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京セラドーム大阪・紅白戦
（2020/5/26 京セラドーム大阪）

＜バッテリー＞
（紅組）山本、アルバース、比嘉、増井、山田 – 若月、山崎勝
（白組）山岡、ディクソン、海田、吉田一、ヒギンス、澤田 – 松井雅、飯田

■明暗が分かれる結果に…。

今日も試合、観ることができました…。

今日は結構、スコアとは裏腹に、明暗が分かれるような内容になりましたね…。

まずはエースの投げ合いに関して…。ハッキリと、山本の方が現状の状態は良かったように見えました。山岡は結構ボールが中に集まっていて、思い通りとは違う感じかも…？と。

もっとも、それでも山岡は「試していい」立場だと思いますし、この次に納得の内容がくればそれでOKかなとも。その一方で、山本はやっぱりすげえと思いましたね…。球が強い…。

※一方、ローテと同時に外国人枠も争っているアルバースにも注目でしたが…。1イニング目の失点の内容がもったいなかった…。2アウトからの四球はまったく思った通りのコントロールでなかったところで、そのまま崩れた形でしたからね…。

■中継ぎ陣にも明暗…。

そして、明暗は中継ぎ陣も分かれましたね…。

特に「明」だったのは、比嘉・山田（海田・ディクソン・ヒギンスは想定通り、という内容でした）。

もうね、観た方は分かるかと思いますがめちゃくちゃ良かったです。山崎とのコンビネーションで自在に出し入れして、やりたい放題に近い内容…。特に比嘉の佐野から取った三振と、山田の飯田から取った三振は抜群の内容でした。

一方で、「暗」気味になったのが増井と澤田。両者の投球に関しては捕手の山崎・飯田にも注文が付く内容に。

増井は…ちょっと球威が足りていないような…。目慣れがもう一歩のはずの野手に結構しっかりとスイングされていたのが気がかり。そんな中でフォークを山崎が2つ弾いて計3進されての失点…。それはさすがに、バランス崩すわね…と…。

そして澤田は…これは飯田の捕球が…とも思うんですが、球が高かったですよね。特に変化球。飯田もボールにしちゃいけない球をボールにするような「バッタ捕り」が相変わらずで…。

■西村が猛打賞でアピール！

一方で、野手では…連日目立っている勝俣（先制タイムリー）もそうですが、やはり今日は西村やないですかね？猛打賞、お見事でした！

正直、一本目の三塁打に関しては「杉本…」とも思いましたが、その結果を足掛かりにして3本出したのは間違いなく「持っている」と思います。守備でも中継プレーでアピールできましたしね。

あとは…ジョーンズの2塁打はやっぱインパクトありましたね。山本の少しだけ高く抜けたストレートをいとも容易くセンターオーバー…。やっぱり、あれはすごいです…。

その他では福田・中川がマルチ、正尚が技ありタイムリー、太田にもレフト越えの当たりが出て…駿太・小島もしっかり引っぱたいて内容のいい安打を放ってくれたと思います。山崎の右打ちもお見事でした。

※走塁に関しては、練習試合なのでアグレッシブ寄りで問題なしだと思います。

■先頭を出したあとの「繋ぎ」が気になった。

ただ、小田に関してはちょっと心配。らしくない「バントふたつ見逃し失敗⇒三振」は…うーーーん…。タイミングあんまり取れてないんかなーと。

この件とも繋がりますが、先頭出してるけれどそのあとの繋ぎがうまく行かずに点が入らなかったケースは多かったと思うので、そこが次、良くなっていけば…と思います。

■明日は狙い通りの得点も見たい。

しかし、こうやって野球を観ながらあーでもない、こうでもないと、考えていけるのはやはり幸せなことですね。

紅白戦なので複雑ではありますが、明日は狙い通りにしっかり点が入る展開も見たいところ。

次回のオリックスバファローズ最新ニュースもお楽しみに！

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