こんにちは。オリックスバファローズ最新ニュース管理人のHALです。
今日は試合の中日なんで、コラムを書きたいと思います。
今回は、最近のバファローズについて、思うことを記事にしてみました。
■ていうか、まだ借金1なんですけど。
さて、前回コラムを書いたのが約1か月前。
そのときはいけてるで！今年のバファローズはちゃうで！っていうテンションで書いてました。ところが…5月に入ってチームが暗転。なんと2勝10敗。さすがに、ちょっとしんどいですよね。日に日に、荒んだ空気が強くなっていくのを感じます。
ただね、私は荒んだ空気の矛先がこの3連戦の結果を受けて「即物的」に首脳陣含めバッテリーに向いているのが悲しいなぁ…と思うんですよね。なんというか、もう忘れたんかいな4月の快進撃を、とね。その快進撃はバッテリーのおかげだったのは間違いないわけで。今シーズンの勝利がほとんど先発についているというのが、何よりの証左。
それなのに、やれ福良辞めろ、鈴木辞めろ、解任だなんだ、と騒ぎ立てるのはおかしいと思うんですよ。ていうか、まだ借金1なんですけど。（もっと言えば、この3連戦だって、西が試合を作れなかったこと以外は、ハプニングやらも噛んでるし、しょうがない部分も大きいと思っています）
■昨年を思えば、現在の成績は長足の進歩。
もちろん、首脳陣のやっていることに思うところはありますよ。伊藤のサード（おそらくは、これが最大のネック。現状は若月が休めなくなってるだけ。伊藤の守備が上手すぎるのが、逆に悲しい…）は即刻止めさせてほしいと思っていますし、使いたい選手ありきでデータを使ってるのかな？と疑わしき起用、数字の上がっている若手を同時に使わず、なぜか併用しちゃうところとか、そりゃ上げればいろいろあります。
だけど、それでも去年最下位グランドスラムだったことを考えれば、現在の成績が長足の進歩であることには間違いないんですよ。福良氏には常に厳しい視線を向けていた私でも、４月の成績の時点で去年とは違うし、あったかく見ていこうって思ったんですよ。去年みたいにダントツ最下位を走っているならともかく、まだ借金1の4位。この事実は見誤っちゃいけないと思います。
■もっとも「野手全般」に関しては、即・改善が必要。
ただ、即・改善が必要なファクターも当然、あります。
それこそが、野手全般。全般と敢えて言ったのは走攻守、全部でバッテリーの足を引っ張ってしまっているから。
まずは「攻」。これは言うに及ばず、ですよね。5月に入ってから4点以上の試合がたった2試合、これでは厳しすぎます。
で、この「攻」に絡む「走」もね…。長打力不足を嘆いている割には少ない（13個、リーグ4位）ですし、何よりランナー1塁からの長打で3塁ストップ、単打で2塁ストップになってしまう走塁が非常に目立ってると私は感じるんですよね。今はコリジョンがあるんですから、もっと積極的に回していかないといかんでしょうしね。
ほんで、守備もね…。勝敗にダイレクトに直結するミスが出てますし、何より中島宏之に「一切、守れない」状態を許しているせいで小谷野が休めずに疲労を蓄積させているし、もっというと伊藤のサード案なんて、中島へ守りへの意識を高めさせていれば絶対になかったことでしょう？しかも、安達のバックアッパー居ない問題、西野の守備力がルーキーのときより落ちてる問題（15年は出場試合が46試合とはいえ、エラーはたった1つ。16年は144試合で17個。さすがに17倍にはならんやろ…）、一塁、三塁ライン締め忘れ問題…
これら去年もあった問題に関しては、まったくのそのままに近い形。正直、風岡氏こそ、もっと仕事してもらわなアカンのちゃうか、と思います。真喜志氏をすっぱ抜かれたのがホント痛いと今になって思います。
■点取って、守備をしっかりという基本。
で、私が今後、バファローズが調子を取り戻していくために必要だと思うこと、っていうのは…
点を取って、守備をしっかり。これに尽きると思います。これだけで投手陣の負担が段違いに減ると思いますしね。それを踏まえて、具体的なオーダー案を挙げると…
1武田（右）
2西野 or 大城（二）
3駿太（中）
4小谷野（三）
5T-岡田（一）
6中島（DH。ホンマはアカンけど。）
7（打力重視のレフト。杉本、宮崎、川端あたり？）
8伊藤（捕）（若月よりも、現状調子いいですしね。どっちにせよ、完全固定はNG）
9鈴木（遊）（安達が復帰すれば安達）
とりあえず、武田と駿太は同時に出すこと、ですよね。これが最もすぐに出来る案だと思います。あと、吉田正尚は敢えて外しています。復帰いつになるか分かりませんしね。
あと、岡田のレフトと伊藤のサードを止めてほしいってことです。岡田は一塁に比べるとレフトの守備力が劣る（肩が弱い。ランナー2塁からレフト前で回されすぎ…）伊藤は今更言うに及ばず。サードが上手とかそういう問題ちゃうっちゅうねんホンマに…。
■まだまだ巻き返せるんやで、ってことを胸に刻んで。
最後に改めて言いたいのは、まだ首脳陣や選手を必要以上に叩く時期でもなんでもないってこと（風岡氏に関しては、一年以上大きな課題を放置しているから言及しましたが）。特に、ここ数試合のことだけで辞めろだなんだ、なんて、あまりにもこらえ性がなさすぎると思いますしね。
言うても、まだ借金1の4位。まだまだ巻き返せるんやで。このことを胸に刻んで、締めとしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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