サイトアイコン オリックスバファローズ最新ニュース・選手情報

【管理人コラムVOL.59】福良監督は「貧乏くじ」を引いてくれているんじゃないか。

こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。

試合の中日ってことで、久々にコラム記事を書きたいと思います。

テーマは…注目の集まった「福良監督・続投」について、で行きたいと思います。

■まぁ、それでエエんとちゃいますか。

これが、福良氏の続投を聞いたときの率直な感想。

順位は4位。借金は10前後を行ったり来たり…。もちろん、褒められるような成績ではないのはたしか。ただ、今までのことを振り返ったときに、ここで辞めさせて果たしてプラスに働くか…と言われたら、私はちゃうな、と思ったので、続投でいいでしょう、って意見を持ちました。

具体的にいうと…結局、いまの首脳陣は「貧乏くじ」を引いてくれてる、と思うからなんですよね。

■ぞんざいに人を扱ってきたから、ぞんざいに扱われるようになっただけの話。

福良氏が監督代行を引き継いだとき、チームは破滅的状態でしたよね。

もちろん、森脇前監督の采配も芳しくなかったとはいえ、前年2位の監督が次シーズンの序盤で途中休養、っていうのはあまりの非常事態。結局のところ、この判断の結果が、森脇氏が辞めさせられたとき(岡田氏が辞めさせられたときも)にも感じた「この球団の首脳陣をやると、恥をかかせられるんじゃないか」っていうメッセージを発してしまうことになったわけで。

この結果が、代行から昇格するための当初の続投設定ライン(勝率5割をクリア)に達していなかった、外部で監督探しをしているという情報があったのにも関わらず、福良氏の続投、になった要因だと私は感じたんですよね。ぞんざいな扱いを繰り返してきたから、ぞんざいに扱われるようになった、という、ごくごくシンプルな話でね。

今なら、福良氏は、そんな窮状を見て、なんとかしたい、と思ってくれたんやと感じるんですよね。

■実績があればあるほど「引き受けにくい」チーム。

で、冷静に考えてみて、20年優勝していないだけでなく、その間のAクラスがわずか2回しかないチームを率いよう、なんて、そう簡単に踏ん切りつかないことではないですか?

しかも、全幅の信頼を持って任せてくれるわけでもなく、コーチ陣の編成だなんだという部分で横やりが入ったり、過剰補強でチームバランスを壊してきたり、契約年数から発せられるメッセージは「1年でなんとかしてください」。

…こんな状態で、果たして「やってみよう」なんて思えますかね?むしろ、実績があればあるほど、傷がつくだけ、って思ってしまうのが人間の性やと私は思うんです。

■20年でAクラスがたった2回の時点で、選手の力も絶対足りない。

ほんで、先述の状況から考えてもね…選手の力も足りないですよ。青波末期のころよりはマシにはなったとはいえ。20年でAクラスが2回しかない時点で、絶対に、選手の力も「ない」んですよ。首脳陣のせいだけとちゃう。ここを認めないといかんのちゃうか、と私は思うんです。

私も、このブログを書き始めたころは、とにかく采配に腹が立って疑問があって、かなりの批判を展開してました。

けど、冷静に考えたら、Aクラス自体が20年でたったの2回しかないチーム、ってこと。そして、他球団ではありますが采配面では定評のある伊東監督が今年、歴史的な最下位を記録しかけているということ。その上、当初采配面では疑問視されていた緒方監督が連覇を果たしたこと。そしてトドメに「首脳陣が持ってる情報とファンでしかない私が持っている情報は絶対に違う」という当たり前の現実を見ざるを得なくなったことで、乱暴な批判を目にするにつけ、正直寒気するようになったし、反吐が出るようになったんです。

だから、自分なりではありますけど、かなりブログの書き方は気を付けるようになったつもりですし、ひょっとしたらこういう可能性も…?ってところについて、角度を変えて考えてみよう、と思うようにしたんです。

…この辺を鑑みたときに、あぁ、采配(首脳陣)さえ良ければ…というのは幻想なんちゃうか、と。また、選手の力のなさを認めたくなくて、責任を「自身の処遇」以外では取ることができない(実際にプレーするわけではない)首脳陣のせいにして選手をかばうことによって、目の前に起きている現実から逃げていたのかもな、と思うようになったんですよね。

■熟慮して、信じるってことの先に、Aクラスもとい、優勝が待っているんじゃないか。

福良氏の契約年数は、またも1年。成績面を考えると致し方ないですが、1年契約の連続(3年契約ではない)って時点で、焦りから策を弄してしまうって側面は十分にあると思うんですよね。そこが采配面で無茶をする素地にならないかは心配です。

それこそ、少々無茶に見える投手起用だって、結果を出さないと次がない、って立場なんだから、そりゃそういう形になっても不思議はないですよね。我々ファンは「責任取らんでいいから」、未来志向の理想論を放言できるわけで。現場は勝つことが死活問題ですもんね。どんなにバファローズを好きなファンだったとしても、それによって「生活」が懸かるわけではないですよね。ゲームするように、理想を追っかけてるだけでいいファンとは、意識が違って当たり前。

だからこそ、私は福良監督および首脳陣、選手の事ももっと慮っていきたいと思うんです。理解しようとして、信じてみよう、って動きをまず先に取っていきたい、と思うんですよね。

そうやって、しっかり熟慮して、信じるってことの先に、Aクラスもとい、優勝が待っているんじゃないか。そんな風に私は思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

※その他のコラム記事は、こちらのページからご覧いただけます。
管理人・バファローズコラムまとめページはこちら。

<オリックスバファローズ・月別ニュースまとめ>
月別のニュースまとめはこちらをクリックしてください。


↓ブログランキングに参加しております。いつも応援クリック(タップ)、ありがとうございます!
にほんブログ村
オリックス・バファローズランキング
モバイルバージョンを終了