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【管理人コラムVOL.64】首脳陣「なら」批判してもいいの?

こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。

今日は、ようやくコラムを書く気になってきたので、書いてみようと思います。

テーマは表題の通りです。

■私が今シーズン、ほとんどコラムを書いていなかった理由。

まず、こういうコラムを書こうと思った経緯として、私が最近「コラムを書いていなかった」理由からお話していく必要があるので、まずそのお話しからします。

表向きの理由としては「私生活でやることが以前よりも増えてきて、野球だけに時間を取るわけにいかない」っていう状況があること。

ただ、正直、それでも時間を割こうと思えば、コラム記事ぐらい書く時間が「ないってことはない」です。それでも書かなかったのは「批判」がキーワード、なんですよね。

■当初は私も、相当にきつい内容でブログを書いていた。

私のブログを創設当初からご覧いただいている方はお分かりかもしれませんが、当初はもう、負けたら露骨にきつい論調になるブログをずっと書いていたんですよね。それこそ、そのことが当然かのように。

私がブログを書き始めたのは15年から。で、ブログを書き始めようと思った経緯も14年の躍進があってこっから強者になっていけるかもしれない、という期待があってのもの。ところが現実は皆様もご存知の通り。成績面は目も当てられず、毎日のように怒っていたわけですね。

率直に言いますが、その当時に「思っていたこと」は今から見返しても変わることはないと思います。グランドスラム最下位など、今まで野球を観てきた中でもワーストクラスのシーズンだったことに変わりはないですから。だけど、正直なところ私のブログに私に対するご意見が少なからずあったのも事実。

それでも、恥とも言うべき歴史的最下位だったこともあり、批判されるいわれはないぐらいの気持ちで突っぱねていたんですよね。真摯に向き合おうとせずにね。

■「良くなった兆しすら、信じない」姿勢に疑問を持ち始めた。

ただ、17年シーズン当初、2位発進ができて、その後5月に低迷し始めたあたりから、ですかね。

せっかくいいスタートを切ったのにも関わらず、少しチーム状態が落ちると批判どころか中傷が渦巻いたのを見て「はて?」と思ったんですよね。良くなったかもしれない兆しを信じるってことすら、できないの?って思ってしまってね。

しかも、チームの表面的な状態しか見えないのは間違いないのにも関わらず「その批判が絶対正義」と思っているかのようなさまを見て、私自身も今までのことを振り返り、うわっ…って思ってしまったんですよね。

そこから私は、とにかく福良監督をはじめ、できる限り首脳陣のことも信じていこう、っていうスタンスに変えよう、と思った次第です。

※そのときのコラム記事はこちらです。

ただ、やはり一度自らつけてしまった批判のテイストはなかなか拭い去れず、どうしてもご意見を頂く機会が多数ではないにせよ、ありました。そして、その批判の声を受けたときに、ナニクソ、ってそう簡単には思えないものなんだ、ということも自覚したんです。このことが、自分の意見を話すことに対する怖さを生んで、批判されるぐらいなら書くの、イイや…って思いをどこか、持ってしまっていたんです。

■首脳陣「なら」批判していいの?

そして現在。山ほど渦巻いている、チームというか、首脳陣への批判…。

私は、この画を見てどうも「首脳陣なら批判していい!なぜなら間違っているから!」という絶対善みたいに信じ込んで攻撃しているように思えてならないんです。

例えば今のトレンドの中継ぎの酷使の話。たしかに山田は17試合中13試合登板と、かなりのハイペースで投げているのは事実。だけど、もう8月の勝負所に差し掛かっているでしょう?って話で。登板を振り返っても「シビレる場面」ではないムダでしかないような登板もなく、もっと言うと、選手を安易に擁護しないスタンスの福良監督も、昨日打たれた山田をかばっているわけで。

仮に試合が競っているのに、そこに耐えうる能力がない選手を登板させたら、それこそ首脳陣の責任でしょう?で、本格的な大ケガをする前にファームで休ませに行ってるのに(高山コーチは3年前の比嘉の件がありましたから、慎重にやって下さってると思います。事実として、今年酷使が原因の肩ひじの大ケガでファームに行った選手はいない)、それすらも「使い捨て」だのなんだと騒ぐ。

以前と違って、SNSで怒りの声を「見えるところ」にぶつけられてしまうようになったから、それをうっかり見てしまった「批判をせずに頑張って応援しよう」としてくれているファンの元気すらも削いでしまう。

これ、本当に「正しい、当たり前」のことなんですかね?

■「人気次第」で批判の有無が決まっているように見える。

結局、こういう起用しないといけない原因は「競った試合が多すぎる」ことの方がウェイトが圧倒的に高いんですよ。

バファローズ、いまチーム防御率1位なんですよ?その一方で失点はリーグワースト2位、打率は最下位。この時点で野手の責任が相当に重いことは火を見るより明らかだと思います。

なのに、それをカバーしようとしてくれているバッテリー分野の批判がむしろ、「人気のあるコーチ」が担当している打撃部門よりも明らかに多い。

たしかに藤井コーチはミスターブレーブス、ブルーウェーブからの系譜のある、私の父も「ヤスオさん」と慕う最高の選手でした。シモヤマンも、ブログでの明るいキャラも相まって、現役時代から屈指の人気。双方、コーチとして過去の実績がある。だから、打てなくてもファンの批判は「選手が悪い!」。

一方で、せっかく若月がだんだんたくましくなってきた(守備面は去年と雲泥の差)っていう「結果」があるのに、その「指導過程」が気に入らないというだけで山ほど批判を浴びる鈴木バッテリーコーチ。昨年みたいに、若月が落ち込んでいる、みたいな面は少なくとも私は見受けられないし、性格的なモノを踏まえたら「叱った方がいい選手もいる」って話は他でもない森脇浩司前監督も言うてましたやんか。

※風岡コーチに関しては、もちろん思うところはたくさんありますが、これはそういう組閣しかできないフロントの問題。コーチとしての降格経験がある時点で実力はお察しだったはず。だけど、我々の知らないような、いいところがある可能性は否定できない。

いわば成績が振るわなくても結局「人気次第」で批判の有無が決まっているような状態(二軍も必要な戦力の供給が全然できていない状態なのに、そういう批判も聞かない)。

これ、本当に「正しい」ですかね?甚だ、私は疑問。

■イライラムカムカはあるけれど…。

もちろん、ファン心理として結果に一喜一憂して「イライラムカムカ」はあると思います。

だけど、そのイライラムカムカを本当に「外に向かってぶつけないといけないのか」。その先で見ている人に対して「見られても恥ずかしくない」言葉になっているのか。

この一点はイメージしてもいいんじゃないか。私はそんな風に思います。

あと「批判はされて初めてわかる。思ったよりも傷つく」ってこともね。

※当記事はこちらの記事に思うところがあって、筆を執りました。サッカーの話ですが畑違いと思わずに、最後までご覧いただけたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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