こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。
東北楽天ゴールデンイーグルス VS オリックスバファローズ
(2021/6/20 10回戦 楽天生命パーク)
勝利投手 宮城 (7勝1敗0S)
セーブ投手 平野佳(0勝1敗7S)
敗戦投手 早川(7勝3敗0S)
<バッテリー>
(バファローズ)宮城、平野佳 – 伏見
(イーグルス)早川、福山、森原、西口 – 太田
■バッテリーの状態の差が出た試合に。
※今日は8回まで観れました。
今日はもう、シンプルというか…。
宮城と早川の状態の差と、トライと太田のリードの差。これが出た感じでしたね。
正直言うと、打線は反省が必要だと思います。序盤3イニング、いずれも先頭を出しながら粘られてしまったんでね。リズムが重たく、状態としてはたいしていいとは思わなかった早川を、序盤3イニングは太田が右打者インサイドをしつこめに使いながらうまく抑えていた格好。
特に2回は左打者のモヤに無死二塁ながら簡単に進塁打を打てるインサイドでゴロの「とりあえずアウト」を取ってきたんですよね。これ、ロメロの状態は「相当悪い」とみてるんやろうなと…。で、その通りに近めにガンガン飛び込んで追い込み、抜いて見逃し三振、結果0に…。
この時点では、宮城がポコッと点を取られる方を懸念するような流れだったかなと。状態がいい方がやられるのはようあることなんでね。
■宮城-トライバッテリーが良すぎた。
ところが、宮城とトライはそれをしのぐというか…よすぎましたね。
正直、悪かったのは始まってすぐだけやった気がします。小深田に外を固めてやられて、鈴木はそこそこのハードコンタクト…。
でも、これが併殺でしたからね。ここでもう、イーグルス側はほとんどノーチャンスに。スライダーが終始きちんと決まっていて、それをほぼそのまま活かす形で終始通し切った感じ(チェンジアップ?らしきものだけちょっと抜けたりしてましたかね?)。
宮城のボールの中核はもちろん直球だと思いますが、変化球であれだけ「いいところ」でストライクが取れていたら「絞らせない」ことは可能ですからね。
あと、これはトライですが…カーブを「とっておき」程度にとどめたのも効きましたね。8回の鈴木大地は無安打ながら「合っていないわけではない」形でしたから何で入るかなーと思っていたんですが…カーブでしたね。しかも角。これで相当に有利に導けたと思います。
ここの顛末を見守り、用事もあって外出しました。絶対勝ったと思ったので。
■先頭四球から崩れ過ぎた相手バッテリー。
最後に「トライと太田の差」ですが…打者の反応や投手の状態に応じた組み立てになっていたか、ということかなと。太田は先述の通り、序盤はよく引っ張れていたと思うんですがね…。
結局、そこの乱れが6回の結果に集約されてしまいましたね。相手バッテリーはビビりすぎで先頭の正尚に四球を出しちゃったこと。ここがまず大きすぎましたね…。ここで制球が乱れだして慎重にいきたそうな早川と、押したい太田が噛み合ってない感じになってテンポも落ちて、中途半端な投球に…。
このあと、2ナッシングのカウントと近めの撒き餌を無駄にしてしまった(2球目の外、上体だけで追いかけてるように見えましたが…)杉本繋ぎで相当にこちらの得点機運が高まったと思います。ここで安達が無難に送り…
こちらのモヤの先制決勝打に繋がりましたね。これは「しゃあなかった」と思います。軽打されましたからね…。モヤもよく欲を出さずいってくれました。
ただ、このあとロメロに詰まりながら持っていかれたのはね…。言っちゃ悪いですが、ロメロはまだまだ信頼する状態ではない(3三振をはじめ、いい内容の打席はなかったです)し、あんだけ意識すりゃ反応するよ、っていう…。せっかくのそれまでのインサイド撒き餌がここでも無駄になってしまいましたね…。
このあとトライのゴロでも追加点をひねり出して3点差。打線の状態はそう良くないと思いますが、こういうのが大切になりますよね。
ま、今日の宮城に3点はデカすぎましたよね…。なんというか、組み立ての失敗が出るのは仕方ないけれど、それを連鎖させずにいかに少なくできるかは本当に大事やなと…。
■首位よりも、8連戦をどうするか。
さて、まさかの8連勝で同率首位にたったわけですが…。うちは今日から8連戦。結果はともかく、特に攻撃の内容には課題もあります。あんまり大喜びせず、目の前の試合って話でいいと思います。
次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに!
<2021年・オリックスバファローズ6月までの関連ニュースまとめ>
⇒6月までの関連ニュースまとめはこちらをクリックしてください。
<オリックスバファローズ・月別ニュースまとめ>
⇒月別のニュースまとめはこちらをクリックしてください。