおとぼけデビューながらも、本塁打はきっちり2本放ち、OPSは1.044。出塁率が.419と高く、スラッガーとして割と早く順応してくれているんじゃないかと思います。
ただし、.143と低い得点圏打率と拙守がネック。これから弱点のリサーチが入ったときに打力をキープできなかった場合は、枠争いでは負けるかな…。
■悲願の二桁を達成するために…
32 ブランドン・ディクソン投手 5勝5敗 3.27(11試合)
一見、成績的にはあまり問題がないように見えるディクソン…
なんですが、ここ最近は突如乱れたりという不安定さもかなり顔を覗かせて、トータルのQS率は36.36%と、リリーフに負担をかけてしまう原因になってしまっている状態。悲願の10勝を達成するためにも、投球の安定感を取り戻してほしいところ。
■一番の誤算となったコーク…
25 フィル・コーク投手 2勝3敗 4.56(6試合)
一方、そのディクソン以上に乱調が目立ったのがコーク。率直に言って、一番の誤算ですね。オープン戦は本当に素晴らしい成績を挙げていただけに…。
ただ、それでも先発中継ぎ両方いける使い勝手はエエな、と思っていた矢先に、胸郭出口症候群により全治不明の離脱…。はたして復帰はいつになるのやら…。実績を考えたらもっと素晴らしい活躍ができてもおかしくなかっただけに…
■投球術が進歩すれば、ヘルメンはまだまだチャンスある。
42 ゴンザレス・ヘルメン投手 0勝0敗0S1H 2.08 (12試合)
ヘルメンは、シーズン前の評価よりは頑張ってくれだしたかな、と思います。
やや多めの四球に加え、制球難からカウントを悪くして痛打というシーンが目立ち、軒並み低評価が続いてましたね(人のランナーをトコトン返すところも…)。ただし、彼は6/3の巨人戦でついた唯一のホールドは非常に印象的でした。あの試合はヘルメンなしには語れないほどでしたからね。
ランナーケアなど、投球技術が成長すれば、再昇格も十分にあると思います(奪三振率が、実は驚異の11.77。そら福良氏も期待するか…)。
■本来の力をまったく発揮できていないウエスト…
29 マット・ウエスト投手 0勝0敗0S 4.50(2試合)
正直、現状ではまったく、本来の力を発揮できていないのがウエスト。
キャンプの早い段階で足を痛めて思いっきり調整が遅れたのが痛かったですかね…。セールスポイントと謳われていた制球も、2イニングで3つの四球を出す有様。ボールの質も上記メンバーに劣るため、よほどの成績を残し続けない限り、昇格は難しいかも…(幸い、2軍では2.51と、そこそこ数字を残していますが…)
■日本の野球に「馴染んで」みんな頑張ってほしい。
ここまでざっと振り返っていきましたが…ほんま、本来の力をみんな発揮してほしいです。
特に、ウエストに関しては厳しい評価になりましたが、彼は一軍の登板の様子を見る限り「馴染めていない」ところが見受けられたんですよね。京セラでの登板時、完全に孤立しているように見えました。一方、ロメロやマレーロ、そしてディクソンが活躍できているのはやっぱり「馴染んでいる」ところが大きいと思うんです。和気あいあいとしてる様子が見受けられますしね。
馴染むには周りの協力はもちろんのこと、本人の姿勢も大切。だからこそ、一人にならない、一人にしない。こういうのが大事になってくるんかなぁと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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