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【管理人コラムVOL.36】金子千尋には、まだ「伸びしろ」があると思う。

こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
試合の中日にあたりますので、今日はコラムをお送りしたいと思います。

今日のテーマは…この方。
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近々復帰するエース、金子千尋投手について、お話ししたいと思います。

■金子の技術は日本一クラス。だが…やきもきする部分がある。

金子はご存知の通り、おそらく日本一クラスの技術的な評価の高さを誇る、バファローズのエースであり、なおかつ「球界のエース」とも称されることが多い投手である。
当たり前ではあるが、金子の力なしに優勝だのAクラスだのを語ることは、来年以降もしばらくは出来ないと思う。

ただ、それを踏まえた上で、私には、金子にやきもきさせられる部分があるのも事実。
そして、この「やきもき」部分は、伸びしろに変わる部分でもあると私は思う。

■良くも悪くも、「マイペース」…

そのやきもきさせられる部分とは、マイペースが過ぎるというか…「唯我独尊」的なフィーリング。
マウンド上での雰囲気しかり、独自の調整法然り、「不可侵」の領域が首脳陣でさえ多くあるように見受けられる。
(配転された酒井コーチは不振時に調整法にメスを入れようとしていたが…)

もちろん、勝っているときは「さすが!」となる部分であり、クールやなぁ…と思うところでもあるが、今年の金子の場合は違う。
マウンド上で露骨にいら立ちを見せたり、自分のピッチングにこだわるあまり「自滅」してしまったり(これが女房役である伊藤の調子が狂った遠因にもなったと感じる)、どうにもマウンド上で独り相撲になっている場面が多い。
しかも、「不可侵」なフィーリングが選手を遠ざけるのか、ピンチになっても金子のもとには誰も声をかけたりしないことも珍しくない。これは、西が登板しているときとは対照的だ。

■今回のケガで、信頼関係はどうなってるの?と感じた。

ただ、それでも今までは「持ち味」とか「金子はそういう選手」で片づけてもいい部分だったと思う。
それを周囲も分かっていたし、何より、数字が周囲を説得してくれていたから。
もちろん、100勝のときのコメントのように、チームへの感謝を言葉で述べることはできる選手だから。

だけど、今回の肩の故障の件は本人が「実は開幕からおかしかった」と不振を極めてから後出しジャンケンのように言ってしまった。
結局のところ、これでは実際の信頼関係はどないなっとるねん、と言わざるを得ない。
※ここでいう「信頼関係」とは、コーチへの体調報告もそうだし、女房役・伊藤光への自身の状態に応じた組み立て(伊藤の組み立てを見る限り平常運転って感じだったから、金子の肩の状態までは「知らんかった」んちゃうか)だったり、相談をしたりできる関係のこと。

こういう言わば「選手生命」を脅かしかねないケガを、金子は繰り返しているわけで。
さらに、今回のケースではチームの勝敗に直接関わっているわけでね。
本人なりには当然、ケアにはめっちゃくちゃ気を遣っているのだろうとは思うけど、私はあえて提言したい。

■もっと、周囲の力を頼ってもいいんじゃないか。

金子さん、頼むからもっと周りを信頼して。
それをみんなに分かるように、マウンド上でもそれ以外の部分でも振舞ってほしい。

いま、一軍には若手もすごく多い。
だからこそ、ピリピリ・カリカリしていると雰囲気が重たくなってしまうと私は思う。
ヌルく野球をする必要は当然ないけど、せめてもっと「チーム」で野球をしているって雰囲気がほしい。
そうなれば、自分の調子が微妙な時でも周りが助けてくれることもあると思う。

金子の技術は天下一品。だからこそ、もう「ひとり」で高められる要素はそんなにないと思う。
だからこそ、チームみんなの力をもらって、もうワンランク上の「チームを鼓舞できる」エースになってほしいと私は思う。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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