こんばんは。オリックスバファローズ最新ニュースをお伝えいたします。
オリックスバファローズ VS 東北楽天ゴールデンイーグルス
（2017/4/1 京セラドーム大阪）
勝利投手 辛島（1勝0敗0S）
敗戦投手 コーク（0勝1敗0S）
＜バッテリー＞
（イーグルス）辛島、福山、森原、ハーマン、小山 – 嶋、細川
（バファローズ）コーク、山崎福、ヘルメン、佐藤達、澤田 – 若月、伊藤
■昨日の流れをそのまま引きずったのが敗因。
いろいろと、この無様な有様の原因を考えてみましたが…
やっぱり、昨日の流れをそのまま引きずるような格好になったのが原因かなと思います。ホント、痛い星を落としたなぁ…。なんせ、イーグルスはローテが半壊状態だったのにも関わらず、フタを開けてみればバファローズの、しかも先発が試合をぶっ壊しての大敗なんて、正直考えもしなかったです。
コークはもう…まさにオープン戦とは別人。どうしてしまったんや、というような状態。
ひとつ原因があるとすると、実は先制点が大きかったんじゃないかなと思うんですよね。（島内のやや弱い当たりのタイムリー）あれでアグレッシブに真喜志コーチが廻して点を取られてしまったこと。あれがひょっとしたら力みなどに繋がっていったかなと思いました。（しかし、真喜志コーチ…惜しい人材を流出させたなと思います…）
その後はあれよあれよと大量失点…。気迫で勝負するが故の、脆さみたいなものを垣間見た気がしましたね。今までに見たこともない乱調だっただけに、若月もバタバタしてしまったのかなぁと思います。もっとも、失点後に鈴木コーチがカツを入れたのが効いたのか、その後の若月は落ち着いてリードしていたんじゃないか、と私は思いますけどね。
若月や鈴木氏を責めるようなTLが目立ちますが、諦めんと気合いを入れて戦っている姿はこの二人は見える方だと思うんですよ。
真剣やからこその鈴木氏のカツだったと思いますし、その後の若月は立ち直って何とか試合を途中見れるようにはしましたし、若月は大量点差が開いた後もベンチの前でじっと戦況を見て、「さぁ行こう！」っていう大きな声を出している姿も見ました。本来であれば、こういう戦う姿をみんなが見せていかなアカンと思うんですが…沈んだ淡々とした雰囲気を感じたのが残念でしたね。
また、さちやを先発させておけば…ってのもよく見ましたが、これは結果論かなぁと思います。
もちろん、結果を出してくれたことはとてもよかったです。試合を今日途中まで「見てられる」範囲に持ってきたのはさちやだと思いますしね。ただ、コークはきちんと結果を出していたわけですから（OP戦、規定投球回に乗ってて防御率1点未満ですからね。まして助っ人として獲ってるわけですからとりあえず使うでしょう）。ただ、次回の投球も今日のような内容であれば、ローテは剥奪かもしれませんね。今年は候補たくさんいますからね。
■コークは計算外。ヘルメンは「想定内」。
ぶっちゃけ、コークに関して言えば「計算外」。ですが、ヘルメンに関しては「想定内」。
これはもう、首脳陣も全く言い訳できないと思いますよ。打たれ方ずーっと一緒。あんなもん配球しようがないし、そもそもボール自体も「よくある」クオリティ。最近の野球ならアレで制球面がそこそこいけてて初めて評価されるレベルのボールでは？他の投手が調整遅れていて仕方がない、という側面もあるようですが、OP戦終盤の結果そのままの投球を見せられた日には…ね。
あと、コンディショニングの面だと思いますが、赤間が「ベンチ外」になっていたのが最後の最後で思いっきり響きましたね…。
最後に澤田がやられてしまいましたが、実は登板予定がなく、サトタツで最後までいくつもりだったけれども、そう算段が行かずに炎上してしまって、結局出さざるを得なくなった、というのが真相みたいです（福良氏談）。
澤田、間を作ろう作ろうとし過ぎて変なフォームになって良さが消えていたように思いました。内野陣もしっかりフォローに行ってはいたんですが…それでも厳しいですよね。なんとかこの経験で潰れたりせずに、笑って話せるぐらいになってほしいと思います。
■ロメロに関しては一安心。
さて、野手は…ロメロがタイムリーを含む2安打でひと安心させてくれたかな。ってのは思いました。
あとは、おっきいのが見たいですね。ステップアップしてくれるといいなと思います。
で、おっきいのが見たい…って言ったのはロメロに限った話やなくてね。
今日の10安打（そんなに打ったっけ？苦笑）のうち、長打が伊藤の9回に放ったツーベースのみ。中軸の機動力に乏しい今のオーダーではとてもじゃないけど今のままじゃ点が入らないですよね。ぶっちゃけ、吉田正尚が帰ってきても課題は一緒、ってことになると思うんです。
あと、繋ごうとする意識が悪い方向に出ているのか、スイングが弱くなる傾向を感じてます。
要は当たってもヒット止まりで、機動力に乏しく進塁が効率的に出来ないっていう形ですよね。正直、ヒットでは点を取れない状況であれば思いっきり振るってことをもっとした方がエエんやないかと思います。1イニングに3本のヒットが出る確率ってものすごーく低いんでね。なんとか1、2本のヒットで点を取れる形を作ってほしいと思います。
■2回裏の攻撃が痛かった。
打線の試合全体の流れで言うと、やっぱり2回がいただけなかったですね。
せっかくのランナー2、3塁で、ワイルドピッチでもらった1点だけではね…。これもコークの心理面に影響したかなぁと思います。もっと状況に応じたバッティングを選手自身で考えていかないといけないかなと思います。
あと、TLで指摘があったんですが…なんか、細かい野球をしようとし過ぎなんちゃうか、とね。
とにかくサインを確認するので間が空くケースが攻守ともに目立ってるというか。グラウンドの中で頭を使ってしまって、身体が固まっているというかね。そういうのはグラウンド外で身体が勝手に反応するぐらいにしておかないと、試合の中でイチイチ考えていたら、そりゃー「受け」の気持ちになるのは避けられないと思うんですよね。
ほんで、個人的に残念だったのが、西野スタメン落ちのチャンスを活かせなかった鈴木（3-0）。そして9回の押せ押せの流れをゲッツーで寸断した西野本人。結局のところ、キャンプ、オープン戦で「やっていなかったこと」が足を引っ張るような展開になっているなと思います。
■明日勝てば、まだ借金1ということを忘れないでほしい。
で、明日は西ですね。先ほどの話と繋がりますが西と伊藤のコンビを確認していれば、明日一度若月を休ませる選択肢も取れるんですが…まぁ、ないですかね…。なんせ乗り越えてもらうしかないですね。言うても明日勝てば、まだ借金1ですから。
私自身も、気長に見守っていこうと思います。
次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに！
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